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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

言語化しない文化

2017-01-04 22:25:19 | 文化


>日本の特徴のひとつに「言語化しない文化」がある。

日本語の機能が不十分なために、非言語化の文化が発達したとも考えられますね。
他のアニマルも同じこと。

>端的なのは、伊勢神宮の式年遷宮だろう。
>20年に一度、2つの正殿と14の社殿、1,000点を超える調度品を造りかえて神座を遷すという「仕組み」を通じ、1,300年にわたって日本古来の建築様式や伝統工芸の技術を継承している。
>これほど大掛かりなものでなくても、大工仕事にも、茶道にも、華道にも、日本の多くの伝統文化には「書かれたマニュアル」は存在しない。

日本人には、感性があって理性が無い。弟子は他人のやり方を見て覚える。先達は知的な教え方ができない。他のアニマルも同じこと。

>師匠の背中を見て、空気を読んで、肌で感じることが習得の術である。

以心伝心か。西洋式の学校では、非言語の高等教育はできませんね。

>東北地方は、歴史上、幾度となく地震や津波の被害を受けてきた。

そうですねえ。気の毒なことです。同じ被害を繰り返すのは、まことに残念です。

>浸水の恐れがある低地には「地震があったら津波に用心」という石碑がポツリ、ポツリと残っている。
>しかし津波の記憶は驚くほど簡単に失われていく。

日本人は、過去の世界の内容を考えとして脳裏に保つ力がない。書いてある過去のことは、目の前の現実とは関係がない。だから、日本人は、過去の内容に重きをおいて考えない。
日本人は、現実肯定主義者である。’そんなこと言っても駄目だぞ。現実はそうなっていない’という。

>人々は生活のために再び海に出ていき、甚大な被害を被った地域も復興していく。

日本人は、眼前の事実のみに精神を集中する能力がある。過去は幻、未来は夢となっている。雑念を振り払って、過去と未来に挟まれた、ごく狭い現実に光を当てて日本人は生きている。あとは野となれ、山となれ。

>石碑の存在はあっという間に忘れられていく。

ああむなしい。過去の世界の内容は疾く脳裏から消え去って風化する。語り部の虚しさ。世の中に変革をもたらす術はない。

>しかし一方で、伝承には文字に加え口伝えという方法もある。

過去の世界を再現するのでなければ、日本人は空想・妄想の世界で気分・雰囲気を盛り上げる能力を発揮する。

>妖怪や河童など、その土地固有に紡がれてきた物語がそれにあたり、災害と結びつくものが多いというのである。

空想・妄想の世界なら、日本人は漫画・アニメを駆使して得意の表現ができる。それで、現代の日本は、漫画・アニメの大国になった。

>個人として体験した災害や苦しみは、心に異様な風景を生み出す。
>それが時間を経て少しずつ消化され、個の記憶が、地域全体の記憶として昇華する。

気分・雰囲気として言い残されているのですね。

>龍の物語は、水にまつわる不幸な出来事を発端に生まれたものが多いとされる。

鬼怒川の不幸な出来事のようなものでしょうか。

>事実は消滅しても、その土地の感情として、次世代に継承されていく。

残すことができるのは、もらい泣きだけ。過去の世界を細かく再現して、悔いなき対策を残すことは至難の業である。これを克服するには、言語に過去時制の文章内容が必要です。

>言語で定義されたものに比べ、日本式の体験による継承は時間がかかる。
>解釈の幅も生まれる。そのため同一性を保つ強さはない。

そうですね。細かな正確さを期すことは難しいですね。

>しかし、物事の本質を思考させ、形状やディテールは変化しても、本質的な価値を維持しようとする、動的な継承法と読み解くことができるかもしれない。

日本人が言語教育において時制を習得することができれば、形状やディテールを継承することも可能になります。

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弱い国にしたい

2017-01-02 14:33:10 | 政治
>「米国人としてハッキリ言いましょう。日本を弱い国にしたいから憲法9条をつくったのです」

そうですね。同感です。釈迦如来が孫悟空を五行山に閉じ込めるようなものか。

>12月8日に大阪市内で開かれた大阪「正論」懇話会で、米カリフォルニア州弁護士でタレントのケント・ギルバート氏は日本国憲法をこう指摘した。
>共産党や社民党、民進党の一部などの護憲派が「9条のおかげで日本は平和を維持してきた」「世界に誇れる憲法だ」などと訴える憲法9条。>その内実に、ギルバート氏はズバッと切り込んだのだ。

