CCstudy by はっとblog

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自身もCCIEを目指しています。

CCIE R&Sの筆記試験が6月改訂

2007年05月11日 22時31分30秒 | CCIE筆記試験
CCstudyの掲示板ではすでに話題になっていますが,CCIE R&Sの筆記試験の内容が2007年6月19日から変更になるみたいですね。
(Halさん,書き込みありがとうございました!)

詳しくは以下をどうぞ。
●CCIE R&S written exam v3.0
http://www.cisco.com/web/learning/le3/ccie/rs/wr_exam_blueprint_v3.html
●CCIE R&S written exam (現行)
http://www.cisco.com/web/learning/le3/ccie/rs/wr_exam_blueprint.html

変更内容をざっと挙げると,
・RIPが削除
・無線LANが削除
・IPv6が追加
・MPLSが追加
・WANは専用線や物理層がなくなってフレームリレーのみに
といったところです。

IPv6は,ラボ試験でもすでに試験範囲になっているので納得。
無線LANが範囲から外れたのは,受験者にとってはよかったかもしれません。
機器を調達して勉強するのは難しいですからね。
ちなみに,無線LANは先日私が筆記試験を受けたときに数問出題されて,軒並みできませんでした(爆)
MPLSはこれまで「ServiceProvider」で扱っていたジャンルですね。
見た感じ,基本的なことが問われそうな感じがしますが。
ラボ試験も後々,MPLSあたりが追加されるかも,なんて思っています。

CCIE Writtenレポートその3 試験で感じたあれこれ

2007年03月30日 00時56分21秒 | CCIE筆記試験
今回は,CCIEの筆記試験を受けてみて感じたことなどを書いてみたいと思います。

●試験全体の印象
まず思ったのが,ネットワーク構成図やコンフィグを見て答える問題が多かったことです。
特に,IP Routing(OSPF,BGP,EIGRPなど)とQoSがそうだったように感じました。

・OSPF
 ネットワーク図に書かれたコストで,最適パス考える
 ネットワーク図に書かれたエリアを見て,運ばれるLSAの種類を考える

・BGP
 ネットワーク図に書かれたアトリビュートを見て,優先パスを考える

・EIGRP
 ネットワーク図に書かれたメトリックを見て,優先パスを考える
 ネットワーク図に書かれたメトリックを見て,FDやADを考える

・QoS
 コンフィグを見て動作を考える

みたいな感じです。
これっていい傾向だなぁと思いました。
というのも,CCNPの勉強でも「OSPFのLSAの種類」とか「BGPのアトリビュートの種類」を暗記する必要に迫られますよね。
そのときは,「暗記モノかぁ…かったるいなぁ。種類があるから問題も出しやすいんだろうな」なんて思っていました。
でもこうしてネットワーク図を使った問題形式で出題されると,「覚えなければいけない必要性」が見えてきます。
それぞれのプロトコルのしくみ理解しようとしたとき「行き着く先はこれらになるのか」と感じました。

●本質をつかむために覚える
これはあくまでも私の考えなのですが…

OSPFの本質って「エリア」だと思うんです。
ネットワークをエリアに分けて,それぞれのエリアに性格付ができるから,ネットワークに拡張性と柔軟性を持たせられる…これがOSPFが使われている理由かな,と。
で,その「エリアの性格」を実現するのがLSAです。
LSAに種類があるから,「このエリアには集約ルートだけ配信」とか「このエリアにはデフォルトルートのみ配信」などという細かい動作が可能になるわけですね。
つまり,OSPFを理解しようとしたらLSAを避けることはできないわけです。

じゃあ,BGPの本質は?というと,これは「アトリビュート」だと思います。
経路情報にアトリビュート(属性)を付けて思い通りのパスを通す…これがBGPが使われている理由かな,と。
「この経路情報はこちら側を通したい」とか「なるべくこっちのパスは使ってほしくない」などという操作ができるわけです。
つまり,アトリビュートを知らずして,BGPで経路情報を自在に操作できないわけです。

逆に,「このプロトコルのポート番号は?」とか「このプロトコルの標準規格名は?」とか,暗記モノの問題もありました。
こうしたものは「合格のため」と割り切って暗記する。
上で取り上げたOSPFのエリアやLSA,BGPのアトリビュートの暗記は,「プロトコルの本質の理解に欠かせない」ことを知った上で暗記すれば,それほど苦に思わないと思います。

