CCstudy by はっとblog

Cisco試験応援サイト「CCstudy」管理人“はっと”のブログ
自身もCCIEを目指しています。

Lab2終了

2008年04月21日 00時10分59秒 | CCIEワークブック演習
IEWBのLab2が終了。
また1ラボに2週間近くかかってしまった。
知らないことが多くて,理解しようと頑張ると,先へなかなか進まない。
さすがに2週間は長すぎるので,最長でも1週間くらいで1ラボをこなせるようになりたい。
ただ,「レイヤー2の疎通がとれないんじゃないか」という恐怖はなくなってきた。
まだまだ先は長いなぁ~。

【Lab2実践メモ】
●はじめて知ったこと
・sdm prefer routingコマンド(Task1.8)
 パケット転送で使うTCAMとRAMサイズを変更。再起動後に有効
・HDLCのcompress stackコマンド(Task3.1)
 HDLCのヘッダー圧縮
・BGPのlocal-as(Task5.3)
 BGPテーブルに載せるAS番号を変えたり,載せなかったり(no-prepend)
 http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/tac/459/39-j.shtml
・ソースルーティング(Task9.1)
 パケットの経路を指定できる通信。IPの仕様としてある。ping -j/k
・リフレキシブACL
 特定のパケットの戻りパケットのを自動的に許可するACL 

●飛ばしたところ
・IEEE802.1X認証(Task1.7)

●疑問
・Task4.4のR6でEIGRPを有効にすると警告が出て止まらない
 →関係なさそうなので,BB1のBVI1とSerial0.51をshutdownしたけどOK?


BGPピアを図示。そうするとどのルーターをルートリフレクタにすればいいかがわかる

マルチキャスト・ラボを完全仮想環境で実現する方法

2008年04月13日 12時45分58秒 | ルータ・シミュレータ(Dynamips)
先日,CCstudyの掲示板に「CCstudyのマルチキャスト・ラボを仮想環境で実践できないか」という書き込みがありました。
「サーバー,クライアント,3台のルーターをつないだ構成を,1台のPCで実践できないか」というものです。

●CCstudyのマルチキャスト・ラボ(PIM-DM)

そこで颯爽と登場したのが,CCstudyの「IOSコマンド検索」の作者としてもおなじみのnon sugarさんです。
「こんなことができることを確認しました」と紹介された方法が,Windows上でLinuxを動かす「coLinux」と,ルーター・シミュレータ「Dynamips」を連携させるというものです。
non sugarさんのWebサイト「無糖」にアップしていただいたものをご紹介します。

●coLinux (Debian) による「VLC マルチキャスト配信」検証結果(無糖)

サーバーをcoLinuxで,3台のルーターをDynamipsで,クライアントを実際のPCで動作させます。
そして,サーバーとルーターをcoLinuxの仮想インタフェース(TAPインタフェース)でつなぎ,ルーターと実際のPCをDynamipsの仮想インタフェースでつなぐ,以下の構成です。

[Server]eth1--TAP--F1/0[R1]F0/0--F1/0[R2]F0/0--F1/0[R3]F0/0--Loopback[Clinet]

いや~すごいですね!
non sugarさん,検証ご苦労さまでした!
CCstudyのDynamips紹介ページの「サンプル・コンフィグ」にも掲載させていただきました。

これまで「サーバー用のマシンがないから動作検証はちょっと…」と思っていた人でも,チャレンジできると思います。
coLinuxの使い方もnon sugarさんの「無糖」で紹介されています。
興味のある人はぜひどうぞ。

●coLinux (Debian) のインストール方法(無糖)

この,coLinuxとDynamipsの組み合わせ,いろいろ試してみると勉強の幅が広がりそうです。

Lab1終了

2008年04月07日 01時27分39秒 | CCIEワークブック演習
IEWBのLab1が終了しました。
物理構成から始めて,一通りこなすのに丸々2週間かかってしまいました(T_T)

そのうち1週間弱は,物理構成について悩んでいました。
Catalyst3560のポート数は8ポートなので,ワークブックの構成を自宅ラボでそのまま再現することはできません。
そこでポートの書き換え作業が発生するのですが,これに苦労しました。
最初,単に「ポート○をポート○に書き換え」というようにやっていたのですが,それだけではレイヤー2レベルの疎通がうまくいきません。

悩んだあげくやってみたことは,
・アクセス・ポートとトランク・ポートのVLAN設定をワークブックの物理構成に書き込み,すべてのVLANの流れを把握する
・スイッチ同士をつなぐリンクで,必要なリンクと不必要なリンクを考え,自宅ラボの構成を作る
・既存のものと書き換え後のインタフェースの対応図を作る
こうして,自宅ラボの構成でもすべてのVLANが流れるようにしました。
とて~も地道なやり方ですね^^;

以下,実践してみた感想などを。
「自分用のメモ」になりますが御容赦下さい。

【Lab1実践メモ】
●はじめて知ったこと
・直接接続のルートはEIGRPのルートではない(Task3.11)
・BGPのルートリフレクタのルール(Task4.1)
 ・クライアント→リフレクタ→クライアントとノンクライアント
 ・ノンクライアント→リフレクタ→クライアント
・超過(extended)アクセスリスト(Task8.1)
・RMONのトラップ上げ(Task9.1)
・アカウンティング(Task10.1)
・tclshで連続してpingを打つ方法(これ何気にすごい(笑))

●飛ばしたところ
・スパニングツリー(Task1.3~1.5)
 (ヘタにやるとVLANが流れなくなるのでとりあえずLab1では飛ばした)

●疑問
・目的地のスイッチを一度経由して,そのスイッチのルーティッド・ポートへアクセスするVLANの通信はできない?(Task1.2)
・PIMネイバーのいないインタフェースでPIMを有効にするとエラーが繰り返し出る。IOSのバグっぽい?(Task5.1のR5)

やはり私はレイヤー2が苦手のようです。
複雑な論理構成に慣れてないんですね。
ってことで「自宅ラボ用VLANメモ」を作ってみました。
最初はこれを使って地道に理解に努めようと思います。


ワークブック1周目スタート

2008年04月01日 01時21分56秒 | CCIEワークブック演習
2008年4月1日,新年度になりました。
何かのスタートを切るにはいい機会。
ってことで,今日からスタートすることを決めてみました。

今日から,IEWBのラボ・シナリオを1周(Lab1~20)してみようと思います。
先日,Catalyst3560が2台届いたので,ようやく環境が整いました。
しばらくは,IEWBのラボ・シナリオを実践していて,悩んだことや気づいたことをアップしていこうと思います。

1周目を取り組むにあたって自分なりに決めたことは以下です。

●1周目の目標:各種技術の確認と習得
・勉強済みの部分,勉強し直す必要のある部分,新たに勉強が必要な部分のチェック
・答えを見ながらでもよい
・どうしてもわからないところは飛ばして進む

という感じです。
今はLab1を実践中なのですが,さっそくわからないことが多いです。
そこで,最初から悩みすぎて遅々として進まない…という状況になるとよくないと思って,以上の目標にしてみました。
「何でもいいからとにかく1周してみて全体を知る」というのが狙いです。

毎日,コツコツ進めていこうと思います。
(途中で「中ボス」みたいのは出て来るのかな~?(笑))