渓芯会山行きハイキング

老若男女の愉しい仲間、山歩きの後の温泉探訪と反省会が楽しい

金時山からの富士山素晴らしい

2008-11-29 | Weblog
金時山
2008.11.22
大宮夫妻、岩佐さん、淡路さん、均

自宅出発は05:05。まだ暗い。このところ寒い毎日が続いている。早朝とあってはさすような寒さを覚悟していたが さほど寒くない。少し拍子抜けの感があった。
オリオンを見ながら根岸駅へと向かう。根岸駅ホームの椅子が真新しくなっていた。
おまけに待合室まで新設されていた。寒くはなかったが待合室の中に入ってみた。
入ったとたん照明の輝度が増したのでびっくり。続いて入ってきた人に聞くと二三週間前に出来たのではないかといっていた。東海道線に乗るべく横浜駅のホームで待っているところで 大宮夫妻と合流。横浜駅06:13発。国府津で御殿場線に乗り換える。ここで岩佐さんと合流した。国府津07:08発。松田から乗ってくるのであろう淡路さんを見つけられなかったが 前の車両にいたようだ。御殿場駅07:54着
快晴だ。駅前からの富士が大きい。

バスの出発時間近くになって6番乗り場にレトロなバスがやって来た。
我々には無関係なバスかと思ったがそうではなかった。
08:15定刻にバスは御殿場駅を離れた。バスの運転手名が掲示してあった。
牛込三四郎。インパクトのある名前である。

バスは九十九折に高度を上げる。車窓からの富士が 右に左にめまぐるしく移るので 座っているだけとはいえ、首から先がいそがしい。08:40乙女口バス停で下車。

バス停前の保養施設入り口で 準備を整えて 08:50歩行開始。薄暗い檜の植林の中をまずは進む。登山道脇に地味色きのこの群生あり。木の根っこが道に張り出していて歩きにくい。

檜林の中にもみじの木が一本あった。まだ紅葉が残っており逆光にそれが映えた。檜林がきれると急に明るくなった。背後から陽が当たりポカポカだ。若者は歩行開始とともに上着を脱いだ。一方 岩佐さんはずっと上着を着用だったが 09:56ここにきて
やっと上着を脱いだ。汗ばむような陽気の中 歩いてきたが、急に涼しく感じたなと見ると 霜だ。そして 10:10あっけなく 乙女峠に着いた。

ここで正面に飛び込んでくる富士の雄姿には 何回来ても圧倒される。すばらしい。展望台に上がり富士を愛でているところへ 

乙女峠にある茶屋の番人らしき人がやってきて 頼みもしないのに 親切にガイドしてくれた。現在の冠雪は 7合目付近までだそうだ。裾野の左端の白い筋は イエティスキー場。オープンの最も早いスキー場と教えてくれた。この人に集合写真も撮っていただいた。オートシャッターが かかっていて なかなかシャッターがきれないという ハプニングがあったが感謝。いつまでも見飽きない 乙女峠からの富士ではあるが 先が長い。10:25出発。これより
階段状の急なのぼりが続く。自然に見上げるような姿勢になり 目には青空が眩しい。

長尾山には10:58に着いた。頂とは思えない平らな広場だ。ここで小休止の後 11:10出発。この先再び霜か見られ ひんやりとした道となった。
11:14 右手に目指す金時の頂が現れた。

高さは現在地点と同じくらいである。
ここから頂へと橋でも架けてあれば アップダウンすること無しに金時の頂にたどりつけるのだが そうはいかない。これより道は一気に下り始めた。行けども行けども道は下る。やっと底に着いたのは11:30。そして今度は登り道だ。
11:52大涌谷のよく見えるところで景色を楽しむ。

11:57再び道は下りだした。底に着いたら
再び12:03道は登りとなる。アップダウンを十分に堪能した後 金時山 山頂には
12:25たどりついた。頂は大賑わいだ。

まずは鉞でポーズの写真に収まろうと思うも 順番待ちとあっては 後回しだ 飯が先。大混雑で金時娘もパニクッている
という情報もうなずける。何とかテーブルを確保できて 腰を落ち着けた。富士の
右裾に白い三角錐が見える。北岳だろうか。その手前は八ヶ岳なのだろう。愛鷹山は真近に望めた。見事な展望を楽しみながらのランチタイム。

岩佐さんより秋田名物いぶりがっこの提供があった。たくわんの燻製だ。うまい。思わず箸が いや 箸がないので、手が進んだ。ランチを取り終わるころには幾分混雑も緩和してきたようだ。鉞でのポーズを撮り終えた後オートシャッターで集合写真。シャッターのきれる寸前に 人がカメラの前を横切ろうとした為 大宮夫人が 〔邪魔〕と一喝。

