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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

「もしトラ」対応  

2024-05-23 17:12:41 | 文化

>ダイヤモンド・オンライン   >渡部恒雄氏「トランプはタダ乗りするお荷物の同盟国が嫌い」もしトラで日本はどうなる?    >秋山進、渡辺恒雄によるストーリー・   1日・   

(略)  

>米国はアジアでどこか一国が強くなるとけん制する   

(略) 

>秋山 東アジアのバランスを維持するカードのひとつが日本ということなんですね。   

>岸田首相の訪米時の演説では、東アジアにおいて日米関係があるからこそ、この地域の安定が保たれているというようなことを言っていましたが、おそらくトランプにはそんな意識もない。   

>渡部 皆無ですね。   

>トランプは歴史から学びませんし国家観もないので、一貫して同盟国が嫌いです。   

 

政治哲学がないところが日本人に似ていますね。   

 

>米国の経済と軍事にタダ乗りする単なるお荷物と考えている。   

 

そうですね。  

 

>同盟国のおかげで米国も恩恵を受けているという面は理解しないので、安全保障などはどうでもよく、金銭に換算できる目に見える利益にしか興味がない。   

>当然のことながら、在日米軍のコストは米国の持ち出しだから、日本は負担費用以上に米国に金を出すべきという発想になる。

>秋山 NATO(北大西洋条約機構)も嫌いですよね。   

>かつては世界中に米軍がいて、警察の役割を果たすことで、トータルでは米国が得するという考え方があったと思いますが。   

>渡部 その考え方も米国では弱まっています。   

>もともと、中西部に住む人達は、外国にいったこともなければ、米国が世界の安定を支えていることなどに興味はありません。   

>むしろ、中流層は鉄鋼などの古い産業に従事し、ハイテク企業が収益を上げているグローバル経済からの恩恵に取り残されて、不満を持っている。   

>トランプはそういう人たちの心をつかんだ。   

 

彼は時流に乗ったということですかね。   

 

>トランプにとって中国とのディールは面倒   

>秋山 そんな中では、もし中国が尖閣諸島まで上がってきたとしても、知らんと言いそうです。   

>渡部 中国が尖閣諸島を占拠した場合の対処は、すべての米国の指導者に悩ましいジレンマを突き付けます。   

>日本とともに軍事行動をすることで、中国との戦争に発展するエスカレーションのリスクを覚悟しなくてはならないからです。   

>トランプに即して考えれば、日本と共に軍事行動を取らない理由は日本を見捨てることで、中国が何かトランプに(米国の、ではないですよ)大きな利益を与える場合ということになるでしょう。   

>逆に日本を守ることで、トランプ個人が大きな利益を得るようであれば、それも選択肢であり、両国からの利益を天秤で測って考えるのではないでしょうか。   

 

彼は商人ですね。   

 

>日本は頭の体操をしておいた方がいい。   

>少なくとも、彼には同盟関係を維持することが、米国の長期的な利益と力になるという発想はないはずです。   

 

そうでしょうね。無哲学・能天気ですね。   

 

> ちなみに、尖閣諸島に関しては、日本は単独で守り切るだけの海上保安能力とそれをバックアップする海上自衛隊の能力があり、米国に頼るような状況にはありません。   

>ただし直近の日米共同声明などでも、米国は尖閣防衛にコミットしており、米国との衝突を恐れる中国に対する抑止力になっています。   

 

我が国には抑止力が必要ですね。   

 

>日本はかつてのように自国の防衛を米国にすべて依存するような状況にはなく、日米で東アジア地域の安定を維持していくという方向に日米同盟は変質してきています。   

 

好ましい傾向ですね。   

 

> むしろ課題は米国の正式な同盟国ではない台湾の防衛です。   

>日米同盟は、中国の武力による台湾統一を未然に防ぐような抑止力を維持していく必要があります。   

 

そうですね。   

 

>その点で、同盟の価値を理解しないトランプ登場は懸念材料です。   

 

そうですね。   

 

