宮古島のゆったり生活

愛知県から引っ越してきました。
家のこと,周りの様子をゆったりと紹介していきます。

ピンザアブ遺跡

2014年07月17日 | 史跡・文化財

島言葉で,ピンザ(=ヤギ),アブ(=洞穴)。

上野豊原地区の農道を車で走っていると見つかる。

 

この洞窟からはおよそ2万年前の旧石器人の人骨や動物の

化石が発見されていて,考古学上も古生物学上の貴重なもの

であるという。

その人は「ピンザアブ洞人」と命名されているそうな。

 

市HPや冊子では整備された誠に観察しやすい場所の印象

だが,いつものこと雑草が多いだろうなと思って行くと

やはりその通りだった。

 

銘板から5mほど右方へ進むと洞窟入口への10段程の

石段がある。(これらは一応予備知識で。)

もちろん雑草で覆われているので,足元を確認しながら

正に一段ずつ降りる。

洞窟入口には柵があり施錠されていて中には入れない。

保存のためにはやむを得ない。

 

島内の洞窟実態調査から人骨発見(1980年)へとつながった

のだが,出土部分が限られているので詳細は不明のようだ。

新たな洞窟発見はもうないのかな。

 

ところで,中学生頃だったか「三ヶ日原人」をロマンのように

教わったが,今や縄文時代の骨ということで幕引き。

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  [ピンザアブ遺跡]

   右看板前の雑草は払って

  クリックで拡大

  中央奥の入口に向かって降りる石段がある

  私が上ってきた後 

     洞窟の入口は施錠

 

     帰り道,博愛漁港(友利)で

 

 

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