ほぼ衝動☆日記

戦略コンサル修行中~東京の中心でコソコソ暮らすのにはもう飽き飽きです・・・

上海同窓会(6終)

2010年11月15日 23時19分40秒 | 旅行記
今回の同窓会ディナーの場所は新天地という、非常にオサレなdistrict。
丸の内仲通りか、恵比寿ガーデンプレイスかと思ってしまう。

上海の昔の長屋を活用したちょっとこじゃれたスポットはほかにもいくつか点在していて、決まってオサレな上海っ子たちが集っている。共産主義国家だということをしばし忘れる。

今回訪れた中華料理屋は非常に素晴らしかった。これまで食べた中華料理の中で確実にトップ3にランクインする。
ものすごく高級というわけでないのだが、非常にモダンな内装で、料理もモダンでなおかつ美味かった(モダン焼きを食ったわけではありません)。

料理はどんどん進化しているのだなあ。


翡翠酒家(ちなみにぐるなび上海)
http://r.gnavi.co.jp/shanghai/jp/cs03174/

というわけで、上海は意外と(?)いろいろと見どころもあり、楽しめました。アレンジありがとう!

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上海同窓会(5)

2010年11月14日 17時14分41秒 | 旅行記
と、調子に乗っていたら、バチが当たった。

そろそろ新幹線の時間が近づいてきたので駅まで行くバスに乗り、しばらく外を眺めていると、何やら様子がおかしい。
どんどんと街から遠ざかっていくではないか。しかも高速道路に乗り始めた。

急いで路線図を見てみると、駅は駅でも郊外にある貨物専用の駅に行くバスだったのだ。

頭が真っ白になり、次のバス停で降り、高速道路を街の方に引き返し始める。新幹線の時間まであと30分。明らかにまずい。次は4時間後だし切符がとれるかどうかも定かではない。

10分ほど歩いてようやく普通の道路に出られたが、ここからどうやって帰ろうか、ヒッチハイクしようか、と思った瞬間、ようやく調子にのった僕が十分反省したことを認めてくれた神様がタクシーをよこしてくれた。

結局、駅に着いたのは出発の5分前。いや本当にヤバかった。マジで。
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上海同窓会(4)

2010年11月13日 23時47分57秒 | 旅行記
蘇州は史記にも出てくる古都。2500年も前から呉の首都として栄えたそうである。

なかでも特にこの山塘街がすばらしい。川沿いに生活感漂う下町が美しく残されている。何より観光客がそんなに多くない穴場なのが良い。床屋だとか仕立屋だとか昼食の場面だとか、とにかく中国の映画に出てきそうな世界。

ちなみにこの写真をとった直後に、中国人の女の子数人に囲まれ一緒に写真を撮ってくれ(たぶん)と中国語で言われ、そのまま知らない人と一緒に写真に収まる妙な気分をあじわう。いったい今度は中国人の誰と間違われたのだろうか。





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上海同窓会(3)

2010年11月12日 21時51分17秒 | 旅行記
いきなり中国らしからぬ場所に迷い込んだ。

上海から新幹線(ちなみに日本式)で30分、蘇州という町がある。運河を巡らせた水郷で、数々の名園で知られているが、ここはそのうちのひとつ拙政園。16世紀、明の時代につくられたらしい。

しかしここでも人が多い。優雅な庭園にぎっしり人が。

たしかに美しい庭園だったが、まあひとつ見ればいいかな、と。
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上海同窓会(2)

2010年11月11日 21時25分58秒 | 旅行記
いやそれにしても人が多い。特に、地方からの団体ツアーが押し寄せる。
ちょうど万博をやっていたので(僕は行かなかったが)、中国じゅうから人が集まっているのだろう。
しかし中国の地方の人たちの目には上海はどのように映っているのだろうか。月並みな疑問だが。

ちなみにこれは豫園というところです。
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上海同窓会(1)

2010年11月10日 21時45分41秒 | 旅行記
9月下旬に上海でMBAの同窓会があった。

アジアに住んでいる何十人もの同期が集って旧交を温め合う、予定だったのだが、直前になってみなさん仕事の都合で上海までこられない人が続出し、やや小さめの規模に。

きょう日、上海なんてみなさんが出張に行っていて珍しくも何ともないと思うかもしれないが、僕にとっては初めての中国本土。
日中関係が微妙な時期で(ちょうどフジタの社員が拘束されたときです)、内心不安もあったが、どこに行っても日本人だから何?別に?な雰囲気で親切にしていただいた。一般のひとびとはあまり関心がないらしい。

ちなみに僕はよく中国人(漢民族)に間違えられる。香港でもシンガポールでも中国本土でも中国語で話しかけられ、日本人だと言っても絶対嘘だと言われ、香港出身だろと言われる。説明するのも面倒くさいが、逆手にとって楽しんでみようかとも思う。

ちなみに写真はみなさんおなじみの外灘(バンド)。川沿いのNew Hightsという店からの景色です。いやすごい。日本とまったく違う。
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史記

