12日の朝7時15分。
加勢牧場の看板娘であり、加勢牧場に一番初めに来たガンジー牛の「みちる」ちゃんが静かに息を引き取りました。
14歳でした。
「みちる」ちゃんは平成9年の春、群馬県の伊香保グリーン牧場に産まれ、
生後1ヶ月で加勢牧場に来ました。
その後、14年間で8回のお産をし、現在加勢牧場にいるガンジー種は「みちる」ちゃんの子供、孫、ひ孫になります。
「みちる」ちゃんが残した功績はとても大きく、一番初めに来たガンジー種ということで加勢牧場のシンボルにもなっていました。
そのシンボルがいなくなってしまった加勢牧場の牛舎は、なんだかとても寂しく感じてしまいます。
しかし、悲しんでばかりもいられません。
「みちる」ちゃんが残した、子供、孫、ひ孫たちを「みちる」ちゃん以上に大切にしてあげたいと思います。
みちるちゃんの生前最後の写真です。
震えて寒そうだったので帽子をかぶせました。