ゆるふわ屋。 - 鏃キロク・若林浩太郎のブログ -

シナリオライター若林浩太郎のblogです

「閉じ込められた愛」 第一章 配信開始!

2008年03月31日 17時08分56秒 | 関わった作品の宣伝・PR
「閉じ込められた愛」
第一章が本日、3月31日に配信開始しました!

※ au版は本日、Docomo版とSoftbank版は4月21日です


前の日記に書きました
ケータイアプリ……イメージサーカス様から
配信されております
「♂モット!!恋愛主義♀」のアプリで楽しめます。

クロスオーバー作品
「レスQ ~夜にとける恋~」
「さしのべて、キミの手を」も
同時に配信が開始しております。

意外な、あのキャラとあのキャラに繋がりが……?

もちろん会員登録の手間と
パケット代が別途かかってしまいます。

ですが、その費用に見合うだけの価値があるかどうか
是非、皆さん自身でお確かめ頂きたい!

原画を担当されます
坂本みねぢさんのHPはコチラです。

いま話題のモンスターハンターの
トレーディングカードの絵も手掛けていらっしゃるようです。


blogで拝見した
絵が、いちいちツボにはまってしまいました。
手前味噌に、なるのかな? これは。

かねこしんやさんの絵に通じるものを感じて
シンパシーを感じている今日この頃です。

ああ、またお仕事できないかな……一緒に。


以上。宣伝でした。

初の一般向け商業作品 公開ッ!!

2008年03月20日 19時49分17秒 | 関わった作品の宣伝・PR
●公開

ついに、この時がきました。

ケータイで遊べる
全年齢向け恋愛アドベンチャーゲーム
「閉じ込められた愛」が遂に発表されました。

公式サイトはコチラ ↓
「♂モット!!恋愛主義♀」


第11弾ということで、まだ配信開始はしていませんが
情報は「美少女作品紹介」に載っております。


●初の一般向け作品

商業作品といえば、アダルト向けPCゲーム
ばかり手掛けていた私(若林浩太郎)ですが
一般向け商品としては初の執筆と相成りました。


●今回から3キャリアで!

第11弾からは
auキャリアだけでなく、
ドコモとソフトバンクでも
サービスが開始されます。

au版は3/31に配信開始。

ドコモとソフトバンクは
4月21日のサービス開始です。

もちろん、第10弾までも遊べますので
選択の幅は広いです。


●3つのアプローチ

美少女系は主に男性向け、
乙女系は女性向けの中でも主人公が女性のもの、
BL系は女性向けの中でも主人公が男性のもの……という
(ざっくばらんな紹介だな、大丈夫だろうか)
色分けがされています。

興味がある方は同じカテゴリの作品だけでなく
違うものも遊んでみると、ますます楽しめると思いますよ。


●クロスオーバーする作品

といいますのも、
作品がクロスオーバーしているわけです。

「閉じ込められた愛」ページに
クロスオーバー・ストーリーというのがあると思います。

これは、同じ時期に起こった別の話であるという意味なんですね。

一つの作品だけでも話は完結していますし
謎は残っていません(伏線が消化されずに終わったりはしない)が
クロスオーバーしてる作品を遊ぶことで
裏側や側面を知って、より話に深みが増すというわけです。


●同じ場所で

また、全ての作品が共通して
同じ架空の市を舞台にしていますので、
遊べば遊ぶほど、そこに対する親近感は湧いてくることでしょう。


●料金は?

詳しくは、コチラの公式HPを参照して下さい。

お世辞ぬきで、リーズナブルな料金体制だと思います。


3キャリア対応に備えて、
先駆けてサービス開始していますauでは
アプリのバージョンアップも行われ、ますます遊びやすく!


興味をもたれた方は、
ぜひこの機会にケータイサイトの方にアクセスしてみて下さい。
以上、宣伝でした。

ライラの冒険 黄金の羅針盤

2008年03月02日 11時15分24秒 | 雑記
黄金の羅針盤?ライラの冒険シリーズ〈1〉
フィリップ・プルマン,大久保 寛,Philip Pullman
新潮社

このアイテムの詳細を見る



どこまでをネタバレだと感じるのかは
読み手によって違うので、
事前の情報を知りたくないという人は
読まないほうがいいかもしれません。


昨日、映画の日で
鑑賞料金が1000円だったので
観てきました。

色々と気になる部分はあったのですが、
結局ソレは「原作でもこうなのかな?」とか
原作に対する興味がわいてきただけなので、特に問題なし。


CMでのキャッチコピー
「救うのか
 滅ぼすのか
 予言の少女」
は、ちょっと違うかなーと。

もしあるとすれば、これからの第2部・第3部で
そういう部分があるのかもしれません。
(自分は原作よんでないです)


今回、指輪物語を制作した会社ってことで
上映時間が長いと思い込む人も多いんじゃないかなーって
思うんですけど。……自分がそうだったんで。

2時間ないです。
なので、テンポ重視で原作の詳細な部分は
うまいこと省いたんじゃないかなと。

ここでも原作への興味がわきました。

「いや、このシーンは原作ではこんなにアッサリしてないはずだ」とか
「ここはもっとエピソード入れれば面白くできるし原作は違うだろうな」って。


内容なんですが、確かに冒険してます。

ファンタジー小説ってことなので
主人公が特別な存在って意味ではハリポタなんかと同じです。

でも阿呆みたいに強かったり、
魔法となえてドーン! って敵を倒したりってことはなくて。

おもに主人公のライラは知恵と喋りで切り抜けます。

切り抜けなきゃならない、ってことは追い詰められる場面が
けっこうあるわけですが
そこはやっぱり子供で短慮なところもしばしば見られます。

でも何より「こうしたい!」っていう強い意思があって
考える前に飛ぶ場面が少なくない。
んでヤヴァイ事態になっちまった、仕方ねえ
なんとかするっぺ、っていう……。

なんという乱暴なニュアンス表現w


おてんばで勇気あふれる少女の冒険、って感じでしょうか。


表現について。

異世界の話なのですが、
この世界ではどうこうっていう説明ったらしい台詞を
できるだけ入れないように構成されてます。

あとは、人間の魂になる部分が
動物の姿をして常によりそっているという設定なので
その人が死ぬとソレ……ダイモンは消滅します。

これが分かりやすい。

敵と味方がぶつかり合う
乱戦の場面があるのですが
ロードオブザリングみたいに大規模ではないんですね。

ってか、最近は映画でそういうの多すぎて
飽きてるんじゃね? っていう作り手の察しが
少なからず感じられた気が……。

で、そういう場面でファンタジーなので。
空を飛ぶヤツやら、素早く走り回るヤツやら居て
状況が分かりにくいハズ……なんです。

ところが、その人が死ぬと
ダイモンが消滅するので一目でわかる。

「お、死んだ。おお、死んだ。ジョワッと消えた」
って感じで、子供にも分かりやすいし
ハデに血を出さなくても伝えられる。
これはうまいなーと思いました。


三部作なので、きっと制作者はハリポタ状態にならないよう
何かしら考えてるんじゃないかなーと思う。

主人公の設定と配役の見た目が
大きく違ってしまわないように……。

って、既に週アスの表紙と
劇中のライラはけっこう違っちゃってましたけどねw