7月5日、6日と東京の「TRC東京流通センター」で行われた、
『「食の魅力」発見プロジェクト』というイベントに参加してきました
このイベント・・・全国の地方銀行さんたちが主催者となっていて、主催趣旨が『光が当たる機会を持つ地方の「優れた食材」に販売のノウハウを提供し積極的なバイヤーとの商談の機会を創造する』
というものだったので、一番初めに銀行さんからのお誘いを受けたときに・・・
『地方の優れた食材』=『全国の農家さんが育てた野菜や加工品』
という方程式が僕の中で出来あがっていました。
「全国のやる気のある農家さんの集まりだったら、行くしかない
」
と、参加を決意したのですが・・・
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実際に参加してみると、農家は僕だけでした・・・
右を見ると、大手の食品メーカー
左を見ると、さらに大手の食品メーカー
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僕がジェラートを作るときに使用する材料を作っているメーカーさんなんかも来ていて、
「普通にお客さんとして来たかったな」と思ってしまうほど・・・
バイヤーさんも、聞けば誰でも知っているようなそんな有名スーパーや百貨店。卸業者が勢ぞろい・・・
僕にこの会の参加を進めてきた銀行の方を一瞬恨みました・・・
「なんでうちみたいな家族経営の小規模農家を誘ったんだ
」と・・・・。
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他社さんは商品を綺麗に陳列しているのに対して、加勢牧場は特に目立ったPOPやのぼり、陳列する商品はありません
参加社は約80社。バイヤーさんは100社を超えるというお話でした・・・
「なるようになるだろう」と半分開き直った状態で商談会がスタート・・・。
スーパーや百貨店のバイヤーさん、卸業者さん、ホテル関係、インターネットビジネス関係、ギフトを専門に取り扱うお店に宅配業者さん・・・
一日かけて9社のバイヤーさんと商談をさせて頂きました。
後で主催者サイドから聞いた話なんですが、驚いたことに加勢牧場が一番商談を行った数が多いと言われました
そしてさらに意外なことに、加勢牧場のガンジー商品にとても興味を持って頂いたバイヤーさんが大勢いました
ただ、いざ踏み込んだ商談の話になったときに
「出荷できる量」や「物流の方法」「卸値の値段」等々、僕が予想していたものよりもすごくシビアな世界だなと実感しましたね・・・
あたふたしている僕を見かねた、とある有名百貨店のバイヤーさんが一言・・・
「無理して大量に生産して安く売る必要はないんだよ」
「そんなことすると、せっかく良いものを作ってもすぐに潰されちゃうよ・・・」とアドバイス。
商談会って怖いところだ・・・
そして、そんなことを教えてくれるなんてなんてイイ人なんだ
と、まあ勉強になることがたくさんあったんで、明日またこの続きを書くことにします