加勢牧場の牧場ブログ

新潟県長岡市でガンジー種という牛を飼育し、日々日本一美味しい牛乳を生産しようと頑張っている酪農家のブログです。

12月12日 『みちるの最後』

2011-12-13 20:50:23 | 加勢牧場物語

12日の朝7時15分。


加勢牧場の看板娘であり、加勢牧場に一番初めに来たガンジー牛の「みちる」ちゃんが静かに息を引き取りました。


14歳でした。


「みちる」ちゃんは平成9年の春、群馬県の伊香保グリーン牧場に産まれ、


生後1ヶ月で加勢牧場に来ました。


その後、14年間で8回のお産をし、現在加勢牧場にいるガンジー種は「みちる」ちゃんの子供、孫、ひ孫になります。


「みちる」ちゃんが残した功績はとても大きく、一番初めに来たガンジー種ということで加勢牧場のシンボルにもなっていました。


そのシンボルがいなくなってしまった加勢牧場の牛舎は、なんだかとても寂しく感じてしまいます。





しかし、悲しんでばかりもいられません。


「みちる」ちゃんが残した、子供、孫、ひ孫たちを「みちる」ちゃん以上に大切にしてあげたいと思います。





みちるちゃんの生前最後の写真です。
震えて寒そうだったので帽子をかぶせました。