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by Kenny Seed





 まずは HP200LXで Telnetする環境を整える。
 モデムカードを使うことにして、C:ドライブ(RAMディスク)にDOS用のフォント、FEPの辞書を置く。通信関係のソフトやエディタも C:に置き、通信中は A:ドライブ(スロットの SDカード)なしで大丈夫な環境を整える。

 DOSPPP をセットアップ、Telnetソフトは「Lnet」を使う。
 設定についてはネットのあちこちにある先人の叡智を拝借しました。ありがとうございます。
 これで プロバイダに Telnetできることを確認。


 次にプロバイダのホームディレクトリに Lynxをインストールする。
 SSLを使ったページも読み書き出来るようにコンパイルするには OpenSSLが必要。
 OpenSSLを先にインストールする。


 まずは OpenSSLのインストール。
 確実にコンパイル出来るように少し旧いバージョンを使った。
(!!セキュリティの面からは旧いバージョンを使う事はお勧めしません!!)
 いやぁ、さすがにプロバイダのマシン、コンパイルが速い速い(笑)あっという間にコンパイルが終わる。
 コンパイルが終わったらホームディレクトリに SSLライブラリをインストール。


 次は Lynxをインストール。
 最近のバージョンは一応始めから日本語対応しているらしい。そのままコンパイルすることにする。
 SSLに対応するように設定してコンパイル。
 プロバイダの FreeBSDのライブラリの関係で今一つ見栄えのしないバージョンが出来あがったが、まあよしとする。
 これも同じくホームディレクトリにインストールして動作を確認。

 O.K.!! 見事にホームページが表示された。gooのメールなど SSLを必要とするページも問題なく表示された。
(Lynxは JavaScriptに対応していないので gooのメールを出す事は現状出来ないが、まあよしとする。読めさえ出来れば、プロバイダの SMTPでメールを出す等、なんとでもなるし)


 以上のコンパイル作業は Macで Telnetして行った。
 ホームディレクトリに自分専用のライブラリやツールをインストールする方法については、ソフトの READMEに書いてある場合があります。
 大抵は ./configureを走らせるときに prefixを設定するか、Makefileを書き換えるかすればうまくいくはず。
 今回のようなケースでなくても色々応用が効きますので、UNIXをお使いの方は研究してみてください。


 HP200LXで Telnetして Lynxすると画面サイズの関係で表示が乱れる。
 これも Lnetのドキュメントにある方法で termcapを設定したら解決した。

 以上、インストールと設定を完了して HP200LXでこの blogを表示したのが、上の写真です。


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