かはたれのジエン

イタチの最後っ屁 ・・・なので、コメントにも屁を垂れるしかできませぬ

後世に託す

2024年03月14日 | よしなしごと 

進化

 後世に何かを残したいというのは、誰しもが思う(儚い)願望だ。大したことも成し遂げていないのに、自分の生きた証でも残したいのか(たぶん男に多いね)。ただ、先行き不安な時代だからこそ、その思いは強くなったような気がする。

 隠居直後(たかだか2年前)は、もっと安心して後世に託すことができるような気がしていた。それは、仕事をしていたので若い世代と接していたということもあるだろう。しかしそれよりも、世の中が大きく変わろうとしすぎている、ということが大きいような気がする。早く気づいてくれよ、後の祭とならないうちに、ということだ。

 人生一周分も生きれば、誰かに影響は与えている。自分の子供がいようがいまいが、誰かが受け継いでくれるはずだ(しかも修正しながら)。大体が、人間の脳ミソは同じだから、同じような考えは出てくるだろうし、今もそんなものはいくつも転がっている。

 人間の原始社会は、100人ぐらいの群れで狩猟採集生活を行っていたと思われる。そこでは、後世に託したいという気持ちは起きなかったのではないか。というのは、必ず「群れ」が受け継いでいたからだ。そもそも「個人」という概念すらなかったかもしれない。

 生物の目的は種の「存続」。後世に託すのは、種を存続してほしいからだ。が、「存続」という言葉は難しい。短いスパンの状態を表すわけではない。ある一定のスパンの中で、ある状態を維持することだ。しかし、全く変化しないということはない。では、どこまでの変化を「存続」というのだろう。例えば、恐竜が進化して鳥類になったと言われているが、これは「存続」なのだろうか。

もっともっと長いスパン、メタな視点で考えると「存在」となる。地球とか、宇宙とかのレベル。宇宙なら、なくなることはできない。

 自分を「存続」させたいと思う「利己」心が、生物にはある。それがなければ、生へのモチベーションがなくなるかもしれない。水のようになって世界と溶け込んだ「自分」が生きたいと思うだろうか。この自分の「存続A」(拡大+子孫)と種の「存続B」、地球の「存続C」がバランスよく成り立たないと、種どころか地球の存続まで危ぶまれる。これを明らかに崩しているのが今の時代の人類。人間にBとCまで見えてますかの?Aを隠れ蓑に、楽チンしすぎてないかい?

A、B、Cはイコールでは繋げない。Aが突出すればBは実現するかもしれないけれど(今がその状態)、Cを滅亡させかねない。あるいは、その種の自滅であろう。

 ところで、後世に託したい、は叶わない願いなのだろうか。
 せめて、津波の記憶は残したい。

 ということを3月11日に考えた。

白状すると、例によって加藤和さんの2023年1月22日2023年2月3日の記事をパクってます。ただ、読んで考えたのは、たまたま3/11でした。

 

 

 

 

 

 


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大キリン

2024年03月08日 | よしなしごと 

大キリン

ヤフーニュースからの抜粋です

あまり知られていない、あるいは忘れられてしまった重要な事実がある。13年前に起きた福島第一原発の事故で最大の危機とされたのは水素爆発や漏れ出た放射性物質による被曝ではなく、4号機の核燃料を保管するプールだった。プールの水が干上がれば核燃料が溶けだし、膨大な量の放射性物質が放出され、東日本に人が住めなくなると予測された。その危機を食い止め、暴走する原発を安定化させるに至った背景には、ある中国企業の「善意」があった。

汚染された無数のガレキが散乱する現場では作業員らが被曝を覚悟で作業にあたった。1、2、3号機では核燃料が溶けるメルトダウンが起き、消防ポンプ車による懸命の冷却が行われていた。都内の会社事務所のテレビの前で、汚染された無数のガレキが散乱する現場を固唾をのんで見守っていたのが、建設機械の販売会社の社長で、中国出身の龍潤生(りゅう・じゅんせい)さん。「何か自分にできることは…」と強く感じたという。

「1993年に日本に留学してから大学院修了まで、学校やアルバイト先などで多くの日本人に親切にしてもらった。『一滴の水をもらったら、できる時はバケツで返す』と親から教えてもらっていたから、日本を救いたいという気持ちだった」。