なんだか,当たり前のことを言っていますね(爆)
今回,この当たり前のことにあらためて気づいたわけです。
CCIE筆記試験を受けて,自分のこれまでの理解不足も感じた,ということですね^^;

CCIE Writtenレポートその2 私の勉強方法

2007年03月28日 01時27分00秒 | CCIE筆記試験
今日は,CCIE筆記試験に挑むにあたって実践した,勉強方法を書いてみたいと思います。

●問題集をこなせ,こなせ
CCNAやCCNPもそうですが,合格するためには問題集をこなす必要があります。
とはいえ,TestKingの問題は全部で約450問あります。
問題集を単にプリントアウトすると,膨大な厚さになってしまいます。
なので,1ページに4分割した格好で両面印刷しました。
かばんの中に常に入れていたのは,
・プリントアウトした問題集
・電子辞書
・CCIE Routing and Switching Official Exam Certification Guide
CCstudyを入れたノートPC
です。
「CCIE Routing and~」は参考書代わりで,問題集を解いていて確認したいところが出てきたらそれで調べました。
持ち運ぶの重かったけど!(笑)

そして受験日を決めて残り日数を逆算し,「1日何問やれば,受験日までに全部終わるか」という計画を立てて,問題を解いていきました。
勉強時間は,行き帰りの通勤電車内の1時間。
早めに帰社できた日は,乗り換え駅で途中下車して喫茶店やファミレスで1時間くらい勉強しました。
ファミレスを選ぶときに自然と重視するようになったのは,禁煙席がきっちり分かれている店と,照明が明るい店,それと,勉強していても店員に嫌な顔をされない店(笑)。
おかげで,途中下車駅の勉強スポットは,相当詳しくなりました(笑)。

●苦手な英語はどうした?
このブログでも,かねてから「英語が苦手」と言い続けてきた私。
CCIEの問題は全部英語なので,辞書を引かなければ全く進まない状況です。
そのためまずは,とにかく辞書を引きやすい環境を整えるようにしました。
問題集と電子辞書は常にセットで持ち歩くようにして,パソコンにも,英文をなぞるとさっと訳が出てくるソフトを入れました。
私はFirefoxを使っているので,以下の「Dictionary Tooltip」などは重宝しました。
http://bushwhacker.seesaa.net/article/12469028.html
そして,一度調べた単語は,問題集の余白にどんどん記して,問題集を「自分色」に染めていきます。
そうすると,「自分はここまでやったぞ」という印にもなるし,「自分の問題集」みたいな気になってきて,問題集にも愛着が湧いてくるもんです。

ただ,前回にも書いたのですが,こうして一通りの問題を解いた時点では,英語の理解に終始してしまって,肝心の「正解を見つける作業」がおろそかになっていました。
あと,紙だとどうしても解答が先に目に入ってしまうのが難点です。
そこで購入したのが,ゼブラのチェックペン。
文字に赤ペンを引いて緑のシートをかぶせると,文字が見えなくなる,アレです。
これを使ったは,中学生のとき以来でした(笑)



●いかに自分を机に縛りつけるか
もちろん家でも勉強しましたが,家だといろいろなことに気が散ってしまってなかなか集中できないのが悩みですよね。
いかに「自分を机に縛り付けるか」がポイントになってくるわけです。
そこで購入したのがこれ。


電気スタンドです。
なぜ電気スタンドかというと,もともと勉強部屋が暗めだったので,光を当てているところに自分を縛りつけようという作戦です。
これ,意外と効果ありました。
手元が照らされると,雰囲気が出て集中できます。
(というか,はじめから明るいところで勉強すりゃよかった(爆))
あとは,お気に入りのCDを買って,「このCDがかかっている間は机の前にいよう」などと決めて勉強したりしました。
私のお気に入りは,あまり「ごてごて」してないイージーリスニング系。
たとえば,こんなやつなど。
(WindowsVistaの中にサンプルが2曲入っていて,聞いたらなかなかいい感じだった(笑))

以上が,私の勉強方法です。
勉強スタイルは人それぞれなので,結局は,自分に合ったものを自分なりに選んでいくことが大切だと実感しました。
次回は,CCIEの筆記試験の問題を見て感じたことなどを書きたいと思います。

CCIE Writtenレポートその1 長かった合格までの道のり

2007年03月26日 22時52分58秒 | CCIE筆記試験
先日,CCIEの筆記試験に合格しました。
これから始まる長丁場の勉強に入る前に,頭と体を小休止。
その間,試験に挑んで気づいたことを,何回かに分けて書いてみたいと思います。

