お城でグルメ!

ドイツの古城ホテルでグルメな食事を。

港ホテル ラインスベルク

2024年05月06日 | 旅行

ドイツ連邦共和国の首都ベルリンから北西に100km 離れた所に、港ホテル・ラインスベルクはあります。ここは湖の多い地方で、そのうちのひとつの湖のほとりに建っているのです。森に囲まれたこの広大な施設は、2007年に開業したホテルと個人所有の別荘群から成っていて、各別荘には駐車場とボートの係留地がついています。ホテルの経営は簡単ではなく、現在3つ目の会社が運営しているそうです。

 

別荘 と ボート 

  

ホテルの前から 1 & 2

 

ホテル と 別荘 と ボート

左右対称の城館を思わせるホテルは、現代的な構造で広いロビーが印象的です。われわれの部屋はデラックス・ダブルルームです。港が見えるスタジオ風で、下が居間とバスルームで上が寝室。気分は良いけれども階段の上り下りは結構大変です。全部同じ階のほうがいいなー。ベランダもあります。

 

ホテルのロビー 

  

私達の部屋から 1 & 2

  

下の階 ・ 上の階  

さてレストランですが、2食付きで滞在する客用のビュッフェ・レストランが上の階にあり、私たちが利用するアラカルト・レストランは下の階で、港が真正面に見えます。給仕の中年女性が世話やきおばさんのようなサーヴィスをしてくれます。

 

レストラン

わたしの飲み物は相変わらずアルコールフリーのヴァイツェンビール、妻のは赤ワインと水です。

突き出しはオリーブ。

 

オリーブ 

私の前菜は海老、パプリカ、ロマネスコ、大豆、シイタケが入ったココナッツスープです。エスニック風で旨い。いろいろ入っているのもいい。

  

ココナッツスープ ・ 鶏胸肉のグリル

主菜は、薬味を混ぜたバターと生クリームをつけて食べるジャガイモと〈サラダ菜の花束〉が添えられた鶏胸肉のグリルです。ジャガイモの大きいことにビックリしましたが、味はまあまあです。もっとホクホク感が欲しかったですね。鶏肉がやわらかくてジューシーなのが良かった。

妻は前菜としてロェスティ (マッシュポテトの揚げ物) とスモークサーモンを注文しました。これにも小さな〈サラダ菜の花束〉が付いています。ロェスティの表面のパリパリが良いし、ホースラディッシュ・クリームが鮭によく合います。食物の組み合わせが面白く、丁寧に作っている感じがします。

  

ロェスティ と スモークサーモン ・ 豚の背肉グリル

彼女のメインはグリルした豚の背肉のパスタ添えです。クリームソースには新鮮なアンズタケとタマネギが入っています。味は普通で特別な感動はありません。豚の背肉は初めてなのですが、ものすごく硬い。妻は「ナイフでも切れない。」とブツブツ言っています。私の部分入れ歯の口では、文字通り〈歯が立たない〉硬さです。ほとんど残しました。

料理の量が多くて満腹になったので食後のコーヒーもデザートもパスしました。全体的には前菜が美味しく鶏肉も軟らかくて美味だったので、まあまあ満足です。

翌朝は広いごく普通の部屋で、わりと良い朝食をとりました。珍しくもメキシコ風煮豆がありました。私はスイカが好きで、あると必ず食べるのです。

  

朝食会場 ・ わたしの朝食

この地には夏に来て、賃貸モーターボートで航湖三昧をするのがいいと思います。非常に広範囲にわたって、近隣の湖は全部170年前に造られた運河でつながっているので、いろいろな湖畔の町や村を訪れることが出来るのです。我々は2時間、観光船で湖から湖への周遊航湖をしました。秋の風が少々冷たかったのですが、天気が良くていい気持ちでした。

  

施設の全体像 ・ 運河

 

〔2018年10月〕〔2024年5月 加筆・修正〕

 

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