金属のシャボン玉「トロフルックス」

こちらのサイエンス・トイ、何故か売っているのは本屋さんです。
赤いチューブに金属の輪っかがガシャガシャっとついているこのおもちゃ、どうやって遊ぶのか戸惑ってしまうかもしれません。それ以前に、おもちゃに見えないかも。
ケロッタは手品の道具かと思いました・・・

この金属の輪の集合体、チューブを傾けるとクルクルクル・・・滑らかに回転しながら滑り降りてきます。
高速で回転して光を反射する様はあたかも「シャボン玉」のよう・・・ネーミングのとおりです。

赤いチューブを大きな輪のようにつないで延々と「シャボン玉」を回転させ続けることもできるし、1本のひも状にして2人で両端を持ってシーソーのように交互に傾斜を作って「シャボン玉」をやり取りすることもできます。

これだけでもけっこう楽しいのですが、ケロッタが好きなのはここから先！
金属の輪の集合部に真上から垂直に力を加えると、「ガシャッ」とつぶれて重なり合った二次元の輪になります。
ちょうどジャラジャラのブレスレットのようなので、そこに腕を通してもち手を離すと・・・シャーン！腕に「シャボン玉」がついています。う～ん、やっぱり手品の道具みたい。


腕を上げ下げすれば、「シャボン玉」はちゃんとクルクルと伝っていきます。
誰かと握手すれば、腕から腕への移動も。
金属が皮膚の上を滑っていく、冷たさやくすぐったさが面白くて、子供達は「キャアキャア」言って喜びますよ。

ケロッタはこの楽しさでも充分満足なのですが、サイエンスに強い人はこのおもちゃのテーマである「らせんの不思議」について考えてみてください。
グッド・トイ認定おもちゃ