懈怠石

結晶系、屈折率:100、主要産地:東京近郊、つまりそういう日記

東下り

2012-08-23 11:45:37 | Weblog
京都の人は今もなお東京に行くことを
「東に下る」と言うらしい。

日本の都は今も京都ってことなんですね。

北関東のド田舎で
「なにがなんでも上京!オラ上京するだよ!!」
と夢を抱いていたというか執念を燃やしていた私にとっては
あれ?ここ、下ってくるとこなの?
となんだか拍子抜けした感じでした。

そういう話しを京都出身の先輩にしたら、
いまだに天皇の本宅は京都御所だからね、と
さらっと言われました。
え?そうなの?

先輩曰く、明治維新の際の東京行幸は
「ちょっくら出張に行ってくらあ」
という感じだったのだとのことです。
すぐにお帰りになるとみんな思っていたから、
皇后様もしばらくは留守番なさっていたし。
今も本宅は京都ってことになってるんだよ。

と、見てきたように語る先輩は
いったい何歳なのだろうか。
どうでもいいことを考えました。

金田一ブーム

2012-08-22 15:29:20 | Weblog
今ごろ横溝正史の金田一シリーズを読んでます。
おもしろいなあ。
何かと言うと年老いた有力者と若く美しい妻が出てきますね。
年の差婚が好きだったのかな。

『犬神家の一族』は稲垣吾郎主演のものと
2006年の市川崑監督のリメイク版を観ていましたが、
とにかく「スケキヨの足」のイメージが大きくて
(映画以外でも見る機会多いですよね。
 DPZのスケキヨの足氷は是非欲しい)
読んでいる間ずっと
「スケキヨなかなか殺されないなあ」
なんて思ってしまいました。

「スケキヨの足」待ち。
正しい読書ではないな。

そういえば『真珠夫人』も今さら読みましたが、
昼ドラでやっていたころ友人がハマっていて、
「すっごく面白いの!タワシコロッケとか!!」
と熱く語っていたのが印象的で、
一冊読む間ずーっと
「タワシコロッケまだかなあ」
とワクワクしていました。

・・・原作にタワシコロッケは出ませんでした。
残念。

というか、未だにタワシコロッケが何なのか
いまいちわかりません。
食べるの?
食べれるの?

ビーフイーター

2012-08-20 12:55:46 | Weblog
イギリスの観光名所と言えば
バッキンガム宮殿の衛兵交代が有名ですが、
負けず劣らず観光名所のロンドン塔の衛兵を
「ビーフイーター(牛食い)」と呼ぶらしいです。
知らなかったなあ。

もともとは蔑称だったらしく、
比較的低い身分だった彼らの給料の一部が
牛肉現物払いだったからという説などがありますが
今は普通の通称のようです。
(正式名称はヨーマン・ウォーダーズ)

牛食いが蔑称になるなんて、
当時のイギリスでは牛肉が安かったのでしょうか。
江戸時代の日本なら、
トロなんて捨てるとこだろ!
トロ食ってんじゃねえよ!みたいな。
いいなあ、トロ食い。牛食いもいいけど。

もしくは宗教的に牛肉を食べたら穢れるみたいのが
あったのでしょうかね。
牛を食べないのはヒンドゥー教だったと思いますが。
そういや日本も文明開化までは肉食べてなかったですね。

あれ?
トロも肉も食べてなかったって、
江戸時代のごちそうって何だったんでしょう?

・・・初物?

子役、というか、その周囲の大人の悲哀。

2012-07-30 12:18:48 | Weblog
映像制作会社勤務の知り合いの話しなんですが。

家族の団欒の風景を撮影したときのこと。
本番の前に、ライトの加減やカメラのアングル調整で
結構な時間がかかるんですって。
タレントさんに長時間スタンバイさせるのは難しいけど
人間がいないと影の具合やアングルがわからない。
というわけで、そういう場合はスタンドインと呼ばれる
体格がよく似たモデルさんを置くんだそうです。

で、家族の団欒なので、もちろんこどもがいます。
こどものスタンドインは、当然こども。

長時間のカメラテストが終わり、
「本番入りまーす!」
掛け声とともに、
カメラ前からやんわりどかされちゃうわけです。

泣ける・・・。

その日は、小学校低学年の姉と弟の役だったそうですが、
弟のスタンドインちゃんがひとこと。
「ぼく、カメラにうつっちゃいけないの?」

大人たち、固まる。

そしてお姉ちゃんのひとこと。
「あたしたちは、にせものなのよ」

大人たち、固まったまま、号泣。

とはいえ、こどもだろうが大人と同様、
厳しい業界のルールにのっとってやるのがプロです。
「○○ちゃん(こどもタレント)はいりまーす!」
の掛け声とともに、
プロとして粛々と撮影を進めたとのことです。

でも泣けた。とのこと。

おう。泣け泣け。
昼間だったけどビール薦めちゃったよ。

課長代理補佐って偉いのか

2012-07-24 10:18:57 | Weblog
かれこれ8年も会社員をやっている割に、
役職というものがいまいちわかってません。
名刺をいただくと、ホントに世の中には
いろんな役職があるんだなあと思わされます。
思うだけですが。

というのも弊社ではあまり役職がつくことがなくて、
40代半ばで、なる人は管理職になる。
ならない人は、ならない。定年まで。なんにも。
というシンプルなようなそうでないようなシステムなもので。
もちろん役職付きになる方は、
部長から始まって室長だの次長だの局長だの
CEOだのCOOだのCKBだの色々付きます。
後半てきとーだが。

