私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

カウンセリング69

2007-03-15 00:40:36 | カウンセリング
今回、カウンセリングがとても楽しみでした。
以前は、楽しみというよりも渇望で、痛みを伴っていたのに対して、とても楽しみなのです。
遠足の前の夜の子どもみたいに、昨夜は夢を見ました。
カウンセリングの時間を忘れてしまうという夢でした。

今までの恋愛と同じように、カウンセリングの時間を渇望し、なおかつ満たされない思いがあり、電話を切るのに痛みを伴う感じでした。
でも今は、わくわくするような、そんな楽しみです。
その気持ちを話すと、カウンセラーも楽しみにしていると仰ってくださいました。

以前なら、カウンセラーだからそんなことを言うんだと思ってしまっていたのかもしれないけれど、心地よく受け止めることが出来るようになりました。
根気よく、受け止め続けてくれるカウンセラーに対して、信じられるようになり、そしてまた、その言葉に対して、過度に期待しないようになったのかなと思います。

私がありのままの自分を見せることに抵抗がないのは、恋愛感情を抱いていない男性に対してだけだったような気がします。
女性に対しては、嫌われたくないという思いも強く、また、女性同士の特有な関係を持つことが苦手なこともあり、女性同士の付き合いは、逆に男性同士の付き合いのようなサバサバとした関係しか築けていないかったかなと思います。

カウンセラーに対しても、恋愛感情に似た感情を抱いていたこともあって、セックスの話題に触れるのは極端に恥ずかしかったし、恋愛についても語ることに対して羞恥心を抱いていました。

今は、今まで自分の作っていた壁を打ち破ることが出来たのか、少しずつ、他人との距離の取り方や、安心できる関係を築きやすく、またありのままの自分を出せるようになっていると思います。


キスについて話しました。
前々回のカウンセリングで、恋愛の始まりのきっかけの話の中で、なんとなくキスをしてしまうという話をしました。
色々と考えているうちに、私自身が、キスに対して何か特別な感情を抱いているというか、求められると拒めない魅力をキスに感じているような気がしました。
キスをすることで、快楽を得、自分の感情をコントロール出来なくなるような気がします。

ふと、思いついたのが、フロイトの性的発達段階の口唇期でした。
私は、母の母乳が足りず、ミルクが嫌いで吐くという行為を繰り返していました。
そのため、空腹で泣き続けていたらしいのです。
何か、関係があるのではないかと感じたのです。
異性の親との関係が上手く結べないと、恋愛依存になりやすいのではないかと感じることも話しました。
妹も、私と同じような性格で苦しさを持っていますが、妹の場合は、不安神経症といった症状で、恋愛依存には陥っていません。

口唇期の愛着障害としては、摂食障害などの症状が出やすいらしいのですが、私の場合、多少の過食が見られるだけです。
カウンセリング中には、思いつかなかったのですが、貧しくて食料が充分になかったことや、もったいないという意識も強かったこと、そして何より、摂食障害が始まる時期に、性体験を先にしてしまったことで、そちらに流れてしまったのではないかと思います。

無理に原因を突き止める必要性はないのかもしれませんが、自分の心を実験台にして心理学が学べるので、色々と自分との関連性を引き出して見つめてみたいなと思っています。

最後に、職場で抱えていたトラウマについて話しました。
先日、久しぶりに怒りの感情が沸いて来ました。
でも、それは、目の前に起こった出来事だけではなく、過去の感情も呼び起こしていることを感じました。

職場で、あまりにも見過ぎてしまった社会の裏側。
正しいことをすることが出来ない苛立ち。

私の中では、ある程度は気持ちのの整理がついている問題ではあったのですが、外では話しにくい内容だったので、話してみました。
話すことによって癒されるという経験を何度もしてきたので、少しでもトラウマは小さくしていきたいな、と思っています。

それと同時に、自分がその出来事を体験した理由、それを体験することによって、何を学べばよいのか、それをどう生かせばいいのか、気付きたいと思っています。

私は、女性が持ちうる多くの問題を、たくさん体験して来ました。
そして、自分がその時欲しかったものを与えられる人になればいいなと感じています。

人よりも多く見てしまった、社会の裏側の部分。
それは、どう受け止めればいいのか、まだ私の中では処理し切れていません。
物事が起こってしまった本当の意味を受け止めた時、本当の意味で、それを受け入れることが出来るのかなと思っています。

毎回、変わったねぇ~とカウンセラーが仰ってくださいます。
安心して話が聞いていられるよと・・・
ふつふつと湧き上がる、怒りや苦しみや痛みや叫びが少なくなりました。
あれは、なんだったんだろうかと、でも、あの状態は辛かったけれど、傷を癒すために必要なプロセスだったのだと思います。

かさぶたを作ることは出来ても、完治することはなく、ちょっとした衝撃で血を流し続けていた私の心。
そしてそのかさぶたは、小さくなるのではなく、だんだんと大きくなっていました。
本当は、その膿を出し切ってこそ、傷は治るのだと思います。
膿を出すのはつらい。
でも、何度も血を流し続けることよりも、楽になれるのだと感じています。
そして、血を流している時が、膿を出すチャンスでもあるのかなと思います。

フラッシュバックして、色んな思いが噴出す時、その傷を癒す、絶好のチャンスでもあるのかなと思います。
慌てて傷口をふさぎ、かさぶたを作ってしまうよりも、膿を出しきる。
今は、そのかさぶたがポロポロとはがれ落ち始めているのを感じています。

まだまだ、心の奥底には、かさぶたが潜んでいるかもしれません。
それを考えると怖いです。
また、あの苦しみを味わうのかと・・・
でも、もう一人じゃない。
それを見守ってくれる、仲間がいる。
たくさんの勇気をいただいています。


ブログを読んでくださる皆様。
いつもこんな私を見守ってくださってありがとうございます。
一緒に、傷を癒しながら、成長できるといいなと思っています。
どうぞ、これからもよろしくお願いします。




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