事故で無くなってしまった初めての愛車ターセルのローンがやっと終って
今度は初めて本当に自分で気に入ったクルマを選んだ。
それは
トヨタ・ハイラックスWキャブ
初めてこのクルマを見たのは1980年頃だったから丸目の30系(3代目)だったか。
妙に車高の高いヘンテコなバランスのクルマに見えたけど強烈に記憶に残った。
その時は、まさか自分が後にこのクルマに乗るようになるとは思いもしなかったけど、何の因果か5年後には嬉々としてこのクルマを選んで購入していた。
こうゆうカテゴリーのクルマって決して万人受けするモノでは無い。
異端というか、アウトロー的なクルマだ。
実際、「トラックなんか買ってどうするが?畑仕事にでも使うがけ?」って真顔で聞かれた事もあった。
ディーゼル2400㏄は低速からトルクフルでアイドリングでセカンド発進できるほど。
ちょっと高い運転席は見通しもよくて、見かけに反して乗り易いクルマだった。
前後リーフのサスペンションのせいで舵角が狭く回転半径が大きいのは残念だったけど、
オーバースペックなくらい頑丈で安心感があった。
アンサイクロペディアの「ハイラックス」の項目では
トヨタ自動車およびその子会社である日野自動車が開発・生産・販売している軍用装輪車両である。 数々の実戦で活躍し武人の蛮用に耐える信頼性に優れた兵器としてアメリカ軍特殊部隊からタリバンまで世界中のユーザーから愛用されている。 しかし、日本には武器輸出三原則があり、それを回避するため、表向きはピックアップトラックに偽装して販売されている。
と、記載されていて笑える。
これはかなりのお気に入りだったしずっと乗っていたいと思えるクルマだった。
結婚したのもこの頃だったっけ・・・。
左ハンドルのジムニーは現地名でサムライ。
ロタに新婚旅行へ行った時にレンタカーで借りて乗り回していたんだ。
あの頃はもう、四駆の虜になってたな。