久谷夢工房=勝山句会・自然石を使った常夜燈・椿の植栽

≪地域発信≫愛媛県松山市久谷地区
勝山句会
自然石を使った常夜燈
遍路道沿い・椿の植栽
(灯籠まつり)

勝山句会 令和3年3月

2021年03月26日 | 勝山句会(令和2年度)2020年度

令和3年2月1日(月)

勝山句会 報告

2月の兼題は

【兼題1】野焼く(のやく)野焼 野火 草焼く

冬枯れの野や土手の枯れ草を焼くこと。

【兼題2】下萌(したもえ)草萌 草青む 草萌ゆる

早春、地中から草の芽が吹き出すこと。

(勝山句会報 第11号より引用)

 

 「4月号」より先に「3月号」を受け取っていたのですが、ブログ担当、年度末は多忙に付き更新できませんでした。「3月号」用の蓮行さんのコメントも預かっていたので、お蔵入りさせてしまってはいけないと!今ごろですが 更新します。

 それでは、2月の句会・兼題によるメンバーの句を 

 

 

 

 

 

 

 

「勝山句会報2月号」に掲載された

「私の選ぶ一句」(2句あります)

日本映画のワンシーンのような光景です。冬のおだやかな海を見られての一句かと思われます。

言葉の選び方が適切で目の前に情景がはっきりと浮かんできます。

「日矢」という言葉は、吟行をしていた時に教えていただきました。

普通の辞書には載っていません。

「日矢(ひや)」雲間より漏るる一条の光をいい、それの「射す(さす)」こと。

「輝ふ(かがよふ)」きらきら光ってゆれること。きらめき。

 青色文字の原稿は蓮行さんです。

2句め

庭に植えてある金柑を窓越しに眺めておられるのでしょう。

「硝子戸に歪む」から見えてくる光景からは、かなりの旧家と想像できます。

昔のガラスは物が歪んで見えました。

最近はなかなかみかけないですが、わたしも子どもの頃にこんな経験をした覚えがあります。

子どもの頃には遊びのひとつでありました。

「硝子戸」のほかに、「ガラス戸」や「玻璃(はり)」などという言葉もあります。

俳句ではよく使われます。

どれがぴったりかは言葉を入れ替えて検討してください。

 

 

 俳句の画像に入れている写真は蓮行さんの撮影ですが、「金柑」の写真だけ、ブログ担当が公園で撮った写真です。(蓮行さん、金柑の写真がUSBメモリーにありませんでした

 今月から画像背景に使っている色を

「日本人の美の心!日本の色【伝統色のいろは】」

https://irocore.com/

で紹介されている色にしてみました。少しでも俳句の雰囲気に合った画像になっていると良いのですが。

 「日本人の美の心!日本の色【伝統色のいろは】」管理人様、使わせていただきました。ありがとうございます。 今後もよろしくお願いします。

 

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勝山句会 令和3年2月

2021年01月31日 | 勝山句会(令和2年度)2020年度

令和3年1月4日(月)勝山句会の報告

1月の兼題はこちら

【兼題1】松納め(まつおさめ)

正月の門松、松飾りをとりはらうこと。土地によって七日のところもあれば十四日のところもある。元旦から松納めまでを松の内、松納めの後を松過ぎという。

【兼題2】買初(かいぞめ)

新年にはじめて物を買うこと。

(以上は「勝山句会報第10号」より引用)

 今回は代表の蓮行さんからそれぞれの句についてコメントをいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

吟行句会報告

令和3年1月16日(土)

吟行地:八坂寺

句会場:坂本公民館

参加者:蓮行、兎角、欣、成美、美佳

 

コロナ禍ということで現地へは各自で移動してもらいました。

吟行地も移動時間が短くてすみますので近くの八坂寺としました。

久々の吟行句会でしたが、雨もあがり何とかすることができました。

もう少し時間をとれば良い句ができたかも知れませんが、限られた時間の中で作るのも吟行です。

推敲はあとでできますので。

参加者が選んだ特選句と参加者の佳句を二句紹介しておきます。

(以上「勝山句会報第11号」より引用)

 

 諸般の事情により、ブログには代表の蓮行さんの佳句を紹介します。

 

 八坂寺の写真は後日ブログ担当がスマホで撮影 

 

 今月も「私の選ぶ一句」コーナーはお休みです。次回をお楽しみに。

 

 

