night garden > reboot
by Kenny Seed





 前に書いたが自分は東芝のリブレットをベースにした「準世界最小 Macintosh」を使っている。「携帯テキストマシン」として相当に割り切ったマシンになっているが、その満足度は高いと自負している。
 自己満足?(笑)まあ、いいじゃないか。
 で、この世界最小PowerBook(自称)を使ううち、伝説の超小型パソコン HP200LXが欲しくなった。

 Librettoの携帯性は相当に高い。
 筐体も今時のパソコンに比べても非常に丈夫といえるので、持ち運ぶうちに壊すのではないかという不安は少ない。
 でも、やはりデリケートかつ電力を消費するカラー液晶(非常な魅力ではあるのだが)であるし、Li-ionバッテリ駆動であるかぎりは、エヴァンゲリオン的な「バッテリ残量→充電」の限界がある。結論として、常にポケットに入れておけるマシンでは無いのだ。
(Librettoの大きさ重さは、個人的には「ポケットに入る」サイズ)

 Librettoの HDDが熱死した直後には PalmOSマシンの visorを入手し使っていた。これも随分とカスタマイズして愛用した。ハードや電池の面で、HP200LXと並んで自分の要求を満たすマシンであると思う。
 HP200LXと同じく白黒液晶で稼動時間が非常に長く(約1ヶ月)、電源は乾電池なので、万一、電池切れを起しても大抵どこででもスペアバッテリが手に入る。

 だが、使いこんで分かったのだが、自分は「スケジュール帳」としての PDAは必要としていないのだ。
 あくまで自分が使う PDAは「テキスト入力マシン」なのだ。
 自分が PDAを使う限りにおいて、テキストエディタさえ入っていればほぼO.K. 自分が PDAを使う用途の 80%は「エディタでのテキスト入力」だった。
 メモはエディタ。思いついた短文、長文をその場で書くのはもちろんエディタ。スケジュールをとりあえずメモするのも、何故かエディタ(笑)
 visor愛用末期には掌サイズの visor用キーボードを入手して使っていた。
 そして、エディタ代わりの DOCリーダーをキーボードで使っていて、Palmを使うことの違和感を悟ったのだ。

 決して、Palmを否定している訳ではない。Palmは実に素晴らしい、使って愉しい希有なマシンであると思う。
 " Zen of Palm" 人と機械の間をつなぐための割り切りの思想の美しさ。Macと源を同じくする人の傍にあろうとする機械の姿に共感した。
 自分は Palmが好きだったし、多分、今も好きだ。頻繁にソフトを入れたり、周辺機器を揃えたりカスタマイズを続けながら使った事実が物語っている。
 だが、やはり自分は携帯マシンにも「キーボード」を求めたのだ。
 それが結論だった。


 自分は PDAにはネットもメールも必要としない。
 PDAでネットやメールが出来れば便利なのは知っているし、実際にしていた時期もある(visor + cdmaOneで)。
 だが、必須ではない。
 カラー液晶も要らない。カラー画面が美しく楽しいのは知っている。事実、visor Prismも持っている。
 だが、カラー液晶ゆえ失うものがあるのも事実。

 自分が PDAに求めるのは、バッテリを事実上全く気にせず使えること、そして、普通に使えるキーボード。
 自分の求めているものは「PDA」ではなく、「携帯テキストマシン」と呼ぶ方が正確かもしれない。

(蛇足1: visorも落とせば壊れるマシンだった。
 一度、まともに固いものの上に落としてからハードリセットを繰りかえすようになって交換したことがある。
 ポリカーボネイトの筐体が見た目に丈夫そうだったので過信してしまった)
(蛇足2: 今回、visorの画像が無いのは、まだ引っ越し荷物のどこかに埋もれているため)
(蛇足3: Palmに関してはいずれまた書くと思うが、最期には自らの "Zen of Palm" を捨て、決して Palmがしてはならなかったはずのパワー競争を始めた途端に自壊消滅したのが残念でならない)


 結論として、HP200LXが欲しい。
 だが、この結論は5年は遅かった。

 ずっとHP200LXを横目で見ながら来たのは事実なのだが・・・・
 もしHP200LXが、MS-DOSマシンではなく、OMRONの Massifのような DR-DOS(あるいは他のクローンDOS)マシンだったら、多分、ずっと以前に手に入れてはいたと思う。
 惜しいことをしたと、後悔しきりである。
 オークションも見てはいるが、もはやなかなかイイモノが出てこない。

 という訳で前回の最後の一言に至ったわけです。

「適価にて譲ってもいいよ、というHP200LX(か、HP100LX)の予備機をお持ちの方がおられましたら、ご一報くださいませ。条件詳細は交渉にて」
 kennyseed<a>mail.goo.ne.jp (<a>は半角アットマーク = @)


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コメント
 
 
 
200LXでDR-DOS (BlueSky)
2007-06-15 22:36:12
どうしてms-dosがだめでdr-dosが良いのかわかりませんが、200LXでdr-dosを使いたいなら、フラッシュカードにdr-dosを入れておいて、フラッシュカードから起動したらいいんじゃないでしょうか?

200LXの液晶のコントラストが鮮明なのは、4MBの機種です。現在でも、ヤクオフで程度の良いものが3万円弱で入手できます。
 
 
 
コメントありがとうございます. (Kenny Seed)
2007-06-15 22:59:10
 こんばんは、コメントありがとうございます > BlueSkyさま

 えーと、個人的な因縁(爆)で、出来得る限り MS社の製品は使わないようにしているので、MS-DOSも避けたい・・・・そういう理由だったのです・・・
(DR-DOSにこだわっている訳では、ないのです)

 200LXもカードから DOSの起動が可能なのですか!知りませんでした。
 ヤフオク、暫く根気良くウォッチしてみます。
 貴重な情報ありがとうございました m(_ _)m

*コメントを拝見した時、妙なデジャブに襲われました。
 自分が今も Linuxを入れて愛用している olivettiのノートパソコン「ECHOS26c」。
 これのマシンネームが " bluesky " なのです ^^;;;;

 これからも当blogをどうぞよろしくお願いします。
 
 
 
いまさら、、なんですが、、 (BlueSky)
2011-10-04 23:27:02
200LX上でQRコードを表示することができるようになっています。

それによって、200LXで日本語を書いて、携帯電話に持って行けます。使い方によっては便利です。

何人かの方のブログで取り上げています。
興味がおありになればググってみてください。
 
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