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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

自分だけ特別

2017-01-10 21:30:50 | 文化
>「親とか、ゼミの先生とか、『今、頑張れ』『人にもまれろ』『楽するな。世の中にもまれろ』っていうけど、自分たちは、いかに楽するか、自分だけ特別でいるか、を考えてるじゃん。それって、ずるくないっすか?」

そう、ずる賢いですね。それは、処世術というものです。’今だけ、金だけ、自分だけ’ です。ナウな感じのする、低俗なうまいやり方です。

>もう、「ごめんなさい」という感じでした。

降参するのは易しいが、ずる賢く見えるのは止められませんね。自己中心主義ですからね。現実だけが考えられている我が国は、小人の国です。我が国では、’あるべき姿’ を主張する個人が尊敬される立場に立つ伝統がない。’あるべき姿’ の内容は、非現実的であり、現実離れがしているので、日本人は信用しない。

>で、なぜか「そうだよね~、なってない大人、いるよね~。ごめんね~」と謝っていました(^^;)

処世術にたけているのは、長年の現実的な社会修業のたまものです。

>もちろん、中には、言行一致のかっこいい大人もいます。

それも、自分だけですね。’あるべき姿’ の主張などではない。個人の趣味のようなものです。

>私は、何人もそういう人をたくさん知ってるので、私の事実としてこれを伝え「フットワークが軽い今のうちに、動いて、いろんな人と出会って、『こういう大人なら、なってもいいな』という人に出会ってほしい」と、伝えました。

人間には哲学が必要ですね。個人的に ‘あるべき姿’ の内容を持つことが必要ではないでしょうか。これは高尚です。象牙の塔の中に住む人々との出会いです。

>彼に、そんな出会いがある事を願いつつ、私たち大人も、頑張りましょう!

個人趣味の枠内に陥らないためにも、英米流の高等教育が必要ですね。

>彼らは、私たちが過ごしてきた時代とは状況も背景も違う時代を生きています。設定が違うので、大人のアドバイスは、彼らには何の足しにもならない。それでも、良かれと思って、あれこれ言ってしまいたくなる老婆心(^^;)

無哲学・能天気は困ったものですね。大人の過ちを二度と彼らに繰り返えさせたくありませんね。

>若い彼らに、偉そうに言うなら、まず自分がやろう。やって、背中を見せよう。…ということで、まずは、自分が、襟を正します!(^^)!

それも自分だけのことでしょう。日本人には世界観がないから、その考えはついこの世だけのことになる。この世の成功は処世術によりもたらされる。襟を正すことは難しい。
過去・現在・未来といくつもの世界の内容が考えられると、’あるべき世界’ の内容も考えられます。世界観を受け入れる社会においては、’あるべき姿’ の世界の建設を提唱できる者が指導者として選ばれる可能性が高い。
その内容が人々に希望を与え、仲間たちの建設的な協力が得られることになる。


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