CCstudy by はっとblog

Cisco試験応援サイト「CCstudy」管理人“はっと”のブログ
自身もCCIEを目指しています。

何度も何度もenable…を解消するテクニック

2005年11月29日 23時21分05秒 | 自宅ラバーズ
次の「突撃隣の自宅ラボ」の紹介をだれにしようか見定めているはっとです(爆)。
もし「我こそは」という方がいたらぜひお声かけを(笑)。

CCstudyのOSPFラボの更新が疲れてきたので,ちょっと休憩。
今日は,自宅ラバーズが重宝するテクニック(小技?(笑))を紹介します。

ルーターを複数台使って動作検証していると必ず遭遇するのがenable地獄です。
シスコ・ルーターは10分間何もキー入力がなかったら自動的にログアウトします。
で,この画面になります。



動作検証時に,この自動ログアウト機能ってけっこうわずらわしいんですよね。
サクサクとコマンドを入れたいのに,またenableからやり直し。
おまけに,これまでのコマンドヒストリも忘れてしまいます。
(↑これ,けっこう精神的ショックがでかい)
あっちでenable,こっちでまたenable…その繰り返し。

そんなときに便利なのが,privilege level 15コマンドです。
ユーザーモードを飛ばして,いきなり特権モードに入れます。
あと,そもそも自動ログアウト機能ををオフにしてしまうという手もあります。
それが,exec-timeout 0 0コマンドです。
こうすると,キー入力が10分間なくても自動ログアウトしなくなります。

詳細は,CCstudyの面倒なログイン作業を省くにまとめてみました。
自宅ラボでの動作検証に役立ててみてください。

突撃!隣の自宅ラボ

2005年11月28日 21時54分35秒 | 突撃隣の自宅ラボ
いきなりですが,今日は自宅ラバーズの方のラボを紹介します。
Foota-netのkazuさんの自宅ラボです。
kazuさんのブログに自宅ラボの様子が紹介されていますので,(勝手に)ご紹介させていただきます(爆)。

上のリンクの画像を見てみて下さい。
ルーター13台のラボということで,ボリュームがありますね~。
CCIEまで上り詰めた自宅ラバーズはさすがです。
見ると,Cisco2600が中心のようで,うらやましい限りです。
私のラボはCisco2500が中心なので,この先新CCIE試験にどこまで対応できるかちょっと不安で,今の悩みのタネだったりします。

それにしても,さすがにこれだけケーブルがつながると,すごい迫力ですね。
まるで生き物みたい。
で,まっ先に頭に思い浮かんだのが「モルボル」です。
ゲーム(FinalFantasyシリーズ)好きの人だけ笑ってください(笑)。

↓モルボル(爆)


kazuさんは近々CCIEのラボ試験を北京で受けてくるとのことで,すごいですね。
同じ自宅ラバーズとして,応援しています。
頑張ってください!

ルーター静音化その後

2005年11月25日 00時09分23秒 | 自宅ラバーズ
頭の中がすっかりOSPFのはっとです。
寝言でshow ip ospf neighborとか言ってます(爆)

今日は,Ciscoルーター静音化のその後について報告したいと思います。
実はあれからルーター5台を静音化しました。
そしてこの5台を使って,CCstudyのOSPFラボのコンテンツを作りました(笑)

1台では静音化の効果がわかりにくくても,5台ともなると効果が明らかに実感できます。
前は隣の部屋にいてもファンの音が聞こえていたのですが,今はそんなことはなくなりました。
まるで,虎が猫くらいのかわいさになったような感じです(例え微妙)。

温度については,多少熱くなったような気がしています。
でもこれ,実はあまりよくわかりません。
静音化前は温度なんて気にして使っていなかったので。
アチチ!という熱さではないので,「まあいいか」というお気楽さでつかっていますが,今のところ大丈夫みたいです。

そうそう,Cisco2600では,show environmentで,筐体のだいたいの温度がわかります。(viaさん情報ありがとうございました!
今度Cisco2600でも挑戦してみようと思っています。

OSPF奮闘中

2005年11月19日 16時50分10秒 | CCstudy
CCstudyのOSPFラボに取り組んでいます。

今は,フレームリレー上でOSPFを動作させる方法を中心にやってます。
いわゆるNBMA環境でのOSPFってやつです。

実はこの分野,BSCIでは避けて通ったところでした(爆)。
OSPFの話なのに,何で,ポイントツーポイントだのブロードキャストだの,フルメッシュだのハブアンドスポークだの,ネットワークの教科書の最初に書いてあるようなことを勉強させられるのかな~なんてずっと思っていました。