龍さんは、自身が販売代理店を務める中国の建設機械企業・三一重工(SANY)が世界一長い62メートルのアームを持つコンクリートポンプ車を製造していたことを思い出す。すぐさま東京電力に電話すると、担当者は興奮気味に即答した。「(費用は)いくらでもいいから、持って来てください、すぐに!」

龍さんは、この巨大ポンプ車を製造した三一重工の梁穏根会長に連絡を入れ、日本に運びたいと提案した。すると、梁会長の反応は予想を上回るものだった。「(巨大ポンプ車を)日本に販売してはいけません。利益はいらない。寄付しましょう。こういう時はみんな助け合いです。技術的なサポートも提供しましょう」。

巨大ポンプ車の販売価格は約1億5000万円。すでにドイツの企業への販売が決まっていて、上海の港で出荷待ちの状態だった。ドイツ企業の快諾もあり、すぐに日本に向け出発した。しかし、大型機械の輸送は通常なら通関の手続きなどで数週間、場合によっては数ヶ月かかってしまう。「政府対政府だと時間がかかる。一番早いルートは赤十字だ」。巨大ポンプ車を日本赤十字に渡るよう手配し、空きがあった船や港を抑え、上海港出発からわずか2日で大阪の港に届けた。

龍さんは事前に関係各所との協議を済ませ、巨大ポンプ車は日本に上陸した後、パトカーによる先導と護衛の下、運ばれた。3月下旬、他社の大型コンクリートポンプ車も第一原発に続々と集結し、核燃料プールへの注水作業が開始された。龍さんらが手配した巨大ポンプ車も3月31日から注水作業に加わった。62メートルのアームが空に向かって伸ばされると、アームの先に放水口が悠々と原子炉建屋の頭上を超えていった。真上からトン単位という大量の水がピンポイントで燃料プールに注がれた。直後、東京電力から「冷却できました!ありがとう!」と感謝の報告を受け、龍さんと仲間たちは歓声をあげて喜んだという。「嬉しくて、全員嬉しかった。社会の役に立ったことはいまでも宝物」。

この注水作業によって危機は食い止められ、暴走する原発は安定化へ向かった。龍さんのアイディアからわずか1週間ほどの出来事だった。東日本壊滅の危機を回避できた背景には、一人の善意から広まった助け合いがあった。大活躍を果たした巨大ポンプ車はその後、「大キリン」という愛称をつけられ、今も非常時に備え、福島第一原発の構内にある。龍さんの会社は今も定期的に部品の交換やメンテナンス作業を無償で続けている。


あの日の危機からまもなく13年。今、日本と中国は大きな問題を抱えている。去年8月、日本政府と東京電力は第一原発の「処理水」の海への放出を開始した。日本政府は安全と言うが、中国政府は処理水を「核汚染水」と表現し、猛抗議した。さらに、日本からの水産物を全面的に禁輸する措置を打ち出し、日中関係に大きな亀裂が入った。

「本来であればお互いに大切な国家のはずです」

龍さんも今の日中関係を危機的だと感じている。禁輸措置は日本で水産業などを営む人に、中国国内で日本食店を展開する人にも、大きな影響を与える。しかし、科学的に安全と説明する日本政府の姿勢には疑問も残る。

その上で、龍さんは国際的に理解を深めていくためには継続的な対話が欠かせないという。まずは、その対話を始められるきっかけを見出すことが日中両政府に求められているのかもしれない。

「処理水について正しく海外に理解してもらうためには、もっと国家間の会話と説明が必要。お互いの相互理解と助け合いが大事。国と国、あるいは国民と国民の相互理解が深まっていけば、友好にもつながっていく」。

コロナ禍を経て、世界中で人と人との交流が再び始まっている。立ちはだかる国家間の壁に、「善意」の輪が再び広がることを期待したい。

この記事は福島中央テレビとYahoo!ニュースによる共同連携企画です。

 

 

 

 

 

 