 今月号は、ほぼ2日がかりで記事を仕上げました。メンバーの行った吟行地の八坂寺の写真が蓮行さんのファイルに無かったので、ブログ担当が撮りに寄ってみました。いろんなアングルで撮ってみたのですが、いかんせん、写真の腕もなければ趣味もないので、枚数撮った割に使える写真がないという。。。

縦横比の関係でパソコンで見ても俳句の画像と季語解説の画像がほぼ同じ雰囲気で見えるようになっているのが救いです。(笑)

それではまた次回に~~

 

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勝山句会 令和3年1月

2020年12月30日 | 勝山句会(令和2年度)2020年度

12月7日(月)勝山句会の報告

12月の兼題はこちら

【兼題1】雪 小雪 大雪 根雪 綿雪 小米雪 細雪

【兼題2】枇杷の花(びわのはな)

今回も季語解説は、こちらの歳時記から引用しています。

 

 今月は「私の選ぶ一句」コーナーはありませんでした。12月の句会のあと、「勝山句会報」を編集している蓮行さんも、メンバーの皆さんも年末で大忙しだったのでしょう。

 

 次回の勝山句会 

1月4日(月)19時から

場所:坂本公民館にて

1月の兼題はこちら

 goo blogをスマホで見るのと、PCで見るのと、画像の見え方が違っていて、横幅を同じに作っている画像が同じ幅に見えませんでした。

どうして??と、あれこれ調べてみたのですが、原因が分からないままです。

そこで、「季語解説」の画像を「俳句+写真」の画像と同じ高さ(縦)になるように工夫してみました。

「季語解説」の囲みの下に広い白紙部分があるのはそのためです。

こうするとPCで見ても同じ幅の画像が並んでいるように見えると期待しているのですが、どうでしょう??

編集したのが年末なので、goo blogのスタッフにチャットで教えてもらう余裕もなくて・・・

いよいよ(気分的に)切羽詰まってきた「常夜燈」の紹介記事(荏原地区に続く坂本地区の常夜燈の続き)を作っていきたいと思っているブログ担当です。

皆さま、良いお年をお迎えください。

そして令和3年もどうぞよろしくお願いします。

 

  12月末に更新した俳句の記事の中に重大な間違いをしていました。指摘していただいたのが新年1月20日。急いで修正しました。大変申し訳ありませんでした。

(令和3年1月21日 追記)

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勝山句会 令和2年12月

2020年12月07日 | 勝山句会(令和2年度)2020年度

11月2日(月)勝山句会の報告

11月の兼題はこちら。

(「勝山句会報11月号」から引用)

 

今回も季語解説は、こちらから引用しています。

 

 

若い母親の姿が良く出ている。このようにして、子は育つ。しかし、子供は知らない。

 

 

愛犬に対する情感の出ている一句。

 

 

この山は正しく、「鬼ヶ城山」。

 

 

食物に人気のある年より不動産・貴金属人気が好景気。

 

 

 

 

 

 

 

 

「勝山句会報12月号」に掲載された

「私の選ぶ一句」

 11月号巻頭句から選びました。

 この句では、亡くなられたお母様に思いをはせていらっしゃいますね。

 新米を炊いて炊飯器の蓋を開けた時に、顔いっぱいに上がって来る湯気と香り。主婦だからこそ感じる濃い季節感です。

 作者の方も、同じ感覚に成った時、新米の香りを愛でていらしたお母様を思い出されたのでしょう。この句の中に家族を思う母と、その母の姿を愛おしく見つめている、作者の姿が浮かびます。

 我が家は農家では無いので、農家さんから新米を購入していますが、母は自分は古米を食べて、娘家族に新米を先に食べさせます。高齢となった今、立場は逆転して、母に渡すお米は新米。まだまだ元気な母は自分でお米を炊いて香りを楽しんでいます。いつまでも香りを楽しむ秋が来ますように。

 青文字の原稿は美佳さんです。

 

 次回の勝山句会 

12月7日(月)19時から

場所・坂本公民館にて

12月の兼題はこちら

 俳人がよく使う冬の花です。11月から12月にかけて花を開きます。出かけて確認してください。

 

gooブログをスマホで見るのと、パソコンで見るのとでは、記事に使っている画像の見え方が違っています。(どうしてそうなるのかが分からない) 少しでも見やすいように、整って見えるようにと、Wordで画像を作るさいに同じ横幅で作っているのですが、PNGファイルにして、アップロードしたら、、、なぜか、俳句の画像と季語解説の画像の横幅が違って見えるというこの現象(この横幅を揃えたい)。。。もう少しgooブログの扱い方を調べてみないと。。。

