Ｔｒｉａｍｏ（ツリアモ）

おもちゃデザイナー・相沢康夫さんの作品で、木製のモザイク遊びです。
ネフ社の「Vivo」や「Via」をデザインした相沢さんのデザインということで、子供も大人も楽しめることを期待しながら借りてきました。

色の違う2種類の木（ブナ・ブビンガ）で出来た正三角形のパーツが24個、正六角形の木枠の中に納まっています。
まずは、箱の表に描かれている模様（写真）を作ってみました。
木の質感が良く、組み木細工のようで、とってもきれい。
他にはどんな模様ができるかな？いくつかのパーツの向きを変えてみると、がらっと雰囲気が変わります。
直角三角形がくっつくと、正三角形にも長方形にもなる・・・そんな幾何学的の常識が不思議で面白く感じます。

適当に組み合わせていっても、何となく粋で洗練された模様になるのが楽しい！
「矢羽根」とか「市松」「麻の葉」といった、伝統文様を思い起こされます。

このおもちゃ、ただ置いてある時は、子供達はほとんど関心を示しませんでした。
でもケロッタが遊んでいるのを見て、息子も遊びたくなったようです。
パターン表にのっている模様を、次々に完成させて喜んでいました。
パターン表を再現するのもちょっと頭を使うので、パズルを解く感覚で楽しいみたいです。


相沢さんの作品では「好きッ！ 絵本とおもちゃの日々」　「まだ好き…」　「おもちゃの王様」という著作も、おもちゃの楽しさを教えてくれるオススメ本です。