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利己と利他

2024年02月29日 | よしなしごと 

利己的な遺伝子

 最初に断っておきますが、この文章は「利己の権化」のような者が書いています。そのため、例によって加藤和さん の助けをお借りしてます。

 前に、「なぜ戦争はなくならないのか」という記事を書いた。まぁ、誰もが思うように、その根底にあるのは「エゴ」でしょう。では、「エゴ」はどこから来ているのか。

 まずは「利己と利他」について。遺伝子は「利己」的なのに、生物は「利他」的に行動することがある。「利己的な遺伝子」というのが、ひと頃流行った。まぁその通りだろうと思う。そうじゃないと、種は存続できない。が一方で、生物が利他的に動く時がある。例えば、育児。これには説明は要らないだろう(子供も他者ですからね)。また、人間は一人では生きられない動物だから、集団(100人)で生きるようにできている。だから、利他的な行動を取ることは当たり前なのである。

人間は「利他」的に行動することによって、種の保存の可能性を高めている。つまり、遺伝子レベルでは「利己」的な動きとなっている。人類存続という遺伝子の思惑通りになっているのだ。ただ、地球全体とか宇宙全体とかのレベルになると、我々のあずかり知らぬこと。神のみぞ知る、てやつだ。

 我々が普通「利己」的だと思っているのは、スケールの小さな「損得勘定」。これが「エゴ」。それと「利己」的な遺伝子のイメージとが結びついて、人間は何て自分勝手な生き物だろう、と思ってしまっている。しかし、本来人間は「社会的動物」であり、利他的な行動を取った時に「幸せ」を感じる。だから、後先考えずに思ったまま行動すればいいのである。いいことをした時の、あの爽やかな感じだ。

何かに悩んでいる時、寝る前にぐじゅぐじゅ考えているのが損得勘定。朝起きた時の「あ、これだ」が正解。

 資本主義の下、現代日本も都市化が進んで共同体は崩れつつある。さらにインターネットの普及等で個人化が加速し、自分勝手に動いてしまう時が多くなっている。金銭的に得することはあるかもしれないけれど、「幸せ」になっているわけではない。何か後味が悪いはずだ。

 スポーツなどの勝ち負けはどうなのだろう。あれは、自分に負けない、ということ。ただ、受験競争や今の部活動なんかはちょっとヤリすぎですな。せいぜい町内で競争するくらいでいいんだろうけれど。今は、幼少期からがんばらせすぎているのではなかろうか。我々も、オリンピック等で煽っているわけだが。

前に、スポーツ選手や芸能人と絡めて「カリスマ」について書いたが、「カリスマ」は単純に宗教的な教祖サマ。これも、熱中している人に言ってもなかなかわかってもらえないだろうけど、そういうこと。戦争の「敵味方」も、この「熱中」と関係がありそうだ。何事も「やりすぎ」はよくないね。

 では、戦争はどうなのだろう。我々は普通、100人くらいの集団に対して共感を持つようにできている。だから、数十億人の世界レベルの話は「わからない」はず。ウクライナやパレスチナに共感を持つのは、たぶんそのようなイメージ作りをされているから(ロシア・イスラエル=悪)。世界の他の地域で起こっているひどいことに、我々は関心を示さない。

集団内の利他的行動はわかるとしても、集団同士の争いが問題。「自分との闘い」と関係があるのだろうし、難しい問題だ。これも戦争の一因と思われるのだが、縄文人に聞くのが一番か。江戸時代も参考になるでしょう。

 周りを見ても、善い人だらけだ。なのに、こんなに「善い人」達が、コロナではあぁなってしまった。わからん。わかるんだけどわからん。伝染病などでは、やはり「利己」的に動くのか。その前にもう少し冷静に考えてほしかった。テレビだけじゃなく、周りを見てほしかった。これも「熱中」しすぎか。

加藤さんは、現代の精神的な問題を解決するために「自我を拡げることを勧めている。子供やペットに注ぐ愛情を、身の周りの人にまで拡げては、ということだ。親しい人を作り、人の世話をし、人のために生きる。この「親しい人」とは、「お気に入り」ではないので注意。簡単に言うと近所の人(選べない)と仲良く。まあ、基本に戻ろうということですな。

 

 

 

 

 

 


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新しい戦前

2024年02月22日 | よしなしごと 

ミス日本

 タモリの言うように、我々は今「新しい戦前」に迷い込んでいるのかもしれない。

2022年の暮れに放送された「徹子の部屋」で、タモリが2023年について問われ、「新しい戦前になるんじゃないですかね」と答えたことが話題になった。

 それはコロナから始まった(というか、気づいた)。ウクライナではひどい戦争が続けられている。もうとっくに終わってるのに。ロシアは東部4州を手に入れ、クリミア半島までつなげるのが目的だから。

