懈怠石

結晶系、屈折率:100、主要産地:東京近郊、つまりそういう日記

助六寿司の語源

2004-07-10 10:05:23 | Weblog
うちの研究室の教授は助六寿司が大好きで、しょっちゅうコンビニで買ってきては昼食に食べているんですが。

ふと、教授の食事風景を眺めていて。
「助六寿司はなぜ助六寿司なのか。」
というどうでもいい疑問。
そして調べてしまう、暇な学生家業。

これは歌舞伎や浄瑠璃の題材で扱われることの多い助六と揚巻という花魁の恋話からきてるらしいんですね。
二人の恋話の筋は様々なんですが、とにかく揚巻の「揚」からおいなりさん、「巻」からカッパ巻をセットにした寿司詰に、「助六」と名づけるこの小憎らしさ。

わーい、日本人、素敵ー。
幕の内弁当よりは情緒も趣もある名前じゃないですか。
安いですけどね。

プロスペローの本

2004-07-10 09:52:02 | Weblog
うちの近所のビデオ屋さんには、名作コーナーというとても便利な一角があります。
ハリウッドってそそられないんだよねーと言いつつ、映画に全く疎い自分のような人間には、とっても便利。

で、自分の中で勝手に「モザイク大王」の称号を与えられているグリーナウェイ先生の「プロスペローの本」を借りました。
グリーナウェイは色のどぎつさと、ナイマンの荘厳な音楽がとても好きです。そしてゴチックというより変態なとこも。

新宿TSUTAYAでいつもレンタル中ど畜生と思っていた作品なので、灯台もと暗しでありました。
ちょっと嬉しい。
いい歳した乙女がグリーナウェイラヴーとか言ってんのもあれなんで、できるだけ興味なさそうにカウンターに出しましたけど。

相変わらず、横に長くて、かわいい男の子が歌ってて、凄く良い。
人体の美しさにも目を瞠るものがあります。
ヌードクロッキーしたくなる、という表現は褒め言葉なのかしらんが。
そうすると、やっぱりモザイクが邪魔なんですよね。
モザイクの裏を見たいと言うより、モザイクによって損なわれる部分が多すぎるんですよ。

これって無修正ものがあるんですかね。
日本に持ち込んだら空港でつかまっちゃうのかなあ。
親が泣くかしら。

振り返れば山田。

2004-07-10 09:39:34 | Weblog
先日友人と「女二人湯煙箱根ツアー」に、まさにぶらりと行ってきました。
朝からバイトでせっせと働いてたら、おもむろにメールで
「3時半のロマンスカー予約したから」

ぶらりっていうか、ふらりと。
魔が差した、という感じです。

まあ行ってみると、当然大自然ですし、温泉ですし、癒されました。
ビルだのネオンだのスモッグだのがない山の中で、絶景露天風呂。
最高。

おもわず叫ぶ。
「山だー!」
見たまんま、ひねり、まるで無し。
小学生以下の感想ですね。

二人して山だ山だーと叫んでいるうちに、話題は身の回りの山田の話に。
結構いるもんだね。
私の携帯には5山田、友人の携帯には4山田。
最近面白いと思うマンガは吉田戦車の山田シリーズ。

まあ、生産性ゼロの話題ではしゃいで、ちょっと元気になって帰ってきたという話し。