で,今回あらためてOSPFを設定してみてわかりました。
OSPFは,ポイントツーポイントとかブロードキャストといったネットワークの環境に合わせて,動作を変えるからなんですね。
例えば,OSPFインタフェースの先がフレームリレーと判断するとOSPFは,とたんにHelloを出さなくなります。
フレームリレーのframe-relay mapコマンドでbroadcastオプションを付けて,「ブロードキャストも流しておくれ」と頼んでも,頑として言うことを聞きません。
「それでRIPやIGRPはだませても,俺は絶対にフレームリレーにはブロードキャストは流さねぇ!」というわけです。
で,どうするかと言うと,OSPFに「じゃ,ユニキャストで送ってね」と頼みます(OSPFのneighborコマンド)。
上の翻訳(?)は,NBMAネットワーク(ノンブロードキャスト)に書いてみましたのでどうぞ。

OSPFは,良く言えば,細かいところまで手が行き届いているプロトコルですが,神経質さが随所に発揮されているとも感じます(爆)。
まだしばらくOSPFくんとお話する予定。
なかなか彼(?)の意図が伝わってこないところが多くて大変ですが…。

シスコ・ルーターを静音化してみた!

2005年11月16日 00時17分29秒 | 自宅ラバーズ
自宅ラバーズ(自宅ラボ構築ユーザー)のための,シスコ・ルーター静音化作戦!

ってわけで,静音ファンを求めて秋葉原に行ってきました。
購入した静音ファンは,
ADDA社の超静音タイプ「CFX-60S」で,スペックは以下です。
・回転数:2500rpm
・最大風量:13.2CFM
・ノイズレベル:16.1dB以下
過去の静音パソコン組み立ての経験上,「20dB以下ならわりと静かかな~」と思って,こいつを購入しました。
問題だったピンの数は,2ピンのオス(基板側)に3ピンのメス(ファン側)を入れるという作戦で,なんとかなりました。
詳しくは,CCstudyのシスコ・ルーターを静音化するにまとめましたので,見てみて下さい。

で,その効果のほどはというと…?
音に関しては,すぐに実感できるくらいに静かになりました。
静かと言っても無音ではないのですが,「ウオォーン」から「ブー…」になった感じです(表現がむずかしいな^^;)。
特に,古いルーターの使い古されているファンは音がうるさいので,静音ファンにしてやると効果テキメンです。

で,気になる冷却面については,ちょっとだけ風量は落ちた気がしています。
これは,CPUの温度をモニターしたわけではなく,ファンのところに手を当てて肌で感じたフィーリングです。
ただこれが,どれくらいルーターに影響を及ぼすのかはわかりません。
でも,自宅で使っている自作の静音パソコンは,かれこれ3年以上動かしていて(一日中電源入れっぱなし),これより少ない風量(1000rpm)のファンを使っていますが,熱暴走したことはありません。
なので,「ルーターは負荷のかかる状態で使わないし大丈夫じゃん?」と思って,この状態でしばらく使ってみることにします。

できればCatalystも静音化したいと思っているのですが,だれかCatalystの箱の開け方教えてください(開けられれない…(T_T))

CCstudyアクセスランキング

2005年11月11日 01時02分31秒 | CCstudy
CCstudyがGoogleにひっかかるようになったみたいで,いろいろな人にアクセスしてもらっているようでうれしい限りです。
そこで,ここ1週間のアクセスランキングを調べてみました。

1.秋葉原で購入する
2.ISDNのバックアップ・インタフェース
3.RIPの基本設定
4.PAT(IPマスカレード)
5.IGRPの基本設定

栄えある第1位は,秋葉原ネタでした(笑)
隠れ自宅ラバーズ(自宅ラボ構築者)の人,みんな集まれ~(爆)
2~5位はラボのコンテンツですが,ジャンルが見事にバラバラです。
CCNAなどは広く勉強しなきゃいけないから,当然といったら当然なのかな?
実務でも,検索して役立ててもらえるようになるとうれしいと思っています。

コンテンツ更新が滞っててすみません。
今週末は頑張ってOSPFラボをアップする予定です。

Ciscoルーターを静音化したい

2005年11月06日 21時24分35秒 | 自宅ラバーズ
CCstudyの掲示板で,Ciscoルーターの静音化の話題が出ました。
CCNA/CCNP/CCIE対策で自宅ラボを構築している人で,「うるさい音をなんとかしたい!」と思っている人は多いのではないでしょうか。

かく言う私,自作パソコンは静音化してたりします。
「パソコンもルーターも同じじゃね?」って思ったので,ルーターの箱を開けてファンを調べてみました。
調べてみたのは,Cisco2500とCisco2600。
すると,両方とも6cm角のファンが付いていました。
Cisco2500は金属製のツメで固定されていたので,そのツメを緩めてやると外れました。
Cisco2600は4個のネジで止まっていて,ドライバーで外すとすぐ取れました(写真)。

両方とも一般的な6cm角でした(たぶん)。
ってことは単純にこの純正ファンを,静音ファンに交換すれば静かになるのでは?
そんなことを思っていたら,一つ問題発見。
Ciscoルーターのファンは2ピンでした(ファンから赤と黒の2本のケーブルが出てる)。
私はあまりハードウエアに詳しくないのですが,今パソコンのファンってCPUファンもケースファンも3ピンや4ピンが主流なので,昔の2ピンのものってあまりないのでは?
ってことで,Ciscoルーター静音化を実現するための三つの疑問。

・2ピンの静音ファンってそもそもあるのか?
・3ピンや4ピンのファンを2ピンに変換することはできるのか?
・3ピンや4ピンのファンを2ピンのコネクタに無理やり入れることはできるのか?