結果的にロシアが経済的に打撃を受けず、食料や資源を握っている国が強いことが証明された。ノルドストリームを破壊されたドイツとは対照的。ヨーロッパがロシアの石油を買っていたことが報道されたが、アメリカも買っていると言われている。

 数日前から、タッカー・カールソンのプーチンへのインタビューが話題となっている。動画やテキストを見てみると、アメリカや日本の為政者の発言やマスコミ報道に慣れた者からすると、プーチンの態度や話す内容は落ち着いた理知的なものだった。ネットで確認して下さい。(前半は歴史の部分が長い)

インタビューが世界中で話題となる中、反体制派のナワルヌイ氏が死去。妻がミュンヘン安全保障会議で演説。もう、この手のやり方はヤメなよ。この時期にロシア側が排除する理由はない。「わかりやすい」のはロシアじゃなくアメリカ。決めつけはイカンけど。

 ただ、全てを鵜呑みにはできない。プーチンとトランプの動きがリンクしすぎている。世界を動かしてきた勢力の内部対立と考えるのが一番すっきりする。結局、BRICSという経済的・軍事的大国が主導権を握ることには変わりないのだから。

ウクライナやイスラエルを大局的にみると、BRICS側に都合がよく運び過ぎている気もする。例えば、イスラエルは完全に悪者。だから、ちと疑ってる。

 大きな流れはこんな感じか?BRICSと西側諸国の対立。西側諸国は戦争したがってる。何かをチャラにしたいんだろうね。ロシア、イラン、中国(最近聞かないね)が挑発に乗らない。ホルムズ海峡とバブ・エル・マンデブ海峡を握っているのは大きい。

何度か書いてるけど、この大きな変化の中での日本の対応が読めないんだよね。政権がガタガタなのはいいとして、「次」が用意されていない。そうなると、荒唐無稽な予想になってしまう。

 結局は、経済的格差と軍事的格差が解消されない限り、世の中は劇的に変わりはしないだろう。ただ、キリスト教国が支配者ではなくなることはいいことだと思う。

なぜキリスト教がダメなのか。ルサンチマン的な考え方が根底にあり、被支配者の思想であることは前に述べた。もう一つ。好きな人にしてあげたいと思うことを嫌いな人にもしなさいという「隣人愛」はいいのだけれど、その隣人とは、やがてキリスト教徒にされる運命にある人達なのである。キリスト教徒になる気のない人達はその対象ではないのだ。イエスは、そうしろとは言っていないと思うのだが。

 変化は、表に出てくる前から始まっている。だから、気づいた時はすでに遅し。あっという間に動くだろう。

何よりもフェイクニュースが耐えられない。大本営発表。戦前もこんな感じだったのだろうか。だけど決定的に違うのは、国民は冷めているという点。ミス日本の娘も犠牲者だね。

 

 

 

 

 

 


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熱く育児を語れ

2024年02月16日 | よしなしごと 

唇よ、熱く君を語れ

 現代日本の問題は、食料、教育、少子化だと思っている。が、今まであまり触れてこなかった。(もうわかってるでしょ、てのもあって)

世界の大きな、難しい問題は人口問題だと思っていたけれど、近頃はこう思っている。これだけの人口が維持できてるということは、地球にはそのキャパシティがあるということだ。もちろん、全員が車に乗れば一発で地球は終わる。だから、SDGsじゃなくて持続する non-development なんだろうけど。まあ、多すぎるわね。

 で、今回は少子化について。日本の適正人口はどうなのか、という話もあるが、生産人口の減少、年齢構成のバランス、都市への集中=地方の過疎化といった問題が起こる。少子化の原因も様々あるだろうが、メスとして子供を欲しくなくなっているのでは、ということを一番危惧している。損得で考える社会。現代社会の問題のほぼ全てに、このことが絡んでいる。

非婚化は、現代の「気の合った」人とつき合うという傾向とも関係がある。そもそも「合わない」人と結婚するんだろうし、「合わない」ことをするのが仕事。これまた加藤和さんにお任せします。まあ、合わない所が気になってくると熟年離婚となるのでしょう。この場合、男が捨てられるのが当たり前ですな。そもそも、結婚は女性にとってメリットはあまりない。損得じゃないけど。