>秋山 習近平にとっては、「核心的利益」である台湾は「絶対に損なわれてはならない」と言うくらい、なんとか米国と取引して、台湾を取りたい気持ちはあるでしょう。   

>けれど、中国も経済的に苦しくなっている。   

>中国の対米貿易黒字をなくすことは見返りになりませんか。   

>渡部 先にも述べましたが、トランプの優先順位としては低いでしょう。   

>そもそも、中国に60%の関税をかけると訴えているトランプにしてみれば、わざわざ台湾を取引材料にしなくても、中国に一方的に関税をかければ済むことですからね。   

>そもそもトランプが大統領になっても、すでに4年の大統領を経験している彼は、憲法上の制約で一期4年間しか任期がありません。   

>おそらく確実に成果を得られるディールを急ぐでしょう。   

>第一はウクライナとロシアの停戦のディール、第二が北朝鮮の金正恩の核開発停止のためのディールでしょう。   

>ウクライナ戦争のもたらす被害は深刻ですし、北朝鮮がアメリカに届く核ミサイルを完成させるのは時間の問題ですから、もし達成できればノーベル平和賞ものです。   

>秋山 トランプの国内人気も沸騰する……と。   

 

そうですね。   

 

>渡部 その実績をもって、自分に降りかかる訴訟関係を一切「チャラ」にする。   

> トランプにとってはプーチンや金正恩とディールをするほうが楽な上に、米国の議会には、共和・民主共に台湾支持者が非常に多い。   

>第二次世界大戦前にも、大陸を支配していた蒋介石率いる国民党のロビー活動が、ルーズベルト大統領と米国を親中反日にした。   

>この流れをくむ今の台湾ロビーの米国議会への影響力はとても強い。   

 

そうでしょうね。   

 

>トランプといえども、台湾を見捨てるのは一筋縄ではいかないはずで、優先順位は低いはずです。   

>秋山 確かに台湾は得るものがなさすぎるので、おっしゃるとおり、ウクライナの優先順位が高いですね。   

() 

>渡部 おそらくトランプは、長期的な米国の評価や国益、共和党への信頼維持も、一切考えてはいません。   

 

トランプはナウな感じのする男ですね。   

 

>終始一貫、自分の生き残りと利益優先です。   

>しかも、トランプ支持者の多くは、それでいいと思っている。   

>彼らは、現状の経済における貧富の差の拡大や、国内対策がおろそかになる世界への関与に不満を持っているため、トランプが、今の米国の体制を全部ひっくり返してくれることだけを期待しています。   

 

下剋上ですか。   

 

>トランプが米国を建設的によい方向へ導いてくれることなどは、はなから期待していない。   

>トランプがぶっ壊した後に、誰か別の人間が出てくるだろうくらいに考えているはずです。   

 

騒動・打ち壊しですね。   

 

>秋山 だとすれば、一時期はかなりの混乱を引き起こすことになりますね。   

>でも、まさにそれを米国国民は期待していると。   

>そして短期的には日本にとってそんなに厳しいことにはならないというわけですね?   

>渡部 世界の混乱は日本にとっては深刻です。   

>軍事的にも経済的にも、より自立する覚悟が日本人に求められるでしょう。   

 

そうですね。自主・独立ですね。       

 

>ただし、トランプ再選となり、米国が日本に対して直接要求してくるものは、欧州や韓国と比べれば、それほど深刻なものはないはずです。   

>安倍元首相は上手にトランプとつきあって、日米間ではトランプ政権での二国間通商交渉はすでに妥結しています。   

>しかも、トランプの認識はともかく、政権の安保スタッフや米軍にとっては、日本は中国や北朝鮮と対抗するために最も重要な国です。   

>トランプは金正恩を喜ばせるような在韓米軍の引き揚げは検討するかもしれないが、在日米軍の撤退はその先のことで、その頃には政権任期が終わっていることでしょう。   

>秋山 4年では引き揚げは無理ですね。   

>渡部 中国とディールするためにも、中国の目の前に軍事力を置いてにらみを利かせるのが効果的なことを、トランプはよくわかっている。   

>大統領だった時、トランプは金正恩と何度か会談しました。   

>正恩がなぜ交渉のテーブルについたかというと、米韓の軍事演習を相当頻繁にやって、北朝鮮が言うことを聞かなければ「世界が見たことがないような炎と怒りに直面する」(※)と脅しをかけたからです。   

> トランプは同盟国を信用していなくても、自国の軍事力の効果は信じているし、脅しが有効なことも熟知している。   

>在日米軍は長期的には要らないと思っているかもしれないが、日本がお金を出すなら置いてやってもいいし、在日米軍は中国や北朝鮮に脅しをかけることには有益だと思っているはずです。   

>※201788日トランプの発言   

>日本の「もしトラ」対応、実はシンプル   

>秋山 トランプから見たときに、自分たちをどういうふうに使ってもらうと彼にとってメリットがあるカードなのかを考えれば、どう対応すればいいかがわかるということですね。   

