懈怠石

結晶系、屈折率:100、主要産地:東京近郊、つまりそういう日記

プロスペローの本

2004-07-10 09:52:02 | Weblog
うちの近所のビデオ屋さんには、名作コーナーというとても便利な一角があります。
ハリウッドってそそられないんだよねーと言いつつ、映画に全く疎い自分のような人間には、とっても便利。

で、自分の中で勝手に「モザイク大王」の称号を与えられているグリーナウェイ先生の「プロスペローの本」を借りました。
グリーナウェイは色のどぎつさと、ナイマンの荘厳な音楽がとても好きです。そしてゴチックというより変態なとこも。

新宿TSUTAYAでいつもレンタル中ど畜生と思っていた作品なので、灯台もと暗しでありました。
ちょっと嬉しい。
いい歳した乙女がグリーナウェイラヴーとか言ってんのもあれなんで、できるだけ興味なさそうにカウンターに出しましたけど。

相変わらず、横に長くて、かわいい男の子が歌ってて、凄く良い。
人体の美しさにも目を瞠るものがあります。
ヌードクロッキーしたくなる、という表現は褒め言葉なのかしらんが。
そうすると、やっぱりモザイクが邪魔なんですよね。
モザイクの裏を見たいと言うより、モザイクによって損なわれる部分が多すぎるんですよ。

これって無修正ものがあるんですかね。
日本に持ち込んだら空港でつかまっちゃうのかなあ。
親が泣くかしら。

振り返れば山田。

2004-07-10 09:39:34 | Weblog
先日友人と「女二人湯煙箱根ツアー」に、まさにぶらりと行ってきました。
朝からバイトでせっせと働いてたら、おもむろにメールで
「3時半のロマンスカー予約したから」

ぶらりっていうか、ふらりと。
魔が差した、という感じです。

まあ行ってみると、当然大自然ですし、温泉ですし、癒されました。
ビルだのネオンだのスモッグだのがない山の中で、絶景露天風呂。
最高。

おもわず叫ぶ。
「山だー!」
見たまんま、ひねり、まるで無し。
小学生以下の感想ですね。

二人して山だ山だーと叫んでいるうちに、話題は身の回りの山田の話に。
結構いるもんだね。
私の携帯には5山田、友人の携帯には4山田。
最近面白いと思うマンガは吉田戦車の山田シリーズ。

まあ、生産性ゼロの話題ではしゃいで、ちょっと元気になって帰ってきたという話し。