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映画 舞妓Haaaan!!! 舞台挨拶も観てきました

2007年06月22日 22時13分42秒 | レビュー
大ヒット上映中の映画「舞妓Haaaan!!!」
観て参りました。
aの数と!の数をかぞえたっちゅうねんw

ツレが舞台挨拶ある日を知ってて、
チケット取ってくれたので行ってきましたよ。
ええ、行ってきましたとも。

誰が来るのかなーとか思ってたら監督&主演でした。
水田伸生さんと阿部サダヲさんですね。

映画の前にやるのかと思いきや、
終了後に舞台挨拶やりました。

クレジットロール最後に出てきた監督の名前を見て
「誰だ?」とか思っちゃった私。

うーん、メディアも脚本:クドカンって
そっちばかり書きまくってるから目立ってないんだよなあ。

阿部さんは劇団☆新感線の舞台で
観たことあったので特に違和感もなく、という感じでした。

カメラが回り始めると人が変わったようになるタイプの人
なんだろうなと強く感じましたね。
臆病に見えるくらい、すごくマジメな人のように見受けられました。


で、肝心の内容はというと。

結構カタにはまった内容なのだろうと思ってました。
悪い意味でなくて、面白いだろうけど想定外の動きがそんなに
ポンポン出てくるものでもなかろうと。
そんな風にタカを括っていたんです。

だがしかし。

観る人が持ってる、その枠というか
「こうなるんだろ?」っていう想定の垣根を
バッコンバッコン叩き壊しながら回っていくテンポが最高でした。

リズム感という意味では、
さすがクドカン×阿部サダヲといったところでしょうか。

ここに本当は監督の力が非常に強くかかってるハズなんですけど、
他の作品を見てないのでナンとも言えないんですよね。

笑いどころが随所にあり、天丼っていうのかな?
同じ種類の笑いを何回も意図して使う笑わせ方とか秀逸です。

かと思いきや「そうきたか!」っていう展開があって
息つく暇もない。

っていうと嘘。でも、流れが停滞するのかなと
思わせておいて安部サダヲの演技が予想通りの展開も
「見逃せない一場面」に変化させているというか。

うまくまとめきれないのですが、
百戦錬磨の邦画関係者が集ってできた
秀逸なコメディだと言えると思います。

ヒットはするでしょう。
ALWAYSを抜くかもとか、色々言われてるソコは
どうなるか分かりませんが……。

あ、予告編でALWAYSの続編やってましたね。


自分が観た回が舞台挨拶含みのものだったからかもしれませんが、
観客の7割以上が女性だったと思います。

女性は阿部さんに感情移入してる人が多いように見えました。
自分はただ笑って、楽しんで「観てよかったなあ」という感じです。

あとはカップル以外にもファミリーで来てる人も居て
ちょっと驚いたかな……。


と、まあレビューに分類したのに雑感と化してしまいましたが
だいたいの雰囲気は感じてもらえたでしょうか。

明日からはダイハード4も始まるようですし、梅雨で
アウトドアできない場合は映画もいいかもしれませんね。


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