 で、例によって加藤和さんが上手にまとめてらっしゃるので、要約します。( )内はブログ主註。

加藤さんの note 2022年05月08日の記事を
ご覧ください

 育児は大変。こんな大変なことを親だけでやれていたはずはない、というのが集落づくりのきっかけ。教育ほど(こんなのどうでもいい)育児については語られない。それは、社会の中心で物事を決めている人達の大半が、育児なんてしたことないから(女性にやらせていた)。育児は他人と比較できない。家の中で行われ、出来が可視化(成績のように数値化-これも疑問だが)されるわけじゃない。0歳3ヶ月ぐらいから保育園に入れて、基本的な世話は祖母とかに任せていても育児。一方、保育園に入れず4歳ぐらいまでワンオペも育児。また、弱みを見せたら負け、みたいなところもある。教育なら「うちの子、ほんとに勉強しなくてゲームばかりで、困っちゃうの」と弱音を吐ける。でも育児は無理。「うちの子、夜は寝ないし、ぐずるし、困っちゃうの」とか言おうものなら、おっぱいが足りないんじゃないのとか、もっと抱っこしなくちゃ、とか言われる。おまけに、イラついてちょっとでも揺さぶろうものなら警察からの児相案件。出来の良い子供は社会の中枢に行き、教育を語る。育児など覚えてないし、やってもいないし、興味もない。社会の歪みをワンオペ育児のお母さん方が、皺寄せを受けているのかなと思う。(以上、要約引用)

 一番なるほどなと思ったのは、社会の中心で物事を決めている人達の大半が、育児なんてしたことない、の部分(中枢に男が就いているということ)。つい先日高校の同級生と久しぶりに飲んだのだが、少子化の話になり、この通りの展開となった。
 何度か書いてきたが、地域で育てなければ無理。現代だったら、老人ホームとの連携とかできないものか。そして、職員の給与保証。本当に少子化を憂いているのなら、公的資金を投入しんと。

加藤さんは、高知で「集落づくり」をされている。それは、現代の諸問題(特に不登校・引きこもり)を解決するためには「共同体」の再構築が必要だから。加藤和さんは「育児」から「意識」が生じた、とも。このあたりをご覧ください。
プーチンへのタッカー・カールソンのインタビューが話題となっておりやすが、何よりもプーチンの話ぶりが印象的だった。最近の政治家では見てないような気が。
渡辺真知子、好きでした。画像は、1980年の「唇よ、熱く君を語れ」のCM。覚えてないけど。花の浪人生活の始まりでしたな。

 


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ボケ老人のたわごと

2024年02月04日 | よしなしごと 

TIME 岸田首相

 ブログの更新が滞っておりました。それは、今の状況をどう伝えようか迷っていたからです。陰謀論側に寄るのか、それともとぼけるのか。人間ができていないんで、なかなか後者になれません。かといって、いたずらに不安を煽っても仕方がない。結局、民衆の解決策は後者になるのだから。(ある意味民衆の「知恵」)

 いろいろなことは起こっている。と、わざわざ書くほどの「不自然」なことが。コロナ以降、特に。激しいせめぎ合いが繰り広げられている。旧勢力と新勢力。西側諸国とグローバルサウス。プーチンとトランプを後者に入れるとわかりやすい。コロナを始めた時点で前者の負け。ウクライナで勝負あり。最後っ屁に気をつけないと。

当ブログでは、バイデンを操っている側を国際金融資本と表してきた。彼らが西欧、日本も焚きつけようとしている。イラン、ロシアを怒らせて第三次世界大戦にしたいみたいだね。まあ、足したり引いたりして見ないと。どのみち資本主義ならそう変わらないかも。裏で繋がっている可能性もなきにしもあらず。頭の中は常に「両建て」で。たぶん、ある人達は排除されるんだろうけれど。だから焦っているし、なり振りかまわない動きに警戒しなければ。(最近中国のこと聞かないな)

 岸田くんは何もできない(これだけ脅されれば)。誰も何もできない。さて、どうかわしますかの。

 最後に、加藤和さんの「陰謀論」の見方を抜粋します。この記事は「光速」や「エントロピー」の話でおもしろい)