2010年11月09日 23時13分56秒 | よみもの
なんか前々から気にはなっていたのだが、いよいよ全13巻を購入し一気に読破。


史記 (1) (小学館文庫)
横山 光輝
小学館


乱世に光った人物たちが何を大切にして生きていたのかがvividに伝わってくる。
さすが中国、ひとつひとつの話のスケールが大きく、たとえば何十万もの軍隊を一瞬にして生き埋めにした、とか、そうとう尾ひれがついているのだろうが、まあそれも大陸的でまたよし。

本よりもマンガで読んだ方が、空気感やテンポがよく伝わると思う。おすすめです。
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2年半

2010年11月08日 22時13分48秒 | なんとなくフッと
ブログを書くという営みから遠ざかっていました。
表現することについての関心が薄れたのと、時間がもったいないのではないかと思ったのが最大の理由でした。

一方で、ブログをやめてからなのか、もともとそういう兆候があったのかはわかりませんが、プロジェクト以外のことについて考えを巡らしまとめる気構えが次第に失われていきました。
それと同期するように、自分の考えをまとめて話すことが以前ほど上手にできなくなりましたし、ここ数年のできごとをほとんど順序立てて覚えてもいないことに愕然とさせられるようになりました。

半年くらい前から、そんな単調な毎日を過ごしていると本当におもんない人間になってしまうと思い、ツイッターをためしてみましたが、いまひとつ短い文章で自分のナウを披露することは本来やるべき(やりたい)ことではないと思い返し、すぐに放棄してしまいました。
そんなある日、自分のブログを本当に2年半ぶりに読んでみて、当時の文章の張りや、日々に対する前のめりの姿勢に、自分が最近失くしていたものを見つけた気がしました。


2年半も離れていましたので、もともと僕の記事を読んでくださっていたみなさんはほとんどいらっしゃらないと思いますし、今回は自分の身勝手な事情にもとづいておもんない話を書くことも多いと思いますが(以前もそうだったかもしれませんが)、たとえそうであったとしても、少しずつ前に進めたいと思います。
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ボトム・ビリオン

2008年03月10日 14時08分54秒 | よみもの
ここしばらく記事の投稿が疎になって、ご無沙汰をしておりました。

ひとつには、非常に忙しい時期が続いていて仕事以外の活動が低下していたということと、最近アンテナの感度が鈍くなっていて、何を見聞きしても心を動かされることが余りなかったからでした。生活の中だるみでしょうか。

僕はもともと、あえて洋書を読むタイプでは無く、日本語に翻訳されたものがあったらそちらの方が余程スピーディに情報が入手できるので、日本語の本ばかり読んできたのですが、最近は英語の勉強のために、少しずつ興味のあるテーマの洋書を読むようにしています。

The Bottom Billion: Why the Poorest Countries Are Failing and What Can Be Done About It

Oxford Univ Pr (T)

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現在世界には10億人もの貧困層がいると言われているそうですが、彼らをいかに救い出すかというテーマの本。
貧困層を多く抱えるいわゆる貧困国には、そんな状況に陥って抜け出せない原因となったいくつかの「トラップ(罠)」が存在するというのが著者の研究結果です。
こうした貧困国がトラップから抜け出して豊かになっていくためには、ただ援助するだけでは根本的な問題の解決にならず、援助のやり方次第ではむしろネガティブな効果をもたらしかねないので、もっとよく考えて様々な角度から包括的にアプローチしよう、というのが趣旨。
また、従来の援助や援助団体・組織のあり方の負の面を描いているほか、最近ではほぼ全面的に否定されつつある軍事介入についても肯定的な立場を取るなど、世間の常識に立ち向かう意欲作ともなっています。

やや理論的すぎる傾向はありますし、著者が提案する包括的なソリューションが真に実現可能なものかどうかはよく分かりません。また、「そうは言っても、目の前で苦しんでいる人がいたら援助したくなるのが人情だろう」というリアクションも想定されますが、倫理的に「正しい」行動ではなく、「結果を生む」ための行動を促す著者の姿勢も十分に理解ができるものでした。

さりとて、こういう本を読んでも、僕個人としては既存のNPOによる援助活動を(ささやかな寄付で)支援すること以外に出来そうなことを思いつかないわけですが。
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エセー

2008年02月23日 20時08分42秒 | よみもの
フランスの哲学者モンテーニュの「エセー」がきれいな装丁で並んでいたので、そういえば読もうと思ったことすらなかったと思いながら買って読んでみた。
哲学者が書いた、文字通りエッセー集。

エセー〈1〉

白水社

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最初は、当時の貴族や昔の将軍のエピソードが分かりにくい文章で書かれていて一瞬買ったことを後悔したのだが、何話目からか急に生き生きとし始め、この本が読み継がれる理由を納得した。

「哲学が説くのは、どれもこれも愉快なお祭り気分なのです。」

というフレーズが一番印象的。歴史や哲学の教科書の堅苦しい1ページに押し込まれるのがもったいない本。
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