宮古島のゆったり生活

愛知県から引っ越してきました。
家のこと,周りの様子をゆったりと紹介していきます。

綾道 保良・新城コース 12. 記念碑

2020年08月25日 | 史跡・文化財

明治中頃に人頭税廃止運動が起こり,それについては

「宮古島市史」やwebでも記事が多い。

しかし,「幕府―薩摩藩―琉球王府―離島」,

「明治政府―琉球藩/沖縄県―離島」の政治・土地・

税制度・近代資本主義・貨幣経済などいろいろあり,

その全体像は生半可では理解できそうもない。

 

・1893年(明治26)政府・議会に対して廃止の請願。

 代表団は城間正安(那覇出身),中村十作(新潟県出身),

 平良真牛(島民),西里蒲(島民)ら。

・1894年(明治27)帰島。

・1895年(明治28)国会で請願書採択。

   ※ Web『沖縄県立図書館貴重資料デジタル書庫』で,

        その請願内容「沖縄県宮古島々費軽減島政改革ノ請願」

        を読むことができる。

 

実体のことはさておくとして,今回はは廃止運動に関わった

人物の記念碑の紹介。

 

保良集落にあるのは代表団の一人で,保良村総代であった

平良真牛(たいらまうし)の生誕地の碑。

新城集落にあるのは留守居役の一人で,新城村総代であった

上原戸那(うえはらとな)の生誕地の碑。

 

島内には人頭税廃止運動に関わってきた人たちや地域の

記念碑や顕彰碑が数多く建立されている。

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   今回の訪問地

 

    

 冊子35ページから  クリックで拡大

 

  [保良村総代 平良真牛生誕地之碑]

 

 

 

   後方から               碑前にはミフクラギの木

 

  [新城村総代 上原戸那生誕地之碑]

 

  碑後にはフクギの大樹

 

 

 

   後方から

 

    

 参:2016年9月時の碑文から  クリックで拡大

 

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