風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

乗鞍スカイライン

2007-09-11 23:26:07 | 1996~97原付日本一周
白川郷を後にして、国道41号線を走り、高山市に入りました。
9月も半ばを過ぎると、朝夕の気温差が激しくなり、ジャケットの脱着が面倒くさい。

この辺を走るライダーはとても友好的でした。
北海道の時のように、すれ違いに手を上げてあいさつをしてくれました。

夕方、乗鞍スカイラインに入る。
腕時計の高度計は1355mを表示。

途中、夫婦松休憩所。1910m。
空気が薄いせいか、エンジンが止まりそう。
ムリヤリアイドリングを合わせ、とんでもない勾配の登りと戦う。
ミッションは2速まで落として、エンジンをブン回してトロトロと登る。

エンジンは焼き付いたりもせず、一生懸命回ってくれている。
大丹生展望台。2638m。気温11℃。
寒い!辺りは霧のため、何も見えず。陽も落ちた。

あたりはすっかり暗くなった。畳平(終点)。2707m。気温6℃
日本で、ここより標高の高い道路は存在しない。


しかし、喜びもつかの間。
19:00を回ると、ゲートが閉じられてしまうので、退散。
車はいいなあ。駐車場に停めて、中で寝れるんだから。

あっけない滞在だった。一人寂しく山道を下る。
乗鞍高原。1410m。
高度が下がるに従い、エンジンの調子も戻ってきたようだ。
霧も晴れた。

腹ペコになり、ラーメン屋に飛び込む。これが22:00頃。
テントを張る場所を探そうにも、暗くて地形が把握できず、やむなくどこかの土手にテントを張る。23:00。

楽しかったが、クタクタになって、この日はおしまい。

因みに、乗鞍スカイラインは現在、一般車通行止めです。
貴重な体験でした。