かやのなか

あれやこれやと考える

やせがまん

2017-04-16 20:52:23 | 日々のこと
子供の頃は、クラスの中に派閥がきっちりできていて、その中に自分が入れないことについて「ふん、群れなきゃなんにもできないくせに」「私はあんなのとは違う」みたいに思って生きていた気がするけど、思えばやせ我慢だったのかもしれない。
自分の居場所は自分で作る、がモットーだったけども、結局お互いを友達とか親友とか呼びあえて、相手からクレームが来ない関係っていうのが、むちゃくちゃ羨ましいと思う気持ちもあった。
大人になってからの私は後者に傾きすぎているのかもしれない。
社会的に居場所がないことに対してどうしてこんなに不安なのか。社会的に認められなくても、大事な人間から一人の人間として扱われればそれで納得するような気もするんだけど、そんなのは夢物語のように思える。
かつての自分の頑固さは、やせ我慢だったのか、せめてもの自分なりの筋だったのか。そんな私を否定しないでいてくれた家族に、結局支えられていただけのようにも思える。
一人で生きていくことなんかできるんだろうか。