CCstudy by はっとblog

Cisco試験応援サイト「CCstudy」管理人“はっと”のブログ
自身もCCIEを目指しています。

CCIE Written試験を受けてきた

2006年04月24日 00時32分42秒 | CCIE筆記試験
CCIEへの第一歩,Written試験を受けてきました。
最初に結果をぶっちゃけます。
結果は…



Fail!(泣)



「おまえは出直して来いや」というスコアでした(爆)。
正直,満足に勉強できなかったので,「どこまで食い込めるか」という気持ちで受けたのですが,食い込むどころかこちらがヘコみました。
次回の受験ために,反省点や気づいたことを書いておきたいと思います。

●BOSONの問題集はまあまあよい
勉強は,BOSONの問題集を中心に勉強しました。
全240問を3周くらい解きました。
似てる問題が何問か出たし,なにより英語の勉強になりました。
これはこのまま続けたい。

●あらためて勉強すべきこと
ちょっと勉強し直さないとな~と思ったのは,
・Bridge and LAN Switching(RSTP)
・QoS(PQ,CQ,WFQ,CBWFQなど)
・WAN(FR)
・IP Multicast(全般)
・Security(IEEE802.1x,フィルタリングなど)
でした。
あと,BGP,EIGRP,OSPFは,構成図を見てルーティング状況が判断できるようにならないと。

●時間が足りなかった
「2時間もあるし,余裕かな」と思っていたら,足りなくなってしまいました。
英語を読むスピードがまだまだ足りないようです。

で,どうするか。
「あと何をすればいけそう!」という段階まで来ていないので,できなかったジャンルを基礎から一つひとつ潰していかないとダメそう。
できなかった分野のいくつかは,CCstudyのラボ・シナリオを作っていきながらやっていきたいと思っています。
英語はBOSON問題集を繰り返し解くことでなんとかなりそう。

試験勉強でしばらくCCstudyのラボ・シナリオ作成を中断していたのですが,今度はCCstudyの方に注力しようかなと思っています。

テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)を受けてみた

2006年04月16日 22時13分05秒 | CCstudy
CCIE受験の気分転換(?)で,テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)を受けてきました。
今回から新設された試験カテゴリなので,過去問題も充実していません。
そこで,あえて勉強せずに丸腰(?)で受けてきました。

感想。
ネットワーク屋にとってはつらい試験だった!
というのも,データベースとプログラミングの出題が多かったからです。
これは本気で受かろうと思ったら,RDBやperlを一から勉強しなくちゃいけなそう。
この試験をやってみて,「自分はネットワークのことしか知らないんだな~」と思いました。
試験の出来はともかく,それを実感できたことが収穫でした。
大切だとわかっていても必要性が実感ができないとなかなか勉強しないですからね。

試験会場に入ってから,時計を忘れたことに気が付いて慌てました。
午前試験は,前の机の人の時計が見えたのでしのぐ(笑)。
で,お昼休みに近くの100円ショップで時計と電池を購入。
その時計を午後試験で使ったのですが,さすが100円だけあって秒針の音がカチコチうるさい(泣)
試験中に音が気になるし,ほかの人も気になっている気がして,すぐに電池抜きました。
で,結局午後試験は時計なし(爆)



自分的な本命はCCIEの筆記試験なので,それに向けて頑張ります。
ただいまBOSONをひたすら解く「鬼勉」中です(suracherさんのパクリ(笑))

複数台のルーターを同時に操作する

2006年04月10日 00時11分13秒 | 自宅ラバーズ
自宅ラボにある機器の台数が多くなってくると悩みになるのが,コンソール・ケーブルのつなぎ替えです。
あっちのルーターを操作してコンソール・ケーブルをつなぎ変え,そっちのルーターを操作してまたつなぎ変え…これが面倒なんですよね。
そこでCisco2511のようなターミナル・サーバーが活躍するわけですが,オークションでなかなか購入しにくいし,大きさもかさばるのが悩みのタネです。
そんな人にオススメなのが,USB-シリアル変換ケーブルを複数本使って,複数のルーターを同時に操作する方法です。
以前,CCstudyの掲示板で話題になったこともあり,実践してみました。
あと,秋月電子で安価なUSB-シリアル変換ケーブルが購入できたのも決め手です(笑)

USB-シリアル変換ケーブルを複数本用意します。
その一方をルーターのコンソール・ポートに,もう一方をUSBハブ経由でパソコンに接続します。
すると,複数のターミナル画面を個別に操作できるようになります。
具体的な方法は,CCstudyの「複数のルーターを同時に操作する(USBアダプタ編)」にアップしましたので,興味のある方はどうぞ。



はじめは「手動で切り替えればいいし,テクニックというほどのものでもないかなぁ」と思っていたのですが,今はこの方法が手放せません。
複数の画面を見ながら操作できるので,例えば,あるルーターにコマンドを入れると,それが他のルーターにどんなタイミングでどのようなメッセージが出るかということを調べたいときには必須です。
ありがとう!秋月電子!(爆)

BGPラボいったん終了

2006年04月02日 00時06分59秒 | CCstudy
CCstudyでアップしてきたBGPラボ,これにていったん一区切りです。
今回は,BGPという慣れないプロトコルだったので,けっこう時間がかかってしまいました。
また,これで「BGPのすべて」とは決して言えない事もよ~くわかりました。
パス属性で紹介していないものはまだまだあるし,COMMUNITYを使った経路情報の操作例もたくさんあるし。
まだまだ勉強しなきゃいけないことはありますが,CCIEの勉強を進めていきながらおいおいアップしていきたいと思います。

CCstudyのすべてのラボ・シナリオは,CCIEのラボ試験や実務で使う要素の一つ一つが抽出されればいいと考えています。
複雑な問題解決であっても,それはいくつかの技術の組み合わせになるはず。
なので,例えば,「この問題で要求される技術は,コレとコレとコレか。それぞれの技術や設定例はCCstudyのラボ・シナリオのこれとこれとこれを見ればわかるな」みたいなことができるようにイメージしています。

これで,RIP,IGRP,OSPF,EIGRP,BGPと,主要なルーティング・プロトコルの基本ラインナップは揃いました。
次のラボ・シナリオはどのテーマにしようかなと思っています。
自分のCCIEの勉強という観点で考えると,IPv6,マルチキャスト,フレームリレーなどがいいかと思っています。
あとメールで「スパニングツリーをやって」という渋い(?)要望もあり,候補に入っています。

今月はCCIEのWrittenの勉強に注力しながら,CCstudyのコンテンツも充実してけたらと思っています。