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blue sky diary

勤め先が閉店し、自由な時間を満喫している主婦の、自由な日記です。時々、保守的なことを呟きます。

農繁期の始まりは手探りで

2024-04-09 01:58:10 | 日記

さて、父親がいなくなってから初めての、自分たちだけでやる農作業が始まりました。

去年の秋も、途中から自分たちだけで稲刈りをしましたが、最初からイネづくりを自分たちだけでやるのは初めてのことです。

種もみを水につけて芽を出すのを待つのも、父親が調整していたので、夫は、確かこんな風にしていたとか、ネットで調べたり、お隣の旦那さんに訊いてみたりして、準備してきました。

そしていよいよ種蒔きの日にちは決めたのですが、夫と私だけでは手が足りないんですね。

それで、前日になって、夫は「兄貴を呼ぶ」と言って、実家に電話したのですが、生憎、義兄も日曜日に知り合いの分の種蒔きだったんです。

それならばと、どうせうちのコメを食べてるんだから、と、今度は弟に手伝いをオファーしてみました。

夫は三兄弟の真ん中なのです。

義弟は、日曜日は暇だからいいよーと、軽ーくOKしてくれました。

しかし、実際の作業では地獄を見たんですね(笑)

日曜日は長女も手伝わせての作業。

コンパクトなベルトコンベアーを想像してもらえば分かると思うのですが、まず、苗箱を流して、下に敷く土を流し入れ、水のシャワーをくぐって下土が濡れたところに、種もみが落とされて、最後に土が被せられて出てきます。

それを軽トラの荷台に25箱ずつ積み上げていきます。

苗箱をセットするのが私。

一番楽なのですが、箱と箱の間に隙間が出来ないようにずっと抑えて押し込まないとならないのが気を使います。

一袋24キロの培養土を入れてセットし続けるのは、夫と義弟。

出てきた種を蒔かれた重い箱を、軽トラに積み込むのが長女で、一番大変でした。

まずはもち米から。

一箱に蒔く分量は決まっていますので、排出口を絞ったり開いたりしながら微調整しなければならないので、確か、去年はこんな風にやっていたと、夫が思い出しながら何回も箱をくぐらせて、絞りを合わせるのに30分くらいかかりました。

それからは順調に水も注がれて、私は左に積まれた箱を右のベルトコンベアーに流すだけなので、椅子に腰かけてゆるーく作業。

箱が無くなってくると、義弟か夫が気を利かせて壁際に積まれた箱を運んできて、腰の高さくらいに積んで置いてくれます。

夫は、機械の調子や種もみがちゃんと出ているか監視しながら土入れ。

下土はすぐに減っていくので、義弟は目まぐるしく培養土の袋を開けては挿入口に入れていきます。

もち米が終わると、ちょっと一休みしてお茶の時間。

お茶はペットボトルで失礼して、お茶菓子はお煎餅やチョコレート菓子を持ってきました。

休憩後は、うるち米の種蒔き。

ここで事件が起きるんですね。

うるち米の種もみが、落ちてこないんです。

せっかく調整したのにどういうことだ、とよく見たら、うるち米の種もみが、もち米のよりも粒が大きいんですね。

これじゃ出ないわ、と気付いて、排出口を開きながら合わせてみると、やっとちょうどいい密度に。

これは、種類ごとに調整しなければならなかったんだって、気付きまして。

それからは時間が無駄にならないように、順調に箱を流しました。

11時になったので、私はお昼ご飯を買いに、作業を離れて車でショッピングセンターまで往復してきたのですが、みんなはその間、苗箱をビニールハウスに運び入れて、並べていたので、ぐったりしていました。

私は、12時ぴったりに、玄関に置いたテーブルに、夫と義弟、そして長女の分のごはんを並べてお昼ご飯にしました。

本当はほっともっとのお弁当にしたかったのですが、1時間かかるって言われたので、ショッピングセンターでパックのお寿司やらトリの唐揚げやらお惣菜のナムルなど手当たり次第に買ってきて、あとはお味噌汁と冷たいお水を用意。

作っている時間が無かったので、仕方ありません。

次女は手伝うのが嫌だったので、出てきませんが、母親の分もそうですが、次女の分も用意して、私も急いで食べて後片付けもしなければなりませんから、食べている時間は15分ほどで急いで食べて、休んでいる時間はありません。

午後は、飼料米も含めて250箱くらい作り、ビニールハウスの中に並べました。

これが重い(笑)

軽トラから台車に降ろす作業は義弟と夫がやってくれたのですが、義弟は指先がしびれておかしくなったって言ってます。

私は、1箱ずつしか降ろして並べられませんが、長女は3箱くらいずつ降ろしていたのでびっくりしました。

夫は4~5箱は持っていました。

義弟もそのくらい頑張っていました。

そして、種蒔きがこんなに大変だって知らなかったってぼやいていました(笑)

結局、午後のお茶の時間を挟んで後片付けを終わらせるまで、夕方の5時までかかってしまいました。

義弟は大変な作業をよくやってくれました。

ですから、手間賃を「いらないよ」って言われたのですが、無理に持って行ってもらいました。

月曜日も5時起きで仕事だっていうし、貴重な休みの日を仕事に来てもらってしまったので。

私は作業自体は楽な部分を割り当ててもらったのですが、洗濯物を取り込んで畳んで、休まずに晩ご飯の準備があり、後片付けも含めるとずっと動き通しで、夜は眠くて腰掛けると意識が飛びそうになりました(笑)

次女はお風呂掃除だけしてくれたのですが、長女のほうは何百という苗箱を軽トラに一人で積んで、また、運んで並べるのも手伝い、へろへろになっていました。

それで次の日、全身筋肉痛になったのですが、運動不足が解消されて良かったかもしれません(笑)

私は今日は、仕事が遅番だったので、午前中ほぼ死んでいた身としては助かりました。

月曜日、遅番で良かった(笑)

義弟は、午前中で仕事が終わる予定だって言っていましたが、大丈夫だったでしょうかね。

もう手伝いはこりごりって言われちゃうかなあ(笑)

長女は全然めげてないのが良かったです。

しばらく水やりの作業があり、ゴールデンウィークから田植えになる予定。

さて、去年までのように美味しいお米になるでしょうかねえ。

私も夫も、勤めに出ながらなので、時間のやりくりも大変なんですよねえ。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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