リコーダーアンサンブル夢笛

リコーダーの魅力に取り憑かれて
早30余年。
月二回の練習(第2・4土曜日)を基本に
活動しています。

リコーダーフェスティバル  2019年4月6日(土) mayu

2019-04-14 21:31:27 | Weblog

東京リコーダー協会 西日本本部 第37回リコーダーフェスティバルでした。
毎年桜の季節に関西のリコーダーアンサンブルが集まって演奏を発表しあう、楽しみでもありちょっと緊張もするリコフェスです。
夢笛は「風笛」と「コンドルは飛んでいく」を演奏しました。どちらも10年以上も前から吹いている曲ですが、あえての選曲です。
最近夢笛は「終活」に突入しました。
といっても、解散を発表したわけでもなければ、誰かが辞めるというわけでもなく、もちろん仲間割れをしたなんてことも一切ございません!!
長年活動を続けてきたなかで、途中で投げ出した曲、発表するには至らなかった曲、リベンジしたい曲、今ならまた違う表現ができそうな曲……などなどを見直して、あらためて丁寧に向き合い演奏していこうという取り組みです。
年齢を重ねてきて、あと何十年も続けられることはまずないであろうという現実を考えると、手持ちの楽譜の中に埋もれているたくさんの素晴らしい曲たちを楽しまないともったいないという思いが「終活」です。

(と、私は解釈しておりますが…)
で、リコフェス。
今回は参加団体が少なくてひとグループの持ち時間が若干長めということで、恒例の演奏前のグループ紹介をkei・momoコンビの絶妙な掛け合いで若干長めに盛り上げて、いざ演奏!というところで、ギターのmyuさんが「ドとソちょーだい」とチューニングを始めると、まぁ合わない。
長々かかってしまいました。
休憩終わりすぐの出番だったのに、チューニングしとけよ!って話ですよね。
いや、ちがうな。
kei・momoのトーク中にshige・mayuがドとソやっとかないといけなかったのに、トーク聞いて笑ってたのがいけなかった。反省……
おかげでええあんばいに緊張がほぐれて、楽しく演奏できました。
他グループの演奏に刺激をいただいたり、素敵な曲を知ったり、今回も楽しいリコフェスでした。
ですが、寂しいお別れもありました。
リコフェスをずっとお世話してくださった小林先生が、今回でお役目をご勇退されました。
かつて夢笛がコンクールに出場するという血気盛んな頃、和歌山までお越しいただきご指導いただいたことがありました。厳しい練習とはうってかわって、休憩のおやつではおもしろ楽しい時間をご一緒したことを覚えています。私は個人的には、不慣れなグレートバスが吹けなくて、めちゃめちゃ叱られて厳しくご指導いただいたことが忘れられません。何しろ大人になってから誰かに厳しく叱られて泣きそうなくらい情けない思いをしたなんて、後にも先にもあの時だけでしたから〜。
でも、だからこそ思い出深く、小林先生の楽しいお人柄と笑顔が大好きです。
数年前のリコフェスでは急遽、夢笛の演奏に参加してくださり、私は隣で緊張しながらも嬉しくて、貴重な機会だったなぁと思い出します。

小林先生のご指導で合わせるリコフェスの全員合奏も、今回で最後だったと思うと寂しいです。

とても美しい合奏でした。
これからお会いできる機会はなかなかないかもしれませんが、お会いする時にはいつまでも「夢笛終活絶賛継続中です!」とご報告できたらいいなぁと思います。
小林先生、お世話になりましてありがとうございました。

次回予告!
素敵なご報告があります。
まだ、内緒です。