その内実は、各所で語られていますね。弱い国は戦争ができない。’騙される人は善良な人だ’ と評価するようなものですね。聡明さに欠けている。+

>地域紛争で責任果たすべき
>ギルバート氏は、終戦後に連合国軍総司令部(GHQ)によって日本国憲法がつくられたことを説明し、憲法9条の狙いが米国が科した「ペナルティーだ」と説明した。

そうですね。罰ですね。我が国は、欠陥車を製造したようなものか。

>そして「(GHQで憲法草案を)つくった人たちが『あれは暫定的な憲法だ。なぜ改正しないのか』と言っている」と紹介。

無哲学・能天気の日本人には、与えられた暫定的な憲法を改正するほどの知力はない。

>護憲派の金科玉条である9条が暫定措置であることを、日本国憲法をつくった米国人たちが思っている皮肉も披露した。

金科玉条は、日本人の宝である。我が国の詰め込み教育のネタになる。日本人には、目の前のことしか頭に入らない。今だけ、金だけ、自分だけ。

>米海軍関係者は「日本は急激な近代化で国力を増強し、欧米の脅威となっていた。米国を再び攻撃しないようにするのは占領国にとって当たり前だ」と語る。

何事も、用心するに越したことはないですよね。これは、米国だけに限ったことではない。

>技術開発力や産業基盤など軍事的脅威を分析し、その能力向上の芽を事前に摘むことは当然の戦略というわけだ。

軍事的脅威の芽を事前に摘むことは大切なことですね。これは、米国だけに限ったことではない。

>その米海軍関係者は「現在の日本が軍隊を持つのは当然のことであり、地域紛争などではもっと国際社会の一員として責任を果すべきだ」と話す。

同感です。‘国際社会の一員であること’ は、日本の ‘あるべき姿’ ですね。
責任を果たすには、自己の意思を示さなくてはならない。意思のあるところに方法は有るからである。(Where there’s a will, there’s a way.)
自己の意思を示せば当事者・関係者になる。意思を示さなければ、傍観者にとどまる。’我が国は、世界の中にあって、世界に属していない’ というところでしょうか。

>また「日本の存在感が世界で薄いのは、平和維持などで軍事的な協力を拒否しているからだ」と日本の姿勢を批判する。

‘なます羹に懲りてなますを吹く’ ということか。判断に応用が利かないところが ’玉に瑕’。


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我が国の未来

2017-01-02 11:08:00 | 政治
>ペリーの黒船来航以来アメリカは幾度と日本を植民地にしようと謀っていました
>大東亜戦争もそんな策略にかかり起きてしまったのです

アメリカには策略があった。我が国の策略はどうであったか。

>そして現在は同盟国とはいえ経済的にも軍事的にも米国の属国とも思える立場です

そうですね。日本人には意思がない。日本国の指導者にも意思がない。我が国は、米国のポチ・アニマルの様なものか。自らの意思を示せば、当事者・関係者となる。意思を示さなければ、傍観者にとどまる。

>米国の圧倒的な軍事力の庇護の下自国の平和を己で守ることを放棄した結果
>安全圏のなかから「戦争反対」「平和を守れ」と理想だけを貫く非現実主義者

日本人は、現実肯定主義者であるから、非現実を語る術はない。西洋人の真似をして非現実の内容を語れば、それはすなわち空想・妄想となる。

>それが今までのマスゴミです

日本人は無哲学・能天気であるから、空想・妄想は持続する。

>ペリー提督も日本に米国以上の軍事力があったなら不当な要求はしなかったでしょう

トルーマン大統領も日本に原爆があったなら、広島・長崎への原爆投下はなかったでしょう。’タラレバ’ の話には切りがない。

>国を守るのは健保9条ではありません

そうですね。他力本願・神頼みは古いしきたりです。

>やはり軍事力なのです

力は正義です。(Might is right.)
仁王を見ればわかる。強者の怒りは抑止力となる。弱者の怒りはごまめの歯ぎしりか。

>世界の情勢がどう変化しようとも自国を守る気概を忘れてはわが国の未来は暗いものになるとしか思えません

日本人には意思がない。だから、国防に関しても意思を示すことがない。
日本人には、未来の世界を語る術がない。だから視界はゼロ。一寸先は闇。
未来の世界は、未来時制の文章内容として示される。日本語には、時制がない。日本人には、未来の世界がない。


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