久谷夢工房=勝山句会・自然石を使った常夜燈・椿の植栽

≪地域発信≫愛媛県松山市久谷地区
勝山句会
自然石を使った常夜燈
遍路道沿い・椿の植栽
(灯籠まつり)

勝山句会 平成27年6月

2015年07月30日 | 勝山句会(平成27年度)2015年度

(勝山句会 於 坂本公民館 平成27年6月15日(月)19:30~)

 季語紹介   でんでん むし [3] 【〈蝸牛〉】〔「ででむし」の転〕 カタツムリの異名。 [季] 夏。 【三省堂大辞林より】

かた つむり [3] 【〈蝸牛〉】〔「かたつぶり」の転〕 軟体動物腹足綱のうち陸上にすむ貝類の総称。普通は右巻きの殻をもつ。二対の触角の長い方の先端に目がある。雌雄同体。食用になる種類もあり,フランス料理で使われる。マイマイ。マイマイツブロ。デンデンムシ。かぎゅう。 [季] 夏。 【三省堂大辞林より】

蝸牛 読み方:カタツムリ(katatsumuri) 陸産の巻き貝。湿った土地を好み、樹や草の若葉を食べる。雌雄同体。季節:夏。分類:動物。 【weblio 季語・季題辞典より】

合歓の花 読み方:ネムノハナ(nemunohana) マメ科の落葉高木。夏、はけ先のような紅を少しふくんだ花が咲く。季節:夏。分類:植物。 【weblio 季語・季題辞典より】

 

  竹内 評  風が涼しくてエアコンを入れていないスーパーの入り口に燕の巣。(6月号 特選2)

 季語紹介  夏燕 読み方:ナツツバメ(natsutsubame) 夏の間活発に動くツバメ。季節:夏。分類:動物。 【weblio 季語・季題辞典より】

 燕 読み方:ツバメ(tsubame) ツバメ科の総称。季節:春。分類:動物。 【weblio 季語・季題辞典より】 …「燕」だけでは季節が「春」になります。だから「夏燕」。

 

 竹内 評  こどもが凛々しく育ってくれることを願う親心。端午の節句らしい。(5月号 地の句)

 季語紹介  武者人形 読み方:ムシャニンギョウ(mushaningyou) 端午の節句に飾る武者姿の人形。季節:夏。分類:人事。 【weblio 季語・季題辞典より】

む しゃにんぎょう -ぎやう [3] 【武者人形】 端午の節句に飾る武者姿の人形。兜(かぶと)人形。五月人形。 [季] 夏。 【三省堂大辞林より】

 熊本弁の「むしゃんよか(かっこいい)」は「武者んよか」。。。やるなあ、熊本。

 

  竹内 評  靴など履物は朝におろす。光り輝く初春の光の中ではき初めをする。麗らかである。(5月号 地の句)

  写真提供  門前の小僧遍路日記 様 http://jh5swz.exblog.jp/ 歩き遍路道沿い松山市窪野町にあるお休み処「坂本屋」の前の様子。

・・・この写真以外の5枚は、「無料写真素材 写真AC」より転用。

 

 竹内 評  春風が吹き、冬の匂いは飛び去り、春の匂いがした。風に春を感じている作者。(5月号 地の句)

 「そよ風」は季語ではありませんでした。…

 

  竹内 評  除草剤に草はみな枯れており、見るも無残である。除草剤を知らない人が多い。(5月号 地の句)

 季語紹介  若草 読み方:ワカクサ(wakakusa) 芽を出して間もない、柔らかな草。季節:春。分類:植物。 【weblio 季語・季題辞典より】

 久谷地域では田植え前の5月頃から、市民大清掃のある7月くらいまでは、草刈り(川つくり・道つくり)で大変忙しいです。この時期、農家は毎日草刈り。一家に1台草刈り機。いや、夫婦で2台か。。。草を刈るほどの値打ちのない場所は除草剤??? 里山は冬季以外は雑草との闘いが続きます。

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 ぜひお越しください。

(2015.7.17 記)

---夏休み、バタバタしてなかなか次の記事が仕上がらないので、気分を変えて編集し直して再度公開。 まあ、こんなこともアリかと。(笑) 「常夜燈」津吉町編、鋭意制作中でーす。 


常夜燈~久谷地区(荏原)東方町 六丁集落と町組集落

2015年07月04日 | 特別に思い入れのある常夜燈(荏原地区)東方町

松山市東方町にある常夜燈の紹介の続き(第3弾)です。

5つめ、東方町2070番地近く、六丁集会所の北側駐車場にある常夜燈。

写真は北向き。この道が県道207号線の旧道です。新道との三叉路が写真の奥の方に見えています。

六丁の常夜燈は道路に背中を向けて建っています。駐車場に入って正面に回ると…

夜間に蝋燭を灯している写真です。・・・蝋燭のあの雰囲気を伝えるのは難しいですねぇ。やはり、10月7日地方祭の夜か、12月31日大晦日の夜に蝋燭を灯している実物を見ていただくのが一番よろしいかと。

    

6つめ、東方町1280番地あたりの町組集会所にある常夜燈。

 

荏原小学校の北側の道を東へ入って少しのところ、道路の左側にある町組集会所の前庭にあります。

ちょっとスマートな竿石。火袋台石も小ぶりですが、笠石が立派で、全体にまっすぐな様子が際立っています。

    

久谷地区の地理に不案内な方のために、道路が理解しやすい別のマップでもご案内。

「久谷の里山(写真のページ)」で紹介されているマップです。

今回の「六丁」「町組」に赤丸でマークしました。今までに紹介した「井関」「矢谷」「岡本」の常夜燈の位置が赤四角でマークされています。「小石」は・・・漏れているようです。「岡本」の北側にある「津吉」のマークが道を1本東へずれているのかもしれません。ちなみに津吉町には3つの常夜燈があります。東方町の残り3つの常夜燈の紹介が終わったら、津吉町の常夜燈を紹介しますね。

    

  ここで、ひと月先に迫ってきた「灯籠まつり」の告知を。

今年は「第10回」ということもあり、例年の内容に加えて、灯籠に絵を描いてくれた子どもや、見に来てくれた子どもに少々のプレゼントを用意しています。

メンバーは6時ころから準備にかかりますので、暗くなってしまう前にどうぞ親子でお越しください。

静かな灯りに包まれてお待ちしております。