night garden > reboot
by Kenny Seed





 
 現在、USB起動で KNOPPIXマシンとして稼働中の ThinkPad T41(以下T41)である。
 が、コレを例によって Macintoshとすべく作業中なのであるが、えらく難航している。

 マシン自体古い物なのだが、もしや同じ困難に出くわす方が他にもおられないとも
限らないので、途中経過であるが書き留めておこうと思う。

 まず、中古で入手した T41であるが、富士通製HDDに WindowsXPがインストールされた
状態であった。自宅では、Windowsを使う事は有り得ないので、購入後、HDDは即抜き取った。
(しかし、この後の作業で確認のため、時々HDDをセットして起動する事はあったことは
 白状しておこう ^^;;;)

 さて、USB経由で16GBのSDHCをセットして、そこから KNOPPIXを起動して平時は
運用しているのだが、これだけ高速なマシンだと Macintoshとして使いたくなる。
(T41は PentiumM 1.6Ghz、Pentium 90Mhzとか 486DX4 75Mhzとかを普段使ってる身
 からすれば、空恐ろしく高速です)

 というか現在、ECHOS 26Cはバックライト切れ、Libretto 60はメモリ不良と、
使用に難がある状態なのである(ちなみにどちらも Macintoshとして稼動可能)。

 この T41を他のマシンと同じく、Macintoshにしたい。
 手順としては、DOS(PC-DOSか、FreeDOS)をインストールし、その上で
Macintoshエミュレータ FUSION-PCをセットアップする。
 DOSを起動するのには HDDが必要。
 Windowsの入っている現の HDDの再利用はしたくない。交換するのなら
Librettoと同じくHDDクラッシュの心配の無い「半導体ディスク化」をしたい。

 ということで、2003年の1月に Librettoを 256M-CFから起動可能にした時に
一緒に購入していた CF-IDEアダプタ「ICF-02D」がある。これを使って
トランセンドの 16GB CF (コンパクトフラッシュ)を、HDDを抜き取った
後の IDE-HDDベイにセットした。

 さあ、ココからが大変。

 ・BIOSは、「TRANSCEND」として、一応、CFを HDDとして認識している。
 ・しかし、PC-DOS、FreeDOSともに CFを HDDとして認識せず、起動もしない。
 ・KNOPPIXは認識はするものの、カーネルパニックを起こし止まる。

 これが約2週間前の状態。


 まあ、約2週間、アダプタやカードの抜き差し、各種OSの起動をくり返し、
 夜更かしや徹夜の日々。

 そこで分かった事。

 ・DOSは CFを認識していない訳ではない。フロッピーディスクからなら
  約5分ほど待てば起動もする。
  おそらくは HDDから応答が返って来るまでおそろしく時間がかかっている。
  読み込み書き込みの速度もおそろしく遅く、FDISKはなんとか出来るが
  FORMATは出来ない。FORMAT出来ないほど遅い。
 ・KNOPPIXがカーネルパニックする原因も、おそらく HDDからの返答を
  待ちきれない事に拠ると思われる。

 一体何がそこまで HDDを遅くさせているのか?
 日本語で見つかる情報では、同じような症例は殆ど報告されていないのですが
(約1例のみ)、英語とドイツ語ではいくつか見つけることができました。
 それらの情報から、推測するに・・・

 ・T41には IBMハードディスクアクティブプロテクション、
IBM Active Protection System (以下、APS)が組み込まれている。
  これは PC本体に加わる衝撃や加速度を検知して HDDの回転を停止させて
  HDDクラッシュを回避するシステム。

 ・どうやらコイツがマシン起動時に HDDに APS関係のコマンドを送っているらしい。
  マシンに始めから組み込まれている HDDは当然、このコマンドに対応している
  のだが、それは IBMローカルのコマンドであり、IDE(ATA)の HDD全てが
  対応している訳ではない。

 ・ただ、世間で T41の HDDを交換して、この類のトラブルの報告が少ない(国内で殆ど無い)
  事をみて、どうやら普通は対応していなければ「スルー」で問題は起きない模様。

 ・当然、ICF-02Dと TRANSCEND 16GB CFの組み合わせも対応していないと思われる。
  そして、この場合はトラブルが起こる。
  推測なのだが、知らないコマンドを送られた CFが「困惑」してしまうか、
  コマンドに反応しない CFに T41が「困惑」し、激遅化を起こすと思われる。

 ・で、BIOS設定などで APSを OFFにすることは出来ない。マシン起動時に必ず ONとなる。
  (Windows上では OFFにする事は出来るが、電源切れば元の木阿弥)

 様々、試行錯誤した結果、以下の結論となりました。

 ・ICF-02Dを使う限りにおいて、CF(HDDとしての)の認識、読み書きが異常に遅くなる
  現象は回避不可能。


 対処として確実なものから順に。

 ・始めから付いていた HDDをフォーマットして使う。
 ・APSに対応した HDDに交換する。
 ・T41で使用実績のある別の CF-IDEアダプタを使う
  (が、それがなかなか見つからない)
 
 ここはあえて以下の選択をしました。
 ・TRANSCENDの 32GB IDE SSDを使う。

 一応、T41での作動実績がありました。
 しかし、それは Windowsの環境移行ツールを使った上での事。
 自分のように、Windowsは一切使わず導入するとなると、果たして
どうなるかは未知の領域です(冷汗

 正直、今は(また)食費を切り詰めて生活しているところで
PC関係にお金を使っている場合ではないのですが・・・・・
 取り寄せを注文して来ました。
 64GB(約15000円)に比べれば、32GBは約9000円でしたし。
 DOS、MacOS8.1、Linuxで使うのなら 32GBでも十分です。


 Linux、とりわけ KNOPPIXには、現在、道具としての不満はありません。
 しかし、普段、文章を書く道具は、やはり Macintoshが好い。
 ここのところは譲れないこだわりです。
 その下拵えとしての、DOSインストールと SSD化な訳です。
 先は長い。

 現状ここまで。


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 今後の作業見通し。

 ・SSDが到着しだい、T41に装着し、PC-DOS2000(IBM謹製)のインストールを
  行います。
 
 ・もし、TRANSCENDの SSDでも激遅化現象が発生した場合は・・・・
  プランB。
  本体の HDDベイに起動デバイスを置くことは一旦諦めます。
  HDDベイは空のまま、USB起動マシンとしての運用を考えます。

 ・FreeDOSは USBからの起動が可能です(出来ない事もある)。
  PC-DOS2000については、USBからの起動は未確認です。
  もはや出来るとも出来ないともネットでは情報が有りません。
  誰もやろうとしないのでしょう(古いOSですから当然です)。
  SSDが届くまでは、ぼちぼちこの辺を調査します。
  最悪プランBになることも考慮して。

  やはり、ThinkPadですから、IBM製の PC-DOSで起動したいですしね(笑)




コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
Unknown (つよぽこ)
2021-02-23 01:53:27
うちのThinkPad t41も日立の120GBのHDDを認識しませんでした。もしかしたらAPSのせいかもしれない。Amazonで玄人志向のMsata SSD 44pin 変換アダプターでは動作報告があったのでそれでやってみよ
 
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