 今月はひとまずこれにて。

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勝山句会 令和2年11月

2020年11月10日 | 勝山句会(令和2年度)2020年度

10月5日(月)勝山句会の報告

10月の兼題は「刈田」「刈田道」「刈田風」

「鹿の角切」「角切」「春日の角切」「鹿寄(つのよ)せ」

でした。

今回も季語解説は、こちらの本から引用させていただきました。

   

 

 

 

 

 

 

 鹿の写真は蓮行さんが北条鹿島に行かれたときのもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「勝山句会報11月号」に掲載された

「私の選ぶ一句」

 一人暮らしのお母様を訪ねた時の様子でしょうか。「笑顔」という言葉に、息子に会い、優しい笑顔を見せる母親の姿が浮かびました。季語の選び方がいいと思いました。菊の花自体もよいですし、菊から重陽の節句を連想し、お年を召されたお母様の長寿を願う気持ちが隠されているように感じました。

 

 青文字の原稿は眞美さんです。2句あります。

 とても共感しました。今年の夏は日が暮れても暑さが治まりませんでした。それがいつの間にか、お風呂上りに秋の涼しさを感じるようになりました。私も同じ情景の句を作りましたが、このように品良く作ることができませんでした。言葉の選び方が、日常の情景を品の良い句に仕立てていると思いました。また、「肌さとくなり」という表現が面白いと思いました。

 

 

11月号にはもう一人、掲載されています。

「私の選ぶ一句」

 昔の家には大抵土間があり、私が小さな頃育った家も例外ではなく、小さな土間がありました。ちょうど秋のこの時期だったでしょうか、山から帰ってきた曽祖父が土間に面した部屋に腰掛け、背負い籠いっぱいの柿の中から、特に熟した柿を「大好きだ」と言って食べていたのを思い出します。

 この句の作者は朝早くから山へ出て、野良作業を済ませて昼に家に戻ってきたのでしょう、土間のある家では奥様がお昼ご飯を作って待ってくれています。昼からも野良に出るのでしょうか、野良着を叩いて着替えることなくそのまま食事です。仲の良い家族の風景が思い浮かびます。春の季語「土匂ふ」と「野良着を叩き」が合っていて、情景を上手く表現できていると思います。なんだか、北島三郎の「与作」を思い出しました。

 もう一つの情景としては、土の香の匂う畑で、昼時にしばし手を休めて、奥さんの作ってくれたお弁当を広げて、戸外での食事かもしれません。こちらも句の背景として仲の良い夫婦の様子が感じ取れて素敵です。

 

 緑文字の原稿は、兎角さんです。

 

 

 次回の勝山句会 

11月2日(月)19時から 場所・坂本公民館にて

11月の兼題はこちら。(「勝山句会報11月号」から引用)

 

 

 10月中に預かった「勝山句会報11月号」をずっと温めてしまいました・・・常夜燈の写真の掲載もできないままです…

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勝山句会 令和2年10月

2020年10月02日 | 勝山句会(令和2年度)2020年度

9月7日(月)勝山句会の報告

9月の兼題は「秋の虹」「生姜(しょうが)」「新生姜」「葉生姜」「薑(はじかみ)」でした。

ブログ担当はやっと季語調べの本をゲット

角川学芸出版「合本 俳句歳時記 第四版」

今月の季語解説はすべてこの本からの引用です。

2019年3月に「第五版」が出版されていましたね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「勝山句会報10月号」に掲載された

「私の選ぶ一句」

青文字の原稿は成美さんです。

「つるき」(句集)令和元年12月号に詠んでいた句です。

(通信は)昨年12月10日に、癌のため、右肺の下葉を切除する手術を受けました。手術はうまくいき、年末には退院できました。でもその後、微熱が続き、食欲もなく、体調が悪化して、入退院を繰り返しました。二か月ほどの間に体力が尽き果てて、永眠しました。

 夫がこの句を詠んだ時、不安はあっても、自らの命について、死までは想像していなかったと思います。神に委ねた命がまた自分に戻って来て、療養をしながら何とか生活出来るだろうと思っていたことでしょう。この手術が引き金となって、命が尽きるとは全く考えていなかったと思います。

突然大黒柱であった夫を失い、身にしみて命のはかなさ、脆さを痛感する一句です。

 

 

悲しいことでした。謹んでお悔やみ申し上げます。

 

次は入賞の報告です。

第55回子規顕彰全国俳句大会募集句に入賞した蓮行さんの句を紹介します。

横田 青天子 選 「特選」

 