そのおかげで 危うく難を逃れることが出来た。13:23 仙石へ向けて下山開始。
いきなり急降下が始まる。登山道に張り出した岩や木につかまりながら 下る。

ちょうど程よいところ に張り出した木は てすりとなり皆がさわるので 磨きがかけられ 見ようによっては光り輝く芸術作品といってよい。少し気温が下がってきたようで鼻水を手ですする。燻製のにおいだ。あのたくわんだと 思わず笑みがこぼれた。向こうから大部隊がやってきて道を譲る。人数を尋ねるも人によって数が異なるのはどうしたことか。さらに歩を進めた先に なにやら探しもののお姉さんあり13:43。探し物は石突きのプロテクターだった。これを淡路さんがみごとに発見。金時神社への分岐には13:55に着いた。この先で大宮さんが夫人に歩き方をアドバイス。よく考えて足をおろせとか、考えなくていいから どんどん歩けとか、おっしゃることが その都度異なる。どこかの総理のようだねと笑ってしまった。
うぐいす茶屋には14:33に着いた。閉じられて久しい茶屋である。茶屋の前に
椅子とテーブルがおかれ ラムネをご馳走になったことを思い出したが 今ここには何もない。

ここで休んでいると 途中ですれ違った コーギー犬が再びやって来た。一才という彼女は人懐こかった。青空の中の一日だったが 日が傾きだすのは
早い。

夕景のような雰囲気が急に漂い始めた中 笹竹の中をどんどん下る。
車道に出る手前でガサゴソ音がした。音源はというと かなり草臥れた感じの別荘の屋根だった。葺き替え作業をしているようだった。右手にこれを見送り 15:08
山中より車道に出た。前回2004.3.27来たときはここで各自が泥だらけになった
靴とストックを路肩に残った雪で きれいに落としたものだったが 本日はその必要なし。左右に点在する別荘地の中の一本道をバス通りに向けて下る。

この辺りの紅葉は今が見ごろだった。15:23仙石のバス停に着いた。ここから
立ち寄り湯の宮城野まではバス利用とする。

満員のバスは窮屈だったが時間は短いのでここは我慢。乗ること10分で宮城野バス停に着いた 15:38。宮城野温泉会館へ向かう。少し道を間違えたがこれは愛嬌。記憶とはいいかげんなものだ。

温泉会館はもう少し大きい施設のように思い込んでいたが そうではなかった。
そうはいっても 客が少なかったのでなんら問題はなかった。湯が熱いのも記憶になかった。ぬる感の私にとっては少々つらかったが さっぱりできたので文句はない。タクシー会社の電話番号を施設の人に教えてもらい 

強羅まで行くべく 携帯で呼ぶ。大変込んでいて そうとう時間がかかると脅かされた。あるいは断られるかもしれない という雰囲気だったが 待っているからというと 応じてくれた16:25。缶ビールを飲みながら タクシーがやって来るのを待った。
最初の一台がやってきて 大宮夫妻に先に行ってもらった。次の車がなかなかやって来ない。そうしているところへ 携帯が鳴った。大宮さんからかと 思ったが
そうではなかった。タクシー会社からだった。タクシーが着いているはずだが
われわれがいないという。表へ出てタクシーを捜すもその姿なき旨を伝えた。真相は タクシーが宮城野温泉会館ではなく 間違って勘太郎の湯のほうへ 着けたことによるものだった。携帯の履歴が残るということは 役に立つこともあるわけだ。強羅駅には17:00着。タクシーのメーターが800円から 停止直前に900円にあがった。3人だからちょうど割り切れてよかったねと 笑いながら下車。
登山電車は大混雑のようだ。無理やり乗ろうと思えば前の電車に乗れないことはなかったのだが これは回避。次の電車待ちの先頭に並ぶ夫人のアドバイスで 一電車後に乗ることにした。これは大正解だった。強羅発17:23ゆっくりすわって仮眠。
前に立っている二人連れの会話に 牛込三四郎の名前が聞き取れて 仮眠を中断。
残念ながら話の内容までは聞き取れず再び仮眠開始。湯本には 18:03着。
湯本発 18:07で反省会をするべく小田原駅へ向かう。反省会場のふじ丸は 東口か西口か思い出せなかった。淡路説は東、大庭説は西 正解は東口だった。
山道の記憶は不鮮明という大宮さんだったが 飲み屋への道は 記憶が鮮明のようで 大宮さん先導で ふじ丸へ向かう。

あるいは込んでいて門前払いもあるかと
覚悟していたが おなじみの個室に通されて安堵。18:35反省会開始。3種類の
地魚のさしみの盛り合わせを注文。かいわり、いなだ、かごかきの3アイテムだ。
その中のひとつは エンゼルフィッシュのような模様をしていた。これが かごかきではないかという 淡路説は正解だった。淡白な味で 上品な我われの口によくマッチしてくれた。21:00反省会終了。21:21小田原駅発の東海道線で帰路についた。始めてみる車両だった。グリーン車のような席に満足。22:15横浜駅着。23:10帰宅。

次回 渓芯会 山行案内

2008.12.13

" 白山 "

本厚木駅北口 改札口  09:10集合

厚木バスセンター 9番  09:20
 かなちゅうバス 350円
七沢病院入り口     09:45

順礼峠         10:40
物見峠         11:55
     ランチ
            12:40
白山          13:25
飯山観音        13:55
ふるさとの宿飯山温泉  14:10
     入浴
   
飯山観音前バス停    15:46
     かなちゅうバス330円
本厚木駅        16:01

   花の木にて反省会の予定
コメント (1)
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