というのも,私が受験前や勉強中に「いったいどんな勉強をしたら合格できるんだろう」とずっと思っていたからです。
私の経験が参考になるかはわかりませんが,いろいろぶっちゃけてみたいと思います(爆)

私がCCNPに合格したのが2006年1月のことです。
結局,CCIE筆記試験に合格するのに1年以上かかってしまったことになります。

●1回目の挑戦 「まったく歯が立たず…」
私が最初にCCIE筆記試験を受けたのは,2006年4月でした。
このときに利用したのは,「BOSON」という問題集です。(BOSON体験記はこちら
PCにインストールして使うソフトです。
一通り解いて,70%程度正解できるくらいになったところで試験に臨みました。
でも,受験中の感想は…「全然わからん…」。
技術知識のみならず,問題文の英語の意味もわからないものが多い。
結果は,44%でFail(70%以上で合格です)。

「これは根本から勉強し直さなきゃ!」と思い,作戦を変更することに。
半年間は,CCstudyのラボ・シナリオを作りながら,本やWebで基礎を固めます。
問題集は,BOSONを使うのは止めました。
よくできたソフトだったのですが,自分の勉強スタイルには合わないような気がしたんです。
というのも,私はペンを動かしながら考えないと,なかなか覚えたものが頭に入っていかないタイプ。
図を描いたり,アンダーラインを引いたり,調べた英単語の訳を書いておいたり,こうして問題集を自分色に染めていくと,いろいろなものが自分の中に入っていく気がするのです。

そこで,次に「TestKing」という問題集を使ってみました。(TestKing体験記はこちら
こちらはPDF形式なので,全問題をプリントアウトして使えます。
最初は,英語の問題文を読むのに苦労しました。
辞書を引き引き,毎日少しずつ進めていきました。
参考書としては,
・CCIE Routing and Switching Official Exam Certification Guide
・Routing TCP/IP Vol IとII
・IP QoS完全ガイド
などを活用しました。
CCstudyのラボ・シナリオもBGPやOSPFのシナリオが参考になりました。
「お,ここ自分で書いたじゃん」みたいな(笑)

●2回目の受験 「そういうことだったのか」
ダラダラ勉強していても仕方ないので,2回目の受験を2007年2月に決めました。
問題を8割方解き終わったところで,受験日が来てしまいました。
受験してびっくりしたのが,問題集に出た問題が多く出題されたこと。
Webで「TestKingは的中率が良い」という話題はよく目にしていたので,「あぁ皆が言っていたのはこういうことなのか」と,このとき思いました。
「お,これも解いた記憶があるぞ」などと思いつつ,進めていきます。
でも結果は,56%でFail。
これにはさすがにガックリ。

試験が終わってすぐ,近くのマックに入って問題集を取り出し,答え合わせをしました。
すると,一度解いたはずの問題なのに,けっこう間違えている。
英語の理解に終始した結果,わりと問題をスラスラ読めるようになってきたのはいいのですが,肝心の「正解を覚える」部分がおろそかになっていたんです。

●3回目の受験 「当り前のことを当たり前に」
出題される問題の傾向はだいたいわかったし,あとはそれについての知識を本やWebで押さえればよいはず。
当たり前のことを当たり前にやるだけで,問題集を再び徹底的にやり込みました。
そこで2007年3月24日,3回目の受験です。
さすがに「これは一度解いた。これもやった。あれもやった。」という状態です。
1時間以上余らせて,試験終了。
結果は,75%でPass。
ギリギリ合格で,ちょっと冷汗(爆)

以上が,CCIE筆記試験の合格までの道のりです。
今の正直な感想は,CCIEとはいえ,CCNAやCCNPの延長線上だったなぁという感じです。
CCNAやCCNPだって黒本など,定評のある問題集を解いて勉強しますよね。
今振り返ってみると,それと同じです。
あと,CCNAやCCNPの勉強をしているとき「わからないところがあるけど,それは上位資格を取るときまでに理解できていればいいや」と思うことがときどきありました。
今回もそれは変わってないような気がします。
なので,CCIEの筆記試験に合格したからといって,特別の何かが身に付いたとか,レベルアップしたという感覚はあまりないのが実感です(悲しいけど)。

これまでCCIEのラボ試験に合格した人に何人か会っていますが,全員必ず「スーパー」が付くほどの技術者だったり講師だったりコンサルタントだったりします。
CCIEのラボ試験に合格すると,自分もこんな風になれるのだろうか??
そんなことを思いつつ,今はその高い頂を見上げている状態です。

次は,私が実践した勉強方法を書いてみたいと思います。

CCIE Written合格

2007年03月24日 20時47分11秒 | CCIE筆記試験
受けてきました,CCIE筆記試験!
結果は…

●CCIE Written スコア
General Networking Theory ……67%
Bridging and LAN Switching ……71%
IP …………………………………80%
IP Routing…………………………84%
QoS ………………………………70%
WAN ………………………………67%
IP Multicast………………………57%
Security …………………………100%
Enterprise Wireless Mobility……33%

合計75%!………………………合格!