同じく

小澤 實 選 「入選」

蓮行さん、おめでとうございました 

 

(以下、「~~」は、「勝山句会報」に記載されている蓮行さんの文章からの引用です)

なお、令和2年9月22日(火・祝)に予定していました大会表彰式は、新型コロナウイルス感染症により中止となりました。

 

次回の勝山句会

10月5日(月)19時から、坂本公民館にて

【兼題】刈田、刈田道、刈田風

稲を刈り取ったあとの田である。田の面がにわかに広々として、一面、切株が並ぶ。

【兼題】鹿の角切、角切、春日の角切、鹿寄(つのよ)

奈良の春日大社では、十月の毎日曜日と祭日に神鹿(しんろく)の角を切り落とすことになっている。周りを囲った鹿苑に集められた鹿を、勢子(せこ)が追い回して捕らえ、鋸で角を切るのである。これは交尾期を前に気の立っている雄鹿同士が傷つけあったり、観光客に害を加えるものを防ぐためである。

「刈田」も「鹿の角切」もわかりやすい句がなかなかありませんでした。うならせるような一句を待っています。

 

9月下旬に「勝山句会報10月号」を預かってブログ記事の編集を始めましたが、「俳句歳時記」の配達を待っている間に10月になってしまいました。これからは季語調べに四苦八苦する時間も短縮できそうです。

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勝山句会 令和2年9月

2020年08月23日 | 勝山句会(令和2年度)2020年度

8月3日(月)勝山句会の報告

8月の兼題は「残暑」「残る暑さ」「秋暑し」「秋の暑さ」「秋暑」

立秋を過ぎてもまだ暑さが厳しいこと。一度涼しさを味わってしまった体には、むしろ残暑の方が厳しいものである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「勝山句会報9月号」に掲載された

「私の選ぶ一句」

じつは二句あります。どちらも文字原稿(青色)は蓮行さんです。

 南予地方の海岸沿いを何度か仕事の関係で通ったことがあります。愛媛県は海岸線が長くインフラ整備が追いつかないそうで、工事も多く通行止めや迂回していくことも度々ありました。

 所々に昔ながらの風景が残っていました。春さきに通ると菜の花が咲いていて写真をよく撮りました。

 海岸沿いということで安全に漁業ができることを願って祠などが作られたのでしょう。

 ナンテンの音が「難転」に通ずることから、昔は災難よけのまじない、縁起の木とされたそうです。色も地味であり、あまり目立つことがありませんが、奥ゆかしい雰囲気を醸し出してくれるともあります。

 そんなことを考えてこの句を読んでみると、なるほどと思います。最後の「囲むかな」でうまく締め括られています。

 今年の梅雨は例年より長くよく降ってくれました。この時期、作者は公演前の稽古に励んでおられ、そろそろ仕上げの時期が近づいてきていたのでしょう。

 通し稽古をされて成果の確認をされる日々が続いていた。外は連日の雨で鬱陶しかった。そんな景を詠まれているのではないかと思います。

 でも今年はコロナの影響で公演をすることさえ叶わない状況だったと思います。せめて忘れないように日々稽古に励まれていたのではないでしょうか。

 早く成果を発表できる日がくることを願っています。

 

次回の勝山句会は、9月7日(月)19時から

場所:坂本公民館

兼題「秋の虹」

夏の虹は色鮮やかだが、秋の虹は色も淡くはかなく消えていくようで哀愁が深い。

兼題「生姜(しょうが)」「新生姜」「葉生姜」「薑(はじかみ)」

インド原産とされるショウガ科の多年草。暖地ではまれに花をつけるが、結実しない。茎葉の基部の地下茎が肥大したものが生姜で、香辛料あるいは生薬に用いられる。秋の新生姜は繊維が柔らかく、特に好まれる。酢どりにしたり生で食する葉つき生姜は、やや小型種。

 

今月は新人が加わっています。

どのようにすればメンバーの句を≪見やすく≫≪楽しく≫ブログで見ていただけるかと、毎回工夫しています。今月は(無理やりの)縦位置の写真作りをやめました。また、画像に載せた句が少しでも見やすいように、文字が大きく見えるように工夫してみました。いかがでしょうか??

