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ソーマブリンガー レビュー (Nintendo DS)

2008年02月28日 14時11分43秒 | レビュー
ソーマブリンガー(特典無し)

任天堂

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レビューというよりは、
プレイしての初見みたいなものです。


本日発売のDSソフト「ソーマブリンガー」は
シャニングフォース・ネオだった!

イクサでも良し!


いや、違うんだけど。
でもゲームとしての作りはかなり似てる。

一番違うのは、ターゲット層かな。
それに対して変えたわかりやすさ。

子供にも分かるように色々と配慮して、
色々な部分をスタンダードに(わざと)してあるのだと思う。

基本的にサクサク進めることができて
プレイして5分で「このゲームと肌が合う・合わない」ってのは
判断できると思う。

たしかDSステーションで体験プレイできたはずなので
通りかかったら、やってみてもいいかも。
(その時にDS持ってるとは限らないが……)


2画面を使うことが前提なので、
ものすごく分かりやすくてイクサでは絶対に
フォローしきれなかった「痒いところに手が届く」仕組みになってる。

イベントシーン以外なら、
移動できる場所とか、そうでないかを示す
アトリビュート(当たり判定)が常に下画面にでてるんだ。

しかも、会話できるキャラ・
イベントを進めるキーになるキャラとか別々のアイコンが
配置されている。

これは分かりやすい。

あとはネオ・イクサと大きく違うのは
バンバンとボタンを叩いて楽しむゲームなのだけれど、
考える余地が生まれてるところかな。

ネオやイクサはバランスがすごい数値で
取られてるので、
仲間死んだ→生き返らせる→自分がやられそう→全快アイテム
なんていうのをコンマ1秒以下で判断することになった。

そこまではタイトではないし、
めちゃくちゃ寄り道するような部分も(今のところは)ない。


イクサやネオの場合は、寄り道すると
そこで予定通りのレベルでは絶対に勝てないような敵が
出てきて1秒かからずに抹殺される。

ところが、頑張ってレベル上げして
そいつらを倒した先にいる、更に強いボスを
倒すと「これなんぞ!? すげえ強い!」っていう
武器やらアイテムみたいな「ご褒美」が待ってるわけだ。

そこまでハデなバランスの取り方じゃないけど、
ちょっと強いなコイツっていう中ボスがいて
レアアイテムがドロップする可能性がある……っていう
程度の寄り道は常にどこかに用意されている。

もちろん、そこはシナリオを進める上で
通る必要は全くない。


人間ほど反芻が好きな動物もいないわけで。

もう通らなくていい場所を何度も通過して
敵をなぎたおし、レアアイテムを集めたり
レベルを上げたりして「俺つええええ!!」を楽しむことも
もちろんできる。

けど、3人1組の小隊であることが前提なので
自分だけ突っ込んでいってなぎ倒せばいいや的な感じではない。

むしろ仲間に突っ込ませて、
自分は後ろで銃をターン、ターンって撃ち続けるっていう
戦法だって可能。

敵よってきたら逃げー、みたいな。

イクサやネオのように仲間にレベルがないので、
自分が手を下さずとも敵を倒したら経験値は手に入るのだ。

自分がリスクを負うか?
仲間に手を下させるのか、あるていど仲間はその意図を汲んでくれる。


光田さんの音楽、
やっぱり好きだなあ。
今回は、わりと明るめの曲が多いです。


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