虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

通知書

2010-03-26 02:21:47 | 南ア-情報-
南アで迎える初めての学期末。
今日は最初にKamhlushwa内の小学校に行ったんですが、
最終日でありながら授業をすることになり、
急遽Grade6に行き、Angle(角度)の授業。
前回行った際に割と好評だったらしく、リクエストに応えて。

その後、この学校を出て、Circuit Officeにより、レポートを提出。
そして、結局Kamhlushwa内の4つすべての小学校にあいさつに行く羽目に。
かなり疲れた。歩いた時間は、2時間を超えましたね。

話を本題に戻します。

最終日はReportという名の通知書わたし。
個人情報保護の観点から
残念ながら写真を載せられませんが、日本の中学校のに少し似ていて、
4段階評価(Grade7のみ7段階)。

ただ大きく違うのは、最終評価という項目があり、
今学期、合格か不合格かを判定するそうです。詳しくは不明。

ただ、採点方法が、おもしろい。
例えば、Grade7は全10教科あるのですが、
最終合否の判定は、SiSwatiとMathのみ。
たとえ残りの教科のテストが全て満点でも、
このSiSwati(母国語)と数学ができないと、ダメなんです。
それほど基礎学力を重視しているということ。
日本じゃありえない採点方法ですね。

つまり私にかかる期待も大きい(?)。
数学を指導する私の責任の重さを痛感した一日でもありました。

今日で1stタームも終了。
明日から約2週間の秋(?)休みに入ります。
日本の小学校の先生たちは学期休みの研修とか何やらで勤務していますが、
管理職と事務員を除く
この国の先生たちは、2週間丸々お休みだそうです。
日本の先生たちが聞くと、羨ましがるだろうな気がしますね。