こんど,秋葉原の高速電脳あたりに行ってみようと思っています。
うまくいったらCCstudyの「自宅ラボ構築の便利テクニック」コーナーで報告したいと思います。

オークションでルーターをゲットする

2005年11月05日 00時41分53秒 | 自宅ラバーズ
CCstudyのコンテンツで人気があるのが,中古ルーターをオークションや秋葉原で購入する方法の紹介ページです。
ネット・オークションでルーターを買う
秋葉原などでCiscoルーターを買う
という二つのページです。
ラボのコンテンツより人気があるんじゃないかな?(爆)

ってことで今日は,オークションで狙った商品をゲットするコツなどを紹介してみたいと思います。
Yahoo!オークションの場合は,「Yahoo!アラート」という機能を使うのが一つの手です。
キーワードを設定しておいて,そのキーワードに合致する出品があったらメールが来るというサービスです。
私は,最近「Cisco2511」というキーワードを設定しました。
この型番のルーターってなかなか出品されるないんですよね。
Catalyst3550なんかもそうかも。
でも毎日オークションを見るのは面倒っていうときに,このYahoo!アラートが便利です。

あとYahoo!オークションはRSSに対応しているので,RSSリーダーを使うのも手です。
まずは,オークションのページで「Cisco 12.3」などとキーワードを入れて画面を表示させます。
その画面に「RSS」マークがあるので,それを右クリックして「リンク先のURLをコピー」を選びます。
このURLをRSSリーダーに設定すればOKです。
オークションのページを見なくても「Cisco 12.3」というキーワードが入った出品を常にチェックできます。
ちなみにわたしは,gooのRSSリーダーを使っています。

自宅ラボ構築のためのちょっとしたテクニックとしてどうぞ。

CCNP勉強法(BSCI編)

2005年11月01日 01時25分36秒 | CCNP
最近仕事が忙しくてCCstudyのラボのコンテンツがなかなかアップできません。
そんなときこそブログでストレス解消(ん?w)

今日は,これまでの経験を生かしてBSCIの勉強法などを書いてみたいと思います。
といっても私も修行中(?)の身なので,偉そうなことは書けません(爆)
あくまでも私なりの勉強方法です。

試験に合格するだけなら,この二つの問題集をある程度こなせばOKです。
徹底攻略Cisco CCNP BSCI問題集[642-801J]対応
Cisco CCNP問題集 BSCI編642-801対応
王道すぎるかな?(笑)
問題的中率だと黒本,解説がていねいなのが日経本って感じでしょうか。
わたしは,まず黒本をやって,わからなかったらところがあったら日経本を見てみて確認するという感じで使いました。
問題集を二つやってみるというのは,なかなかオススメです。
両者ともに出ている記述があれば「これは基本だから押さえておいたほうがいいな」とか判断がつきます。
それに,1冊を繰り返していると,どうしても回答を覚えちゃうんですよね。

で,BSCIの場合は,難関はIS-ISとBGPかもしれません。
私はそうでした。
なんていうか,IS-ISはほかのプロトコルとは世界が違い,用語もコマンドも独特です。
そんなIS-ISは,プロトコルが作られた背景みたいなものを理解できるとわりと頭に入ってきます。
IS-ISが作られた背景には,「OSIという理想郷を目指してすばらしいプロトコルを作ろう」という考えがありました。
そのために,いろんなことを定義しまくって,考え方も複雑になってる。
「これが当時の人が考えた理想のルーティング・プロトコルか~」みたいなところを考えながら勉強するわけです。
ちなみに私は,ここ↓を参考にしました。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~aji/30min/23.html

もうひとつのBGPが難しいのは,使う人の視点が違うからです。
RIPやOSPFやEIGRPは企業ネットワークをイメージできれば大丈夫ですよね。
でもBGPは視点が大きく,インターネット全体になります。
なのでBGPを勉強するときは,気持ちをプロバイダの管理者に切り替えなければいけません。
プロバイダの視点で考えると,どうやって数万の経路情報を配布するかとか,どのプロバイダからどのプロバイダへ優先的に経路情報を流すかとか,そういうことが大事だということがわかると,これも頭に入りやすくなります。

プロトコルを作った人や使う人の「気持ち」を攻略するという感じですね。
これを「気持ち学習法」と呼びます。
(↑ドラゴン桜のパクリです(爆))