先月の記事に書いた「常夜燈」の紹介記事の続きを進める件、手付かずでもう夏休みが終わろうとしています。あっちゃ~

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勝山句会 令和2年8月

2020年08月03日 | 勝山句会(令和2年度)2020年度

7月6日(月)勝山句会の報告を兼ねて。

 

 

 

 

 

蓮行」さんよりひとこと

原句は「長雨に駄々こねて泣く赤き兵児帯」

「長雨」は季語ではないので「梅雨長し」にしました。

「兵児帯」と書いて「へこ」と読みます。

句に「ふりがな」は付けませんでした

令和2年の梅雨は大雨警報続きで大変でした。

季語を調べていたら「集中豪雨」が絡んできたので

あわせて掲載しておきます。

松山市もたびたびの避難所開設でした。

 

 

 

「勝山句会報8月号」に掲載された「私の選ぶ一句」

「眞美」さんの原稿を紹介します。

「五月号」の「通信句会」に載っていた句です。

私は特選に選びました。

土手の脇に菜の花が咲き乱れている。

その路が遠く遠くまで真直ぐ続いている。

そんな情景が思い浮かび、

穏やかな美しい句だなと思いました。

選句の結果を楽しみにして受け取った「六月号」で、

作者が九十九さんであったことを知りました。

九十九さんはきっと、

ご自身の命が長いものではないことが分かっていて、

その日々の中でこの句を作ったことでしょう。

そう思って改めてこの句を読み返すと、

前述の情景に命の果てを見つめるような、

上手く説明することができませんが、

静かな、透き通った美しさ、

というようなものが加わるような気がするのです。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

続いて、「兎角」さんの原稿を紹介します。

昔住んでいたアパートの隣は草の生えた広い空き地で、

燕が空き地を一回り飛んでは留まり、

また一回り飛んでは留まるという情景を見ました。

人生の中では時間に余裕があった時期だったので

しばらく見とれていたところ、

何羽かの燕が順番に飛んでいる様子。

どうも親燕が子燕に飛び方を見せて

教えているのではないかと思いました。

そのように見ると、

子燕が上手に飛べるところを親燕に披露しているようにも見え、

親子の情を感じました。

ちょうど燕の巣立ちの時期でした。

この句は、

作者の娘さんが結婚して家を離れていく時期に、

家のツバメの巣から巣立ちを見かけ、

その巣立ちと娘の結婚、

新しい人生の旅立ちを重ねて、

感慨深い親子の情を句にしたものだとよみました。

身近な家族の情景を俳句にすると、

まるで記念写真か日記のように、

その時期の情景がずっと残っていきます。

作者にとっては思い出の一句になるのではないでしょうか。

 

次回の勝山句会

8月3日(月)19時から

場所・坂本公民館

兼題「残暑(ざんしょ)」「残る暑さ」

「秋暑し」「秋の暑さ」「秋暑」

立秋を過ぎてもまだ暑さが厳しいこと。

一度涼しさを味わってしまった体には、

むしろ残暑の方が厳しいものである。

投句について

勝山句会…三句以上(できれば五句)

巻頭句…三句以上(できれば五句)

通信俳句…三句以上(できれば五句)

締切…月末必着でお願いします。

または句会日に持参してください。

通信句会の選句について…特選一句、入選四句でお願いします。

 

 

ブログ担当より

今回は原稿を「中央揃え」で掲載してみました

パソコンで見ていただく場合と

スマートフォンで見ていただく場合の

画面の印象が違うのでちょっと工夫してみようかと

「左揃え」と「中央揃え」どちらが見やすいでしょうか

また、「季語説明」がスマートフォンで見やすいように

画像にして入れてみました。

そして、先日久しぶりに「常夜燈」の担当の方と

お話できたのでこの夏のうちに

残りの「常夜燈の写真」だけでも

最後の1基まで紹介していこうと思います。

(坂本地区久谷町の常夜燈紹介で止まってしまっている)

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勝山句会 令和2年7月

2020年06月24日 | 勝山句会(令和2年度)2020年度

(表紙は「合歓の花」)

6月1日(月)の勝山句会の報告を兼ねています。

(あめんぼの あいさつにくる そとゆかな)

【難語・季語説明】 「三省堂 大辞林 第三版 難読語辞典」より引用

あめんぼ(〈水黽〉・〈水馬〉・飴▼ 坊▽)

カメムシ目アメンボ科の昆虫の総称。体は黒色で細長く、体長3~27ミリメートル。中・後脚が著しく長く、大きく広げて水に浮かび、水上を滑走する。捕らえられると飴に似た甘い臭気を出すのでこの名がある。あめんぼう。かわぐも。あしたか。みずすまし。[季]夏。

