虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

有名人(?!)は、つらいよ

2011-09-29 21:50:55 | ひとりごと

初めに書いておきますが、
今日は、完全にひとりごとです。

南アに来てから2年弱にもなってくると、
街を歩いていて、いろんな人に声をかけられます。

学校の生徒が圧倒的に多いのですが、
それ以外には、
学校の教師、生徒の家族・親戚、警察、郵便局の人、病院の医者、看護婦。
学童保育の方や、その保育施設に関わる人の知り合い。
また、パキスタン人、インド人などの外国人。
他にも、当然地域住民の方もいます。

Kamhlushwaには日本人が5名ほどいますが、
私以外の隊員が、FETという職業訓練校のなかで勤務、生活していることもあり、
外界とあまり関わりがないのとは違い、
私は、学校を巡回しているので、
関わっている子どもや大人の人数は、桁はずれに多く、
かなりの数の人が私のことを知っています。

私の関わる学校は、25校あり、
それらの学校の教師は、数百人いて、
もちろん子どもの数は、二万人を越え、
そして、それらの家族を入れると数万人が私を知っていることになります。
(ちょっと言い過ぎかな?)

まるで有名人にでもなったかのようです。

先月、後輩隊員が私の任地に来た際に、
「まるでハリウッドスターになったかのように、子どもたちに握手を迫られた」
と興奮気味に語っていましたが、

私は、学校、そして放課後の帰り道を合わせると
毎日、最低でも100回以上は、握手しているので、
「まるでスターになったかのような」うれしいという感覚は麻痺してしまっています。
(何事にも限度があるようです。)

私にとって毎日100回以上の握手も、
彼ら一人一人にとっては、人生唯一の日本人との握手になるかもしれないから、
丁寧に握手せねばと言い聞かせるようにしています。

かつて、同期隊員の方から、
「私の握手は、選挙活動のようだ」と言われましたが、
握手が言葉を越えるコミュニケーションツールとして役立っているのは間違いないので、
今日も握手をするために、右に左に奔走しそうです。


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