クラッパー

ユーモラスなデザインとか大きさとか重さとか・・・一目見て「いいな～」と感じたクラッパー。
しっかり握って軽く振ってみると、カパッ！カパッ！と思いのほか大きく歯切れのよい音と心地よい重量感。
しばらく、ひとりでカパカパ楽しんでいましたが、ほかにも面白い遊び方はあるかしら？

1歳になったばかりの男の子に、クラッパーのウサギを使って挨拶してみました。
大きな口がパクパクする表情は、とっても分かりやすいみたい。きゃっ、きゃと大喜び。
小さな手に握らせてあげると、ちょっと重たいようで方向が定まらずにブンブン。
自分で振るのは、まだ早いみたい。

次は2歳の子にこんにちは♪
最初は、ちょっとビックリですが、すぐさま手を伸ばして自分でカパッ！カパッ！
上手に鳴らすことができます。
でも、デビルくんも登場させたら、こっちはコワイみたい。
ギョロッとした目に大きくて真っ赤な口、大人から見ればユーモラスな表情でも、小さな子には結構な迫力。

ピナもちょっと前まで、こういう目と口の大きなオバケとか鬼の顔がとっても苦手でした。
最近はどうかな？前みたいに泣いて逃げちゃうかな？
娘への気遣いよりイタズラ心が勝ったケロッタは、ドスの聞いた声で「オレ様はデビルだ～！ピナを食べちゃうぞ～！！」とデビルくんで迫ってみました。
かなりギョッとした表情のピナ。
でも次の瞬間には、「違うのっ！！これは黒ヤギさん！！」とクラッパーをケロッタの手から奪い取ったぁ～。
そして、ウサギちゃんを白ヤギさんの代役に立てて、「黒ヤギさんからお手紙ついた～」と『ヤギさん劇場』を始めたのでした。
成長して、困難をすり替える技を会得したのね～。

さて、1年生のクータの反応はというと・・・
「あ、これ、（絵本作家の）あきやまただしさんが作ったの？」
そうそう、ケロッタもデビルくんの表情、あきやまただしさんの描くキャラクターによく似てるな～と思っていました。
そして、クラッパーを両手に持ったクータは、姿勢を正してすっくと立つと、カパカパカパッ！　カパカパカパッ！・・・三三七拍子～♪　　
うわ～、ぴったりハマる～。

遊びながら和んでしまうこの可愛いクラッパーはチェコ製。
チェコのおもちゃ屋さん「がんぐるぅ」で、一番人気というデビルくん、ケロッタもお気に入り。

塗料も食品衛生法の検査を受けた、なめても無害なものだそうで、店長さんいわく
“安全な悪者”だそうです。

幼稚園のおもちゃプレイルームでは次回の貸出日（10/6）より登場です。
クラッパーという性質上、握ってブンブン振りたくなる形状なので、小さな子が手にする時は、お友達や大切なものをゴツンとやらないように注意してあげてくださいね。