 岩波書店の「広辞苑」のオンライン検索は月額費用が必要なんです…ブログ担当の手元に欲しい一冊…。

【季語】水馬
読み方:ミズスマシ(mizusumashi)
 異翅目の昆虫。池や小川などの水面に六本の足で浮かび滑走する。
季節:夏  分類:動物

【季語】水馬
読み方:スイバ(suiba)
 六月に隅田川で江戸年中行事として行なわれた水中の馬術。
季節:夏  分類:人事

 読み方の違う2つの季語の説明は「Weblio 季語・季題辞典 日外アソシエーツ株式会社」より引用。「あめんぼ」の読み方では検索ヒットしませんでした。

 

(ひさびさに いっぱくのたび はつゆかた)

【季語】初浴衣
読み方:ハツユカタ(hatsuyukata)
 初めて着る浴衣
季節:夏  分類:人事

季語説明「Weblio 季語・季題辞典 日外アソシエーツ株式会社」より引用


(かぜのみち ふうりんうりの てんとかな)

【季語】風鈴
読み方:フウリン(fuurin)
 軒下などに下げ、涼しげな音を楽しむもの。
季節:夏  分類:人事

季語説明「Weblio 季語・季題辞典 日外アソシエーツ株式会社」より引用

 

(ゆうなぎや くりやのはりへ おおゆうひ)

【季語】ゆう なぎ ゆふ-(夕凪)
海岸地方で夕方、海風から陸風に替わるときの無風状態。[季]夏。⇔ 朝凪

季語説明「三省堂 大辞林 第三版」より引用

以下は単語説明「三省堂 大辞林 第三版」より引用

「くりや」【厨▼】
①料理をこしらえる所。台所。 (他は省略)
「はり」【玻▼璃】
②ガラスの別名。 (他は省略)

 

(せいかわりしむすめからとどく あまりりす)

【季語】アマリリス(ラテン Amaryllis)
① ヒガンバナ科の多年草。南アメリカ原産。夏、太い花茎の上にユリに似た六弁の大きい花を二~四個つける。数種の原種から作られた園芸品種。花の色は紅・赤・橙・白など。球根で増える。[季]夏。
② ヒガンバナ科の多年草。南アフリカ原産。夏、ユリに似た薄紅色の花を数個開く。ホンアマリリス。[季]夏。

季語説明「三省堂 大辞林 第三版」より引用

 

(ふけいみる おさなのどんぐり まなこかな)

【季語】ふけ い-ゐ(噴▽井)
水の絶えず勢いよく噴き出している井戸。ふきい。ふきいど。[季] 夏。

季語説明「三省堂 大辞林 第三版」より引用

 

 勝山句会報7月号に加わった「私の選ぶ一句」を紹介します。

雛納めなどということをしたことのない者にとってはこれを一句にするには歳時記などをみてどう表現しているかを掴み取ってからになります。この句のように表現できるということは、御自身で体験もしくは見て来られたから出来た一句と思います。

*来月から交代でこの『私の選ぶ一句』を書いていただきたいと思います。過去の巻頭句の中から一句か二句を選んで書いて下さい。原稿用紙に手書きでもワードで作成してもらっても構いません。文字数は原稿用紙一枚に収まるようにして下さい。 蓮行

」この絵文字のある部分は蓮行さんの文章という印です。

 

(はくしもて おおふおかおや ひなおさめ)

【季語】雛納め
読み方:ヒナオサメ(hinaosame)
 雛祭りが終わり雛をしまうこと。雛の顔は吉野紙でくるみ、箱の中にはしょうのうを入れたりする。
季節:春  分類:人事

「Weblio 季語・季題辞典 日外アソシエーツ株式会社」より引用

 

次回の勝山句会 7月6日(月)19時~ 場所・坂本公民館

兼題「甚平」「避暑」

投句について

勝山句会…三句以上(できれば五句)

巻頭句…三句以上(できれば五句)

通信俳句…三句以上(できれば五句)

締切…月末必着でお願いします。または、句会日に持参してください。

通信句会の選句について…特選一句、入選四句でお願いします。

    

 句の難語にふりがなをふるよりも、画像とは別に読み方を平仮名で表示してみました。

 句を3行に区切らずに表現したいと思いました。横長の写真に句を2行で入れると文字が小さくなると思うので、蓮行さんの写真を縦長にトリミングして使わせてもらいました。写真愛好家の作品に手を加えるのはイケナイことなのですが、縦長で撮っている写真がほとんどないのです。今回は「アマリリス」探しに苦戦…

