男のつぶやき2

普通のおじさんの日常をアップ!

やっぱ悔しいんだろうな…笑

2021-12-27 17:29:31 | フィギュアスケート
 仙台のあんちゃん、
4Aは北京にとっておきましょう!
ってか、会見で団体のコメントを
代表で述べたのに、
他の人達コメントよくね?
決まって無いのに
コメントを要求する記者も
記者だが…


羽生結弦「マジで驚かせてやりてえんだよ」4回転半挑戦の舞台裏 
五輪決定

*日刊スポーツ記事抜粋

冬季オリンピック(五輪)2連覇の羽生結弦(27=ANA)が、初めて3大会連続の
金メダル獲得を狙うと明言した。

フリー211・05点、合計322・36点で2年連続6度目の日本一。
来年2月の北京五輪 代表に確定し
「4回転半(クワッドアクセル=4A)を決めた上で優勝を目指す」
と宣言した。試合で初めて挑んだ4回転半は失敗したが、引退を考えて、
死の恐 怖を乗り越えて94年ぶりの3連覇、世界初成功の夢を北京に持ち越した。

冒頭、前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に試合で初めて挑戦。
ダウングレード判定となったが、転倒はせず、目指す世界の初成功へ大きな1歩 を踏みしめた。夢は94年ぶりのV3が懸かる来年2月の北京五輪に持ち越した。

   ◇   ◇   ◇

「正直、考えていなかった五輪。3連覇も考えずに過ごしてきた。
子供のころの 夢は2連覇だったから。ただ僕しかいない。3連覇の権利を有しているのは。描いた夢ではないけど、また夢の続きをしっかりと描いて。あのころ、前回、前々回
とは違った強さで臨みたい。4回転半という武器を携えて優勝を狙います」

北京五輪代表の発表会見で羽生の言葉が強すぎた。試合も強すぎた。
超満員1万 7809人が凝視する中で跳ぶ。4回転半。フリー「天と地と」の冒頭、いった。
緩 やかな助走、カウンター(後ろ向きから前に反転する動作)から
前に踏み切っ た。回った。立った。両足。どよめいた。
ただ回転不足だった。ダウングレー
ド。3回転半と判定された。減点された。「すごく消耗した」。
その全てが挑戦 となって足跡が残った。

本気だった。昼の練習で叫んだ。「マジで驚かせてやりてえんだよ!」。
その後 に提出した予定構成表に「4A」と初明記した。
結果は失敗となったが、歴史的な
1歩を踏み出した。

「誰も跳んだことない。誰もできる気がしないと言ってる。過程は、
ひたすら暗 闇を歩いている感じ。頭打って脳振とうで死ぬんじゃないか」。生死を賭けて
「世界が終わるんじゃないか」と思いながら「氷に体を打ちつけて死にいくよう なジャンプ」を練習した。

本格的な練習開始から3季目。先月のNHK杯の前に「やっと立てた」。
光が差した
2日後に右足首を捻挫した。「ストレスで食道炎になって熱が出て1カ月間、何も できなかった」。

頭に2文字がよぎった。

「やめようかな」

ふさぎこんだ。「自分の限界を感じた」。苦悩は12月21日まで続いた。「焦って いる。早く跳ばないと体が衰える。何で跳べないんだろ。
こんなにやっているの
にできないなんて…。やる必要あるのかな」。この全日本に出るかどうか。決断 する最後の仙台での練習日。
90分間、跳び続けた。「あと4分の1で360度回れ る」
「(降りたと認定される)q判定(4分の1回転不足)ぐらいで4発、
降りられ た」。やめたくない。「皆さんが懸けてくれてる夢だから」。
その思いは北京へ の道と交錯した。

孤高の歩みは自身も高めた。4回転半こそ跳べなかったが、非公認ながらフリー も合計も、米国のチェンを抜く今季世界最高スコアをマークした。代表最年長27 歳にして軽々、五輪切符を得た。「4回転半へのこだわりを捨てて勝ちにいくの であれば、ほかの選択肢もある。ただ、北京を目指す覚悟を決めた背景に4回転 半がある。しっかりと成功させた上で1位を目指したい」。
3連覇と4回転半の夢 は北京で。


羽生結弦「出るからには勝つ。4回転半で」 北京五輪代表決める

*2021年12月27日 06:00河北新報記事より抜粋

 フィギュアスケートの北京冬季五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権最終 日は26日、さいたまスーパーアリーナで行われ、3枠を争った男子は今季初戦 の羽生結弦(ANA、宮城・東北高出)がショートプログラム(SP)に続いて フリーも1位となり、合計322・36点で2年連続6度目の優勝を果たした。
羽生は3連覇が懸かる五輪代表に決まった。

夢のジャンプ「皆さんのためにかなえたい」

 満場の喝采は、しばらく鳴りやまなかった。羽生は前人未到の大技
「クワッド アクセル(4回転半ジャンプ)」に失敗したが、唯一の300点台と圧倒的な強 さで2年連続の優勝を飾った。「正直ほっとしている。あと何回こういう景色が
見られるだろうか。今までの頑張ってきたことを思い出した」と喜びに浸った。

 4回転半は冒頭。観衆が固唾(かたず)をのんで見守る中、意を決して跳躍し た。回転数は足りず、着氷も両足で明らかな失敗だった。「あまりにも跳べなさ
すぎて若干失望した」と声を落とした。

 落胆は引きずらない。直後の4回転サルコーを完璧に決めた。後半の2回の4 回転ジャンプも高い出来栄え点を引き出した。それでも悔しいのは、やはり人類 初の領域に踏み込めなかったことだ。

 4回転半の基礎点は12・5と、4回転ルッツより1点高いだけ。大会の勝ち 負けよりも、夢のジャンプを欲する。「頭を打ち、脳振とうで死ぬかもしれな い」。命をも脅かす過酷な日々だが「皆さんが僕に懸けている夢。自分のためで もあるが、皆さんのためにかなえたい」。

 次の挑戦の舞台は北京冬季五輪となる。「あまり考えてこなかった五輪だが、 支えてくれた方々の思いを含めて出場を決意した。出るからには勝つ。そして武 器として4回転半を携える」。王者が再び孤高の道を歩み始めた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