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風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

オルガン研究会

2007-07-29 15:31:30 | オルガン
オルガン研究会の例会で、軽井沢まで行きました。

開通したばかりの圏央道を使い、関越・上信越と高速を乗り継いでようやく到着。
それにしても暑かったですね。

軽井沢に到着してから、車の調子がおかしくなりました。
信号などで停車しますと、普通はアイドリングになるはずが、そのままストールしてエンスト。それが何度も。
おまけにセルモーターも時々回らないで、かなり焦りました。

信号待ちでも、アクセルをちょいあてて、エンジンの回転を上げ目にしたり、車を道端に停めて休めたりして、何とか急場をしのぎました。
オーバーヒートだとしても、水温はそんなに変化無かったしなあ・・・?
暑さで車がバテたか?
19年目の「ご老体」ジムニーには、高速道路巡航がこたえたか?

その割に、帰りはエンストもなかったのですが・・・

話がそれました。
例会ですが、ニコラ・ド・グリニの「ティエルス・アン・タイユ」をテキストにして、フランスの装飾音についての講義を聞きました。
オルガンは個人所有のもので、フランス製の実に立派で美しい楽器でした。
前に出すぎない柔らかい響きで、リード管の響きがまた素敵♪



自分はフランスの古典オルガンもCDなどでよく聴きますが、今までいかに漠然と聴いていたかを感じました。
音楽学の事ははっきり言ってさっぱり解りませんが、傍らで講義を聞いていて、作曲家や演奏家がいかに音楽という音の流れを楽譜に盛り込もうとしたか、あるいは楽譜を読み込んで再現しようと腐心しているかを、垣間見た気分です。

型に嵌めず、しかし下品にではない自由なスタイル、というのでしょうか?
音色や和音の一瞬の響きを、いかに一音一音充実させるか、と言った事のようです。
楽譜と言うのはあくまでコード・記録に過ぎないのですね。
こういう事ってCD聴く位では解らないので、良い勉強になりました。

しかし、装飾音ってたくさんの種類があるんですねー。
音楽ってなんて奥が深いのでしょう。yellow3
今日聞いた講義の事を思い出しながら、曲を聴くとまた違った感じで受け止められるかもしれませんね。

さてさて、ポンコツになりかかりの車で、炎天下クーラー無しの日帰り往復400キロはけっこう体にこたえます。
家に帰ったらグッタリしました。
シャワー浴びて即寝ました。

オルガンの絵

2007-07-25 23:36:19 | オルガン
自分は趣味で絵を描きます。

昔描いたオルガンの絵を載せてみます。
クロッキー帳にメカニカルペンで描きました。

18世紀フランスオルガン建造家のクリコのオルガン。

オルガンが好きなので、こんな絵を描いたりして物に近づきたい気持ちをぶつける。



でも絵では音が出ないので、やっぱり実物を見たいものです。

教会オルガンコンサート

2007-05-27 21:52:35 | オルガン
昨日に引き続き、オルガン演奏会に行きました。
横須賀小川町教会のオルガンです。
今日は町でお祭りがあったので、駅から会場までは出店が並んでいて、とてもにぎやかでした。

さて、オルガンは須藤オルガン工房の作品。
透明感のある、スッキリした響きでした。
今日の演奏も椎名雄一郎さんで、偶然にも2日連続で聴くことになりました。
会場はほぼ満席。

曲の合間に椎名さんの解説があって、演奏するバッハのオルガン小曲集や北ドイツの作曲家にまつわる興味深い話を聞くことが出来ました。
オルガン小曲集がなぜ45曲のみだったのかといった話はなかなか面白かった。
解説を聞きますと、単に企画倒れだったと言えないような気がしてきます。
まあ、この辺は研究者達の探求とロマンなのかも知れません。

クーナウの「聖書ソナタ」もまとめて聴いたのは初めてで、ダビデとゴリアテの戦いの様子を音でどう描写したのかが、おぼろげながらに見えた気がします。
確かこの曲はチェンバロで演奏される事が多いようですが、オルガンの演奏も良かった。

全体として、適切なレジストレーションと洗練された演奏技術もあって、なかなか良い演奏会だったと思います。



どのジャンルでもそうですが、楽器を弾ける人はすごいなあと思います。
自分はオタマジャクシは読めませんし、楽器も何も演奏できないので、本当にうらやましいです。

teacup.ブログ START!信濃町教会のオルガン

2007-05-26 11:28:54 | オルガン
はじめまして。
風箱「かざばこ」と申します。

MSNのブログから引っ越してきました。
http://a6m2b-mkja71-11v.spaces.live.com/

容量一杯になるまで、更新していきたいと思います。よろしくお願いします。

さて、手始めは、自分の興味の対象の一つであるオルガン話など。
日本オルガン研究会という、いわゆる「パイプオルガン」が好きな人達の集うマニアックな組織がありまして、自分もその会員です。

今日はその会合でした。

東京の信濃町教会のオルガンです。
オランダのライル兄弟社というメーカーの作品。
2段の手鍵盤と1段の足鍵盤です。
礼拝堂を包み込むような、程良い音量で、心地良い音色でした。




音のことを文字で表すのは難しいので、この位にしておきます。
この教会で演奏会があったら、また聴きに行きたいなと思いました。