 6/19、県境を越えての移動が可能になりました。句会を開く機会も増えていくと思われます。感染症対策を充分して、皆さまが健やかに過ごされますように願っております。

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勝山句会 令和2年6月

2020年06月02日 | 勝山句会(令和2年度)2020年度

毎月の句会は新型コロナウイルスをはじめとするいろいろな事情で開催が難しくなっています。

そんな中でも、俳句を愛するメンバーは日々、句を作っているとのことです。

みなさんが健康で過ごされますように願っております。

季語の説明は「Weblio 季語・季題辞典 日外アソシエーツ株式会社」より引用

【季語】夏来る
読み方:ナツクル(natsukuru)
 立夏の異称
季節:夏  分類:時候

「ナツキタル」と読んで欲しい

原句を紹介「媾曳きの波打ち際の夏来る」

 

【季語】夏来る
読み方:ナツクル(natsukuru)
 立夏の異称
季節:夏  分類:時候

「ナツキタル」と読んで欲しい

 

【季語】立夏
読み方:リッカ(rikka)
 二十四気の一つ。太陽黄経は四五度。
季節:夏  分類:時候  月日:五月六日ごろ

「太陽黄経」読み方:タイヨウコウケイ

参照「Weblio 辞書 実用日本語表現辞典」

「太陽が天球上を通る経路(黄道)を等角に分割した座標。特に春分点を座標ゼロとして360度に当分したものを言う。」

 

【季語】春惜しむ
読み方:ハルオシム(haruoshimu)
 春の過ぎ去るのを惜しむさま。
季節:春  分類:時候

 

【季語】聖五月
読み方:セイゴガツ(seigogatsu)
 カトリックのマリアの月をいう。
季節:夏  分類:時候

事情がありまして、以上5名の句は令和元年度六月号に掲載された句です

【季語】野薊
読み方:ノアザミ(noazami)
 野原に自生する野薊その他の総称。花は紅紫色の頭状花で、婦人の用いる眉刷毛に似ている。
季節:春、夏  分類:植物

俳句の中では季語の野薊が主役ですから「避けて」よりは

「春雨かすか野薊の咲く道急ぐ」ぐらいにされたらどうでしょうか。

句会メンバーより)

こういうコメントが有り難いです

 

以下は「勝山句会報六月号」の巻末に掲載されている内容です

次回の勝山句会6月 兼題

「噴井(ふけい)」山近いあたりなどによく見る、絶えず水の噴き出ている井戸。又は家の中に見られる掘抜き井戸。

「安居(あんご)」陰暦四月十六日から七月十五日までの間、僧侶が修行のため一室に籠り、精進修行すること。

*難しい兼題でありますが、なんとか挑戦して作って下さい。

投句について

勝山句会…三句以上(できれば五句)

巻頭句…三句以上(できれば五句)

通信俳句…三句以上(できれば五句)

締切…月末必着でお願いします。または、句会日に持参して下さい。

通信句会の選句について…特選一句、入選四句でお願いします。

 

今月も蓮行さんのアドバイスをいただき編集掲載しました。ご覧いただきありがとうございました。

(「安居」って、ステイホームのことじゃ…と思ったブログ担当でした)

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勝山句会 令和2年5月

2020年04月24日 | 勝山句会(令和2年度)2020年度

【久谷夢工房の勝山句会】

月に一度、19時から、坂本公民館に集まって句会をしています。

4月の句会で、3月に作った句を互選し、結果を5月号に掲載しています。

5月号は女性メンバーが増えました

【季語】花冷え
読み方:ハナビエ(hanabie)
 桜の咲くころに寒さがもどって冷え込むこと
季節:春  分類:時候

※季語は「Weblio 季語・季題辞典 日外アソシエーツ株式会社」より引用

 

【季語】麦青む
読み方:ムギアオム(mugiaomu)
 春先すくすくと育つ麦のこと
季節:春  分類:植物

 

【季語】雛納め
読み方:ヒナオサメ(hinaosame)
 雛祭りが終わり雛をしまうこと。雛の顔は吉野紙でくるみ、箱の中にはしょうのうを入れたりする。
季節:春  分類:人事

 

【季語】花冷え
読み方:ハナビエ(hanabie)
 桜の咲くころに寒さがもどって冷え込むこと
季節:春  分類:時候

「三省堂 大辞林 第三版」から引用してみると
はな びえ 【花冷え】
桜が咲く頃、陽気が定まらず、一時的に寒くなること。また、その寒さ。 [季] 春。

 

【季語】四月
読み方:ウズキ(uzuki)
 陰暦四月の異名
季節:夏  分類:時候

どちらの読み方?

