メルツのドネルケバブログ

ドネルケバブの話をざっくばらんに書いてます

おもしろ同人誌バザールに行きました~まだ見ぬケバブ本を求めて~

2019-04-07 13:48:44 | ブログ

マニアフェスタに出展して気付いたことは、「やっぱり本はいるよね」という基本的なことでした。

 

周りから本を出すべきと言われるのですが、ドネルケバブを知れば知るほど「本を出すには不向きだよなぁ」と思い、出展するまで本を書くことには懐疑的でした。味が作る人に依存しやすいドネルケバブは「このお店はこんな味」と言うことが難しく、店自体も移り変わりが激しいため、スナップショットのように切り取る本という形式は実際のところ難しいのです。

 

そのためマニアフェスタでは「ドネルケバブWiki」を引っさげて、同人誌代わりの「ドネルケバブWikiへのQRコード付きポストカード」の頒布に至ったわけです。同人誌と異なりWebページは編集が自在で検索もしやすく、とにかく良いことずくめ。そう思っていたのですが実際に出展してみると、お越し頂いた方にはわかりにくく、とっつきずらく迷惑をおかけしました。そして若気の至りを反省しつつ「やっぱり本は出そう」と思ったのです。

 

そんな背景で2019年4月6日、六本木で開かれた「おもしろ同人誌バザール」へ行きました。新しいケバブ本の形を追い求める、いわば岩倉使節団のノリで乗り込みました。ケバブ本のみならず今後の活動の参考になる本の数々に出会うことができましたので、勝手ながら下記の通り紹介させて頂きます。

 

※順番はバッグから出てきた順となります。

----------------------------

 

著:「謎探りは紅茶」様 

題:『スマホで料理をおいしく見せるコツ』

Twitter: @nazotya


いま私に最も必要な本といっても過言ではない一冊。

撮り方の話から道具やアプリまで、必要な情報がわかりやすく簡単にまとめられた本は、私にとってプライスレスの価値があります。その時に頒布をされていた方は、なんと私をご存知だったとのことで「恥ずかしい写真ばかりですみません。勉強します。」と赤面しました。

 

著:「もひもひ」様

題:『OLから圧倒的な支持を集めるインフルエンサーっぽい文章が書けるようになる本』、『同人イベント取材の手引き』

Twitter: @mo_himo


先日のマニアフェスタにも出展されていた方です。この2冊も私にとって必要な本ですね。

 

『OLから圧倒的な支持を集めるインフルエンサーっぽい文章が書けるようになる本』のすごいところは、ただ教えるだけではなく、読んでいるうちにその手法に私自身がひっかけられていて「←こんな感じで使う。」のくだりでハッとさせられ苦笑いするところ。

 

『同人イベント取材の手引き』は、私自身メディアに取り上げられて頂いたので、共感できる内容が多かったです。取材を受ける際、取材をする際はこの本に書いてあることを参考にされてはいかがでしょうか。

 

著: 「ふきかえとじまく」様

題: 『борщ』、『冬のウラジオストクに行こう』

Twitter: @fykikae 


『борщ』とはボルシチのこと。この本ではロシアで購入されたインスタントをはじめ、輸入品や国産品の「ボルシチの素」を使用してボルシチを作り、それぞれの紹介やレビューされています。見やすいデザイン、必要な情報、料理素人の私でもマネできそうな調理手順…何べん読み返しても楽しいユーザーフレンドリーに溢れる一冊。輸入食品店を営む知り合いにも「こういう見せ方があるよ」と見せたいです。

 

『冬のウラジオストクに行こう』は、冷たい空気が伝わるような美しい写真、コラムそして行きたくなった時用の情報が凝縮された一冊。自分もモスクワにケバブを食べに行ったわけですが、その時の空気感がフワッとよみがえります。いいなぁ…こんな本いつか自分も出してみたいな…と思いながらじっくりと拝読させて頂きました。

 

著: 「みゆかわ」様

題: 『Anything And Everything -Islamic Architecture-』

Twitter: @shachiku_travel

 

イスラム建築の撮影は本当に難しいと、個人的に思っています。構図、切り取り方、フォーカス、ホワイトバランス…1回写真好きの友達を東京ジャーミィ―に連れて行きましたが(キィーッ)となってました。この本は世界中で様々な写真を撮られている中で、イスラム建築を集めたフォトブック。「すごい」の一言です。豊かな色彩、繊細なディテールに圧倒させられます。(こう撮ればいいのか)と思いながら(とても真似できない)とも思うわけです。

 

著: 「旅貯の会」

題: 『同人誌即売会におけるクレジットカード決済・電子マネー決済の愉しみ【改訂版】 ~頒布事務効率の向上を目指して~』、『旅貯の楽しみ スタート編 九訂版 ~旅行貯金が初めての方に向けて~』

Twitter: @ryocho_no_kai

 

先日のマニアフェスタでは「Square 」を使用してクレジットカード対応をしていた私ですが、金銭や在庫は手計算・手集計だったので実態とズレが生じ、今後の課題になっていました。そんな中で『同人誌即売会におけるクレジットカード決済・電子マネー決済の愉しみ【改訂版】 ~頒布事務効率の向上を目指して~』は大変参考になる体験記でした。POSレジの重要性を今一度認識すると同時に、気付きもしなかった課題や解決策が見えてきました。

 

『旅貯の楽しみ スタート編 九訂版 ~旅行貯金が初めての方に向けて~』を読むまで、旅貯という趣味があることすら知りませんでした。ゆうちょ銀行に普通口座を開設して、全国のゆうちょ銀行または郵便局をめぐって都度預金し、貯金通帳にゴム印をもらう。そんな趣味があるとは…。興味を持って始めてみようと思った時の、用意したいもの・トラブル時のリカバリが「なぜ必要なのか」という背景も解説されていて、親切だなと思いました。

 

著: 「A Cup of Tea」様

題: 『初めての紅茶読本』、『初めての紅茶読本 アイスティー編』、『メイドさんの紅茶読本・2 英国メイドさん協会』

Twitter: @Maid_A 

 

紅茶好きの貴方“どんな紅茶が好きですか?” どう答えますか?

『初めての紅茶読本』、『初めての紅茶読本 アイスティー編』は、「紅茶」を柔らかな文体から端的に解説して頂ける本です。QA形式になっていて、一度は疑問に思う事柄が写真を交えて解説されており、ページをめくるたびに「なるほど!」と膝を叩きました。初心者向け解説本かくあるべしで、私も含めてみな初心者である「ケバブ」を題材にした本を書く上で、とても参考になります。

 

『メイドさんの紅茶読本・2 英国メイドさん協会』は紅茶ブランドや紅茶の解説、そして実際に召し上がったメンバーの方々の感想やアンケートがグラビアとともにまとめられた本です。写真のどこかに写る上品な絵柄の紅茶のパッケージ、個性が豊かでこれを収集するのも一つの趣味になりそうです。実は日本でもトルコの紅茶やハーブティーは手に入るので、いつか取り上げてみたいと思うのですが、その際の参考になります。

 

----------------------------

 

会場を後にし「こういう本がいいのでは」という構想を閃くことができたので、あとは必要な道具や写真、情報の書き出しや整理を進めていきます。「ケバブ本プロジェクト」は一歩前進です。

 

ただ確実に私自身の能力は足りていないので、修行に励みたいと思います。まずはスマホに食べ物撮る用のアプリをインストールするところから…。

 

出展者の皆様、大変お疲れ様でした!ありがとうございました!

 




最新の画像もっと見る