勤め先の事務局が閉鎖されて、もう副局長のSYさん以外会えなくなってしまうという2月末に、今までお世話になっていたのにこれっきりでは寂しいと感じて、SYさんはじめ、4名の事務局員さんたちに、今までのお礼と言って、お茶屋の品を自分で買って贈りました。
餞別と言ってしまったら、お返しの気遣いをさせてしまうと思ったし、全員辞めてしまうわけではないので。
何より、私のほうでは事務局の皆さんを頼りにして慕っていましたし、とても仕事熱心なだけではなく、相談にも耳を傾けてくれるかたたちでしたので、いなくなってしまうのがすごく悲しかったのです。
ほんの気持ちでしたが、数日して、事務局員のFさんからお返しをいただいてしまいました。
魚屋さんのレジにもたくさん入ってもらったし、とてもお世話になったのでって言われましたが、そこはお給料出てましたので、お礼をされるようなことでもなかったのですが(笑)
なんか、気遣いをさせてしまって、申し訳なかったです。
同じ日に、お茶屋のスタッフOさんからも、クッキーをもらってしまいました。
数日前に、レジの金額が合わなくなった夜、私が駆けつけて合わせられたので、お礼を何かしないと気が済まないからって(笑)
それが仕事なんだからいいんだよおって言ったんですけどね、気持ちだからって。
ちょっと遡ること2月のバレンタインデーですが、休んでいる次女に、お友達のSちゃんとYちゃんがクッキーを焼いて家まで持ってきてくれました。
次女はすごく喜んで、とても美味しかったと言っています。
それで、ホワイトデーに何かお返しをしようと。
二人とも、次女と同じに絵が好きなので、クロッキー帳の小さめのと、新色のカラーペンのセットを買って、郵送することにしました。
次女も二人とお揃いに買いました。
今のところ、お手紙を書かせています。
そんなこんなで、ここしばらくあげたりもらったりが続いていますが、お茶屋のスタッフMMさんが面白いことを言ってきました。
3日ほど前に、フィリピン人だという女性の接客をしたそうなのですが、お祝いのお礼の品を買いに来たのだそうです。
そして、その女性は、日本人はなぜ贈り物をされると半返しをするのか自分には理解できないってぼやいていたそうです(笑)
海外では、もらったら貰いっぱなしでいいそうで、お返しはしないそうです。
「どうしてなの?」
って訊かれて、MMさんも、どうしてなんでしょうねえ、わかんないですよねえ(笑)って話を合わせて、苦笑いだったそうですが。
そういえば、昔から自然とそうしているので、理由は判らないです。
日本人独特の習慣なんですね。
でも、贈りたいから贈る、それでいいような気がします。
もちろん頂く理由によってきちんとお返しが必要な時は、ちゃんとしてますよ(笑)
でも基本的には「贈りたいから贈る」です。
私の住んでいる地域では、煩わしいやり取りは暗黙の内に止めようという感じ
でも決して疎遠ではなく、何かあるとお互いに頼り合う。
そうしてお礼の気持ちをモノに託して伝えれば
「有難う」と普通に受け取ってくれる。
こういうのって人間性は無論なのかもしれませんが
地域性も大きく関係するのかもしれないですね。
昔からの町ではなく、昭和の50年代に開発された地域と言う事で、町内会自体が、しがらみとか風習とか因習も無い。
極端な話、近所で何方が亡くなったとしても、よほど親しい間柄であれば別ですが、隣同士でもお葬式に参列する事も無いです。
では全く疎遠で、仲が悪いのか? 否!
顔を合わせれば無駄なおしゃべりをする事もあるし
何か困っていて、それが自分に出来る事であれば、普通に手助けします。
楽と言えばこの上なく楽で、ここに来て今年で25年目ですが、良い所に引っ越してきたなって思ってます。
事務局が閉鎖!
昨今の人員削減とかそういうことでしょうか・・。
日本の株価は高値更新とか騒いでいますが、
新聞やニュースを開けば値上げの話ばかり・・。
業績が上がったという話は・・。
あ、いえいえ、景気の悪い話をすみません。
日本の心遣いは健在ですね😊
そうですね、お返しとかが時に面倒になる
場面もあるかとは思いますが、やっぱり、
レジに入ってくれたからと心遣いをくれる、
そういう日本が好きだと思いました🌸
よそはよそ、ウチはウチ。
サンキューだけで済む社会は
それは長所ですけど、それが割り切りすぎに
なることもあるでしょう。
日本の心が続くことを願います。
いいねを有難うございました。
キミーさんが元気に活躍されることを願っています。
何より、tibinekoさんのお人柄が良いからだと感じます。
我が家のほうは、古くからの習わしもありますが、どんどん新しくして行こうという過渡期でもあります。
でも、例えば、草刈りをしてもらったからといってちょっとした品物をくれたり、いつも貰ってばかりだから遠出のついでにお土産を買ってきてあげたり、農産物がたくさん採れたからおすそ分けとか、ちょこちょこそういうのがよくあります。
コミュニケーションの一つになっているんですね。
慣れてるので、苦ではありません。
まあ、田舎なんですよ。
助け合ってやっています。
普通の田舎の習慣だと思っていますよ。
まかろんさんの、軽やかでうきうきするような閏年の詩を読ませていただき、なんだか楽しい気分になりましたよ。
日本の心・・・そうですね、贈り物に込めた日本の心は無くならないでもらいたいですね。
煩わしくない程度に、感謝を込めて。
また次のまかろんさんの詩も、楽しみにしています。
お身体大切にお過ごしくださいね。