【季語】四月
読み方:シガツ(shigatsu)
 一年で四番目の月
季節:春  分類:時候

 

【季語】仔馬
読み方:コウマ(kouma)
 春先に生まれた馬の子ども
季節:春  分類:動物

     

※次回の勝山句会 5月上旬(以下「会報5月号」に掲載されている内容です)

【兼題】

筍流し…筍の生える頃に吹き抜ける南風のこと。「流し」は雨の気配を含んだ南風。

石楠(シャクナゲ)… 広く山地に自生する常緑低木。初夏に淡紅色のツツジに似た大型の花が枝先に集まり咲く。季節:夏  分類:植物

「Weblio 季語・季題辞典 日外アソシエーツ株式会社」より一部引用)

【投句について】

勝山句会・・・三句以上(できれば五句)

巻頭句 ・・・三句以上(できれば五句)

通信俳句・・・三句以上(できれば五句)

締切・・・月末必着でお願いします。または、5月の句会日に持参してください。

※通信句会の選句について

 「特選 一句、入選 四句」でお願いします。

5月号に掲載されている24句の中から互選し、5月の句会当日に出し合います)

 ブログ担当より 

ところどころ、「」の絵文字が入っている部分はブログ担当のつぶやきです。この調子で毎月更新できたらいいのですが…。コロナウイルスの臨時休校でブログ担当に余裕がある間に2本更新できました。

みんなが安心して外出できるように早くなって欲しいです。

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勝山句会 令和2年4月

2020年04月17日 | 勝山句会(令和2年度)2020年度

【勝山句会】

月に一度、19時から、坂本公民館に集まって句会をしています。

2月の句を3月の勝山句会で互選して、その結果を掲載した「勝山句会報四月号」

…なので、句は2月のものです。(タイトルは「4月」としました)

【季語】水鳥
読み方:ミズドリ(mizudori)
 生活の大部分を水上でくらす鳥
季節:冬  分類:動物

 

※参考 「水鳥」には違う意味合いのときがあるんですね。
読み方:ミズドリ(mizudori)
 鵜の別称
季節:夏  分類:人事

※季語は「Weblio 季語・季題辞典 日外アソシエーツ株式会社」より引用

 

【季語】冬晴
読み方:フユバレ(fuyubare)
 冬の晴れた日
季節:冬  分類:天文

 

【季語】秋風
読み方:シュウフウ(shuufuu)
 秋に吹く風のこと
季節:秋  分類:天文

※別の参照「三省堂 大辞林 第三版」より
あき かぜ【秋風】秋に吹く風。 [季] 秋。 

 

困った…季語辞典には「おせち」は見当たりません。

※参照「実用日本語表現辞典」より
【おせち料理】
読み方:おせちりょうり
別表記:御節料理、お節料理、お節、おせち
節(せち)、即ち節日(せちにち)を祝う料理の総称。今日ではもっぱら正月を祝う料理を指す。多くは縁起を担いだ料理を重箱に詰め合わせた料理を指す。

 

【季語】石蕗
読み方:ツワブキ(tsuwabuki)
 暖地の海岸などに自生するキク科の常緑多年草
季節:冬  分類:植物

 

最後に「最近の入選句」を紹介

【季語】梅
読み方:ウメ(ume)
 中国原産のバラ科の落葉高木。白くかれんな小花で古くから親しまれている。実は食用
季節:春  分類:植物

※蓮行さん、すみません。「梅真白」は見つかりませんでした。

※令和2年2月11日 松山市民俳句大会当日入選の句です。

 

【季語】盆の月
読み方:ボンノツキ(bonnotsuki)
 盂蘭盆の夜の月。陰暦七月十五日に当たる、秋にはいって初めての満月
季節:秋  分類:天文

※令和元年度 愛媛県県民総合文化祭募集句入選の句です。

 

ブログ担当より

勝山句会の句集が少し変わりました。

5月号からは新しいメンバーも加わります。

今までブログ担当を悩ませていた俳句を飾る写真。これが蓮行さんから提供してもらえることになり(季語の紹介だけなのは申し訳ないのですが)更新がマメにできるかも!と喜んでいます。

そのうち久谷夢工房の活動(勝山句会以外の)もぼちぼち紹介を続けられたらと思います。

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