デルタサンド

英語の商品名は「INDOOR SAND」。室内用砂遊び！？
ずっと前から気になっていたおもちゃを借りてみました。

幼稚園では大きなお砂場で存分に遊べるし、遊びやすいお砂場のある公園や児童館もあります。
別にわざわざ「おもちゃ」として用意しなくても・・・と思うかもしれませんが、この「デルタサンド」は普通の砂とは違うようです。
スウェーデンの湖の砂を植物性ワックスで特別にコーティングしたもので、水を使わなくてもあらかじめ適度にしめったような状態になっています。（ハイテク砂なのね～。）
造形しやすく、衛生的で口に入れても問題ありません。

で・・・、実際に遊んでみた感想です。
（あらかじめ、お断りしておきますが、幼稚園のデルタサンドは何年前に購入したものか不明なので、もしかしたら砂の状態が多少変質しているかもしれません。）

室内用と銘打ってあっても、用心してベランダにレジャーシートを広げた上で遊んでみました。
これは大正解。子供が遊ぶと組み立て式の付属の箱からどんどんこぼれます。
それと、ワックスの匂いでしょうか。砂から独特の匂いします。
室内で遊ぶ時は、寛容な心と念入りな後片付けのための労力を用意しておいて下さい。
砂の感触は、サラサラというよりキシキシ。
湿らせた片栗粉のような、砂と土の中間のようなまとまり方です。
早速、箱写真のようなお城作りに挑戦しましたが、思ったより造形が難しい。
まとまる一方でボロッと崩れるので、幼稚園児ではなかなか上手くいきません。
ネットの商品説明の写真では、小学校中学年くらいの子が遊んでいるので、大きな子がじっくり取り組むのに向いているのかも。
それでも、母と子で一緒に砂遊びするのはなかなか楽しく、特に娘は喜んで1時間以上砂と戯れていました。（全身砂まみれ～。体につきやすい砂です。）

ということで、ケロッタの体験からアドバイス。
砂の特性を生かして、箱写真からイメージするように室内で砂のお城を作って遊ぶのは小学生以上。
それ以下の子には、あくまで「お砂場」だということを考慮したうえで、遊び場を設定して下さい。（どうせ遊ぶなら、気兼ねなく元気に大胆に遊べるようにね♪）

注）セットには写真の約2倍量の砂が入っています。