
※注意
以下の作業は root権限を獲っていることが前提になります。
また、安易に作業して失敗すると回復不能になることも考えられるので、細かい手順はあえて書いていません。
内容については、なにがあっても、Kenny Seedは一切関知しません。
<><><><><>
ConnectBotはオープンソースであるので、これを修正/リコンパイルして LifeTouch NOTE 専用バージョンをつくるのも一つの手段。
しかし、LTNのキーボードが非標準である以上、根本的な解決にはならないと思い、システムのキーマップを変えることにした。
/system/usr/keylayout/nvec_keyboard.kl
これが、LTNのキーマップの設定ファイル。
まず「A」の横の Menu(位置的に Ctrl)を「トラックボールのクリック」に。
key 56 の MENU を DPAD_CENTER にする。
Esc を 「戻る」ボタンにする。
key 1 の ESCAPE を BACK にする。
これで、Android Terminal Emulatorで、
Back button behavior → Send ESC to terminal
Control key → jog ball
に設定していれば、ごく普通に ESCと CTRLキーが使えるようになる。
瓶詰堂様版 ConnectBotも同じ。
Backに入れ替えたはずの Escが ESCとして働くのも妙な感じだが、まぁよしとする。
(Ctrlキーが入れ替わらなかったのと同じく、静的なハードのコードを読んでいるからではないかと思う)
他のアプリでも Escキーが Backとして動くと、これがむしろ Androidでは自然なキーボード配置なのだと感じる。
Escキーが消滅したので Fn + Escで ATOKの ON/OFFが出来なくなるが、これは「変換」キーで出来るので問題ない。
同じ要領でかなり大幅にキーの入れ替えをしている。
・無変換 → Ctrlキーに。
無変換キーを Ctrlにすると「親指CTRL」が出来るので Macintoshと同じ感覚になって便利。
この LTNでは ALTを挟んで Ctrlが二つ、Aの横に「UNIX用 Ctrl」、計3つも Ctrlが有ることになる。
普段 knoppixで使っている ThinkPadも同じ状態なので、自分的には問題ない(笑)
・Deleteキーを Backに、Insertキーを Menuに。
これで暗がりで操作しても迷わない。
他にも色々入れ替えて、キートップを入れ替えられる分は入れ替えてある。
<><><><><>
巷にあふれる Windows用の変態みたいなキーボードよりはるかにマシとはいえ、LifeTouch Noteのキーボードは詰めが甘く残念。
開発時期が Androidがハードウェアキーボードを正式サポートする前後だったから仕方ないのか。
とはいえ、一般のキーボードとコードを揃えるぐらいの配慮は欲しかった。
読んだよ!
| Trackback ( 0 )
|
|