岡崎市の中日文化センターで月二回、受講している「東海の古城と史跡を訪ね」に出席しました。今回は、中日古城研究会の山田柾之さんが講師となり「下方氏の上野城と張振甫関連史跡」と題し話をされました。下方氏は、小笠原家の流れをくむ名家で尾張の上野城を居城としてました。
織田信長に仕え、本能寺の変で討ち死にしている一族もいるが、最後に尾張徳川家に仕えています。次に、話されたのは、張振甫についてです。江戸初期、明の皇太子が明が滅亡する前に日本に逃れ、尾張藩に保護され張振甫を名乗り医者として幕末まで尾張藩に仕えたというものです。初めての聞くことであり興味深い話でした。