はあぁ…疲れた。
でも,これで一区切りついてホッとしています。
ついに残すは“本丸”のラボ試験のみになりました。
試験勉強をしながら,CCstudyのラボ・シナリオを作っていくつもりです。

しばらくはこのブログで,
・合格までの道のり(実は長かった(爆))
・私の勉強方法(苦手の英語はどうしたか?など)
・合格してわかったあれこれ(言いたくてウズウズ(爆))
などのトピックをアップしていきたいと思っています。

それから今日,自宅ラバーズのお友達のviaさんからもCCIE Written試験の合格報告がありました。
おめでとうございます!
同じ日に合格なんて,すごい偶然ですよね。
お互いで拍手!(爆)

TestKingをひたすらやっている

2007年01月26日 23時00分50秒 | CCIE筆記試験
最近,CCIEの筆記試験に向けて,ひたすらTestKingの問題集を解いています。
試験に挑戦するまで,毎日最低20問ずつ解こうと決心しました。
前回筆記試験に挑戦したときはBosonを使ったのですが,TestKingの方が的中率が良さそうな感じがするので,今回はこの問題集を使っています。
試験問題はPDFなのですが,紙に書き込んだり,鉛筆を握りながら勉強する方が,自分はやりやすいので,プリントアウトしたものをクリアシートで挟んで持ち歩いています。



でも,この試験に合格する人はすごい。
機器の知識,プロトコルの知識,英語の読解…幅広い知識が問われるわけですから。
勉強する範囲も広いので,大海原に放り出されたような感じがします。

FF11だと,レベルが上がるごとに次のレベルに上がるのが厳しくなります。
まさにそんな感じ。
でも,コツコツ経験値をためるしか,次のレベルまで到達する方法はないんですよね。
さあ,これからまた経験値をためるかな。

CCIE筆記試験の体験記

2006年06月13日 21時55分12秒 | CCIE筆記試験
CCstudyでは,私はっとあてに「自宅ラボの写真を撮りましたので紹介して下さい!」というメールをよくいただきます。
ですが先日,「CCIE筆記試験の受験レポートを書きました」というメールをいただきました。
報告してくれたのは,Coolさんです。
ネットワークエンジニアとしてというWebサイトでおなじみかもしれませんね。

Coolさんからいただいたメールを読むと…「Cisco系のサイトを巡回していたら,はっとさんがCCIE筆記試験を目標に勉強されていると分かりましたので,御連絡させていただきました」とありました。
なんて嬉しいんでしょう(涙)。
(ちなみに,はっとのCCIE惨敗日記はこちら(爆))
Coolさんの受験レポートを拝見すると,試験範囲のカテゴリごとに,どんな技術を重点的に学習すればいいか,どのような書籍やWebサイトが役に立ったか,などが細かく紹介されています。
とてもよくまとまっていて,私だけじゃもったいないのでみなさんに紹介しちゃいます。
●CoolさんのCCIE筆記試験のレポート
http://www.infraexpert.com/info/cciediary.htm

CCIE筆記試験をこれから受けようと思っている人は,参考にしてみてください。
Coolさん,次はCCIEのラボ試験ですね。
応援しています,頑張ってください^^

CCIE Written試験を受けてきた

2006年04月24日 00時32分42秒 | CCIE筆記試験
CCIEへの第一歩,Written試験を受けてきました。
最初に結果をぶっちゃけます。
結果は…



Fail!(泣)



「おまえは出直して来いや」というスコアでした(爆)。
正直,満足に勉強できなかったので,「どこまで食い込めるか」という気持ちで受けたのですが,食い込むどころかこちらがヘコみました。
次回の受験ために,反省点や気づいたことを書いておきたいと思います。