>渡部 ええ、気まぐれもありますが、首尾一貫しています。   

>現象だけ見ると、よくわからないかもしれませんが、自分の利益、訴訟をどう免れるかだけを考えている、というところを押さえれば、見誤ることはないと思いますね。   

>外交経験者ならこんなことは慣れっこです。   

>米国が民主主義国家だと思うと誤解してしまいますが、独裁国だと思えば、普通のことです。   

>秋山 日本は、在日米軍の費用負担をこれ以上求められたら苦しいということもあると思いますが、そのあたりはいかがですか。   

>渡部 トランプはお金の計算があまりできない人(笑)で、実は日本は既にかなり費用負担している。   

100%出せと言われても出せないことはないが、トランプは守ってやっているんだからもっと出せと、「用心棒」的な発想で要求してくるかもしれません。   

> ただし、日本は自分たちの防衛能力の強化のために、岸田首相は27年度に防衛費をGDP2%に増額すると言っている。   

>これもかなり苦しいのですが、逆に、「トランプが言っているから」と、2%を達成するための外圧として使ばいいでしょう。   

> さらにトランプは3%と要求してくるでしょうが、日本としては「わかった、ただ、今はとりあえず2%で、3%は将来目標だ」と言えばいい。   

>そのうちにトランプの任期が終わるでしょう。   

> 増えた防衛費は、新しい装備、人件費や自衛隊の待遇向上に使うことになると思いますが、重要なのは、自衛隊基地の防備の強化です。   

>有事の際に、中国からミサイル攻撃を受けた際に、戦闘機が飛べなくなれば、日本の領域を守れません。   

>現在の自衛隊基地の防護力を高める必要があります。   

 

そうですね。   

 

>中国からのミサイルをけん制するためには、日本も中国に届くミサイルが必要であり、米国製巡航ミサイル・トマホークの導入を決定しました。   

>これは相当な費用になる。

>日本の防衛費の増加は、米国の軍需産業を潤わせるということを、繰り返し、トランプに伝える必要がある。   

>トランプの目標は、会社の社長と一緒で、米国が赤字にならずに、収益を上げればそれでいい。   

 

トランプは商人ですね。   

 

>そう考えてくれるのは、ある意味わかりやすく、日本がやれることは多いと思います。   

 

日本人もトランプも現実肯定主義ですね。   

 

> うまく機嫌を取って、おだてて、気持ちよくして、お金の面ではこれだけ米国が得をしますよと言うんです。   

>安倍元首相はトランプに会うときには必ず、日本の投資で米国でこれだけの雇用が生まれているというような数字を準備して伝え続けていました。   

>言い続けないと、トランプはすぐ忘れるので何度も何度も話をしたそうです(笑)。   

>秋山 本当に、オーナー企業の社長に取り入る方法と全く同じですね。   

>「社長、うちとの取引で、社長はこれだけ得をしてるんですよ、前に言ったでしょう」「そうだったかね」「この帳簿にちゃんとあるでしょう、忘れないで下さいよ」みたいな(笑)。   

>日本の外交筋もそこは押さえているわけですね。   

 

ある意味でそれは分かりやすいですね。   

 

>渡部 今回の訪米で、岸田首相は、議会演説を成功させましたが、共和党側の協力もあった。   

>共和党のウィリアム・ハガティ上院議員は、トランプ政権下で駐日大使になった人で、トランプとの関係が非常に良く、日本の味方になる人です。   

>秋山 最後の駄目押しですが、トランプ、バイデンは今のところ五分五分。   

>とはいえ、どちらが優勢ということはあるのでしょうか。   

>渡部 一般的にはトランプ優位ですが、外交筋はバイデンにも勝機があると見ているようです。   

>ただ経済は重要です。   

>インフレが進行すると現職不利、トランプ優位です。   

>浮動票は基本的に所得が低い人が多く、物価高で生活がかなりの影響を受けるからです。   

>今まで米国はインフレを抑えつつ、景気も維持できていた。   

>今、景気は維持できていますが、インフレを抑えきれていない。   

>あとは高齢リスクですね。   

>二人とも高齢ですが、バイデンが候補者同士のディベートで、致命的な間違いをすれば、高齢化のせいにされて批判が集まり、不利になります。   

 

そうですね。それは前々から指摘されていますね。   

 

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