かやのなか

あれやこれやと考える

関東の冬

2020-12-08 02:36:19 | 日々のこと
関東の冬はカラッとした晴れの日が多く、たいてい気持ちの良い朝の陽光を浴びながら通勤できる。ただ、風が乾燥している分、寒さもひとしお。山陰地方の生まれなので、大学に出て初めて山陽に住んだときは、冬でも外に洗濯物が干せるるうえに、しかも数時間で乾いてしまう気候の違いに驚いたし、こんなのただの理不尽だと思った。関東は更に一段、空気が乾燥している感じがある。関東平野に生まれれば毎年快適に過ごせたのに。性格もこんなにひねくれなかったのにと己の運命を呪いたくなるが、まぁよい事ばかりでもない。というのも日が暮れるのが異様に早く感じるから。16時半頃には薄暗くなり、17時には真っ暗。仕事の日は別に気にならないが、休みの日は損した気になる。その分、夜明けも早く訪れているはずだが、冬の朝は猫と同じで布団から出られないのだから、これの恩恵にあずかる機会はほぼない。関東に生まれていたら、こんな私にも早起きの習慣が身についていたかもしれない。多分。

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