●BOSONの問題集はまあまあよい
勉強は,BOSONの問題集を中心に勉強しました。
全240問を3周くらい解きました。
似てる問題が何問か出たし,なにより英語の勉強になりました。
これはこのまま続けたい。

●あらためて勉強すべきこと
ちょっと勉強し直さないとな~と思ったのは,
・Bridge and LAN Switching(RSTP)
・QoS(PQ,CQ,WFQ,CBWFQなど)
・WAN(FR)
・IP Multicast(全般)
・Security(IEEE802.1x,フィルタリングなど)
でした。
あと,BGP,EIGRP,OSPFは,構成図を見てルーティング状況が判断できるようにならないと。

●時間が足りなかった
「2時間もあるし,余裕かな」と思っていたら,足りなくなってしまいました。
英語を読むスピードがまだまだ足りないようです。

で,どうするか。
「あと何をすればいけそう!」という段階まで来ていないので,できなかったジャンルを基礎から一つひとつ潰していかないとダメそう。
できなかった分野のいくつかは,CCstudyのラボ・シナリオを作っていきながらやっていきたいと思っています。
英語はBOSON問題集を繰り返し解くことでなんとかなりそう。

試験勉強でしばらくCCstudyのラボ・シナリオ作成を中断していたのですが,今度はCCstudyの方に注力しようかなと思っています。

BOSON始めました

2006年01月29日 23時41分16秒 | CCIE筆記試験
最近仕事に追われて,なかなかCCstudyを更新できずにいるはっとです。
でも仕事でIPv6に携わることがあって,ネタをごっそり仕入れました。
忘れないうちに,IPv6ラボも実現したいと思っています。
ってそういう野望はたくさんあるんだけど…。

それはそうと,CCIE Writtenに向けて,BOSONの問題集を購入してみました。
購入するには,BOSONのホームページから。
Amazonで本を買うのと同じように,CCIEの問題集をカートに入れます。
住所やメール・アドレス,クレジットカード番号を入力して注文すると,
メールでライセンス・キーが送られて来ます。
あとは,BOSONのホームページからソフトをダウンロ―ドしてそのライセンス・キーを入力すると,問題ができるようになります。

ノート・パソコンに入れて,朝晩の通勤電車の中で問題を解くようにしています。
わりと本番に近いような気がするし,なかなかいい感じ。




はっとの英語対策

2006年01月13日 02時24分31秒 | CCIE筆記試験
CCstudy掲示板で,「英語が苦手」という書き込みがありました。
その気持ち,よくわかります。私も英語は大の苦手です。
1年前に会社でTOEICを受けたこときも,ぶっちゃけられないくらいにひどい点数でした。
で,CCIEを受験しようと決心したときに,「こりゃ真剣に対策をとらなきゃいけないぞ」と思ったんです。
で,自分なりに考えたことを今実践しているわけなんですが,それはというと,

「自分の周りにたくさん辞書を置く」

ということです。
「英文が読めないのは当たり前,それなら少しでも読みやすくなるような環境を整えよう」という作戦です。
というのも,ただダラダラ英文を読んでいると,
わからない単語が出てくる→辞書を引きたいと一瞬思う→面倒くさい→わからないまま
という流れになっていることがよくあるんです(この間の思考約0.1秒)。
この「面倒くさい」をなんとかしようというわけです。

で,具体的にどうしたかというと,
・無料翻訳サイトのリンクをブラウザのツールバーに登録していつでもワンクリックで飛べるようにした
・パソコンに翻訳ソフトを入れた(マウス・カーソルを置いただけで単語を出してくれる機能をもったやつ)
・電子辞書を常にカバーを開けた状態で常に机の前に置くようにした
・英文をなぞると翻訳してくれるペン形翻訳装置を買った
という感じです。どれも,面倒な作業なしにサラっと訳を出すためのものです。

これで気分的にはけっこう楽になるもんです。
「わからなくてもオレの周りには辞書たちがついているぜ」という気分になります。
で,辞書を引くと「ああ,そういくことか」と理解が進む。
今のところ,わりと自分に合った対策だと思っています。

あと,CCIEを目指すことは,英語の苦手意識を払拭するチャンスではないか,とも思っています。
英語の苦手意識をなくすには「自分はそこそこいける」という自信を持つことだと思っています。
CCIE合格は,その自信をもたらしてくれるのではないかと。
そう思って,今日もぶどうを一粒一粒食べるように,辞書を引いています。
身になれ,身になれ…と。

CCIE受験のバイブル「RoutingTCP/IP」。単語の訳があちらこちらに。