この美術館にこんなに人が来ているのを初めて見ました。
大人気、川瀬巴水‼️
5月12日(日)に観覧したのですが、入場者数がすでに1万人超えたそうです。
この展覧会は以前どこかでやっていた…とググると2021年10月から12月まで新宿のSOMPO美術館で開催してました。
残念ながら行かなかったのですが、とても混んでいるとウワサを聞いた記憶があります。
その後は全国各地の巡回があり、大分、秋田、鹿児島、三重、広島、石川、山形、高松などまわっていたようです。
こんなにたくさん巡回してたんだ、スゴイですね。
版画なので作品が小ぶり。
大きなサイズの作品がないので会場選ばす、だからでしょうか。
八王子夢美術館もハコとしては小さめです。
縦サイズの大きな作品のたくさんの展示は無理だな、と思います。
今回の版画サイズは地方の美術館でも開催しやすい最適な展覧会だったかもです。
あ、もともとの貸し出しの協力もなければダメですね。
渡邊木版美術さん、ありがとう❣️
また今回は渡邉木版美術さんという強い味方がいますがー
一点ものの絵画とは違い版画は作品を集めやすいジャンルなのではないでしょうか。
ごちゃごちゃと前置き多くてすみません😅
今回のような作品数の展覧会は今後ないかも、と思われるくらいの約150点が展示されていたようです。
最近の流行りで、作品目録はダウンロードになってました😓残念。
紙で欲しいよ〜🥲
とは言え、今まであちらこちらで見てきた川瀬巴水作品を一同に見られて良かったです。
解説が少なかったのは残念ですが。
絶筆となった「平泉金色堂」も展示されてました。
こちらは亡くなった後、法事だかで近親者のみに配られたそうです。
季節が違う同じ平泉金色堂の作品もあり、少し離れて展示されてましたが、ほぼ同じ構図に見えました。
違いは季節と人のあるなしかな。
絶筆の方には人が描かれており、これは川瀬巴水自身らしい。
左下の富士と桜の作品はスティーブ・ジョブズさんも購入した作品だそうです。
外国人にも人気なのは納得です。
今なら3万円前後で購入できます。
版画なので購入できるのです…
35,000円✖️150点として…525万円。
入場料900円✖️10,000人…900万円。
会場費や宣伝費などの細かい費用無視して、版画を新規購入して10,000人来てもらえるなら黒字ですね😅
八王子夢美術館では2024年6月2日まで。