そんな会社に勤めているので、
義妹のだんなさん(金融系)に名刺を頂いたとき
名前の上に「主任」って書いてあって
20代でもう役職なの!?すげえ!?
とか騒いでしまったのです。
主任というのは5年くらいでつく肩書きなんですね。
義姉さんは知らなかったよ・・・。

よくよく注意してお名刺を見ていると
係長代理とか、課長補佐とか、
どっちが偉いの!?どの程度偉いの!?ねえ!!
と聞きたくなる役職があって面白いです。
ユニットリーダーとか、セクションマネージャーとか、
なぞのカタカナカタガキとかね。

情報量の多すぎる名刺って好まないんですが、
ちょっとおもしろい肩書きなら
あるといいなと思います。
私なら「部員」とか「ヒラ」だがな。

ヘルタースケルターは成功なのか。

2012-07-21 23:21:19 | Weblog
私は未見ですが、
私の周囲にめちゃくちゃ多いです。
「ヘルタースケルター観た!損した!」
と言っている人々。

みなが口を揃えて「損した!」と言ってるんですが、
それは想定の範囲内で、
むしろ驚いたのが
結構みんな金払って「観た」んだ・・・。ということ。

そーいう意味では、
興行的に成功と言っていいんですかね。

個人的にはバットマンが観たい今日この頃ですが。

坂本九のスキヤキ

2012-07-20 10:25:12 | Weblog
坂本九の「上を向いて歩こう」が
アメリカで大ヒットしたという事実よりも、
なぜかアメリカでは「スキヤキ」というタイトルで
発売されていると知ったときの方が衝撃的でした。

なんでスキヤキ?

そもそもはイギリスの楽団がこの曲を演奏しようとして、
でも長い日本語のタイトルが全然覚えられなくて、
「もういいよ、日本の曲だろ、スキヤキって呼ぼうぜ!」
と誰かが言いだして、しかも言いやすくて、
それが世界的に広まったという経緯だそうです。

なるほどねえ。

逆の立場だったら、
イギリス英語の長ったらしいタイトルを
「フィッシュアンドチップス」でいいじゃん!
としていたかもしれないし、
アメリカ英語のスラングてんこもりのタイトルを
「ハンバーガー」と呼んでいたかもしれない。

いや、それはないか。
がんばって邦題をつけるな。日本は。

ちなみに「スキヤキ」のヒットの後、
鈴木章治の「鈴懸の径」が「スシ」というタイトルで
アメリカに上陸したそうです。
こちらはあまりヒットしなかったとか、
ハワイではヒットしたとか、
「スキヤキ」の便乗だとかそうではないとか、
ちょっとよくわからない・・・

「ゲイシャ」だったらよかったのかな。

ルーシーって女の子を知ってますか。

2012-07-12 14:59:51 | Weblog
ルーシーって女の子を知ってますか。

化石で発見された300万年前の
アウストラロピテクスの女の子です。
っつうか、ほぼゴリラです。
ほぼゴリラなのですが、ルーシー。
なんだかキュートな女の子っぽくないですか。

名前ってすごいな、と。

ルーシーより古い(さらに100万年前!)化石には
アルディという名前がつけられているんですが、
こちらはそんなにイケメンぽくないですね
猿でもチンパンジーでも外車でもなんでもいい感じ、アルディ。
ルーシーの方が、カワイイ女の子ぽい響きと
実物のギャップがあって、いい。

完全に個人的なイメージで恐縮ですが。

また、人類最古のミイラである約5000年前の男性は、
氷河の中から発見されたので
アイスマンと呼ばれていたのですが、
彼も発見された地名からエッツィという名前を
付けられたそうです。
アイスマンより全然いいですよね。エッツィ。
毛皮のコートとブーツを身につけて、
矢筒を背負って、スモモの実を齧るエッツィ。
5000年前に確かに存在して、生活してたんだなあ
という気になります。

名前ってすごいな、と。

ところでルーシーの名前の由来は、
調査隊が発掘していた時に
ラジオからビートルズの
「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」が
流れていたから、ということでした。

あれ?
これ、学生の頃に読んだ「ネジ式ザゼツキー」に
あったシチュエーションだな。
てっきり小説の中の創作かと思ってました。
実話だったのか・・・と10年越しで知る。

ネクタイを欲しがる国もある。

2012-06-29 10:04:04 | Weblog
イスラム圏では服装に対する規制が厳しく
女性が体のラインを出すようなファッションだけでなく、
足首を見せることも禁じられているらしい
なんて話しは聞いたことあったのですが。

イランでは、ネクタイが西洋文化の象徴として
宗教警察に禁止されているそうです。

おお、宗教的ドレスコード。
男子にもあったのか。

しかし、禁止されると人は欲するものです。

洋品店でこっそり売られたりしているそうです。
さもありなん。

宗教って、人の心を動かすことが肝なのに、
イランの宗教警察とやらは
ちょっと人間ってものをわかってない気がしますね。

もしくはあれか。
規制の中でこそオシャレは楽しむもの!みたいなことか。

アラブの石油王の奥さまたちは、
顔まで覆うあの真っ黒な布(アバヤという)の下に
めっちゃ高価なブランド物の服を着ていたり、
アクセサリーやバッグなどは
超絶ゴージャスだったりするそうですが。
それを見習えということではなかろうか。

うむ。
そこまで考えているのならすごいぞ宗教警察。

数独って

2012-06-28 15:11:03 | Weblog
よく新聞とかに載っているパズルの「数独」って
「数字は独身に限る」の略だって知ってました?

なんだか文学の香りがするネーミングだなあ・・・。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?みたいな。