 陰謀論って、僕はそんなに信用していないんですけど。というのは、ディープステートとか、イルミナティとか、そんだけ情報コントロールできるぐらいなら、むしろしてくれ、って思いますからね。僕の感覚では、世界の人は、思っているほど賢くなくて、思っているほど悪くない。だけど逆に、陰謀論って、人を悪くて賢いと思うので、そこが違う。

あたしゃズル賢くて悪い人間ですがの。陰謀論を語るのもボケ老人の役割。まあ「たわごと」と思ってくだせぇ。
TIMEの岸田くんの表情が全てのような気がする。皆さんはどう取ります?「岸田コノヤロー」オンリーだと見失うことも。

全てに共通するのは、マスコミのおかしな動き。我々は自分の頭でしっかりと考えなければならない。ヒントは、マスコミに叩かれている側。

 


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資本主義と民主主義

2024年01月26日 | よしなしごと 

資本主義と民主主義

 「資本主義と民主主義」はセットで語られることが多い。
 が、これには「まやかし」が含まれている。

 例えば、「資本主義と民主主義は現代社会の両輪である」などと言われれば、つい「その通りだな」と思ってしまう。
 そして、「資本主義と民主主義」の対立概念として「共産主義と全体主義」を想定してしまう。
 さらに、「共産主義と全体主義」の代表として中国を思い浮かべ、ロシアも仲間に入れて敵とする。
 で、アメリカは「資本主義と民主主義」の親玉で日本の味方だと思っている。

 非常にわかりやすい。
 かように、我々の頭は単純なのだ。

 まずは、資本主義
 これは、いくらでも金もうけをしてもいい、という経済のやり方。

 一見、当たり前のように思えるけれど、いくらでも財産を増やしてもいいし、金もうけのために過激な競争が始まる。
 そして、大量の負け組が生じる。

 欠点は、格差社会となること。
 ブラック企業は当たり前。

 それを改善するのが共産主義的考え方だと思うんだけど。
 そっちに近づこうとすると、「共産主義=全体主義」と批判される。
 批判しているのは「資本家」なんだけど。

小泉改革によって、日本型資本主義(護送船団方式≒社会主義)からグローバルな資本主義に変わった。だから、「勝ち組」「負け組」が生じた。当時、大衆は支持したわけだからね(民主主義)。子供がソーリ候補?小池くんの犬じゃないよね。

 次に、民主主義。
 これは「皆で決める」ということ。
 多数決とイコールではない。

 3万人が限界という説も。
 欠点は、決めたことを「正しい」と勘違いしてしまうこと。
 たぶん、多くの人は政治は面倒くさいと思っているのではないか。
 だから、100人から選ぶ加藤和さんの案に賛成。

古代ギリシアでは、執政官をクジで決めていた。ということは、いつでも総理大臣(イメージとしては村長)ができる準備をしていたということだ。これがホントの民主主義。日本は、トコトン話し合うというやり方(宮本常一著「忘れられた日本人」)。

 全体主義なんて、みんな嫌なはずなのにねぇ。
 誰ですか、コロナでそういう動きをした人は。
 嫌煙運動で喫煙を敵にしたでしょ。
 同じ人達が、平気で「中国=全体主義」と言っているからわからない。

 民主主義 - ほーら政治に参加できるぞ
    実は奴隷 - 資本主義 
    ↑ 補強-共産主義は怖いぞ

 現行の選挙では、我々は知ってる良さそうな人を選びたいんだろうな。
 だから、有名人が圧倒的に有利。
 ホントは知らない人なのにね。

 資本主義と共産主義の中間のやり方もあるでよ。

民主主義で一番やってはいけないことは、候補者を事前に排除すること。トランプがされそうになったし、民主党政権の時に、小沢一郎氏は検察審査会制度によって排除された。これは、どんなに嫌だろうとダメです

 

 

 

 

 

 


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脳より身体

2024年01月20日 | よしなしごと 

足裏ツボ

 このところどうも筆が進まないのは、「脳よりも身体」なんて言いながら、自分が典型的な「脳的」思考をし、行動していることがよくわかったからだと思う。
 今までのようにお気楽に、「C調」に書けなくなってしまった。

な~んて「脳」に絡めとられてしまっております。そもそも、考えるというのは「脳」の働きだし、感覚器官(五感)を通して脳で処理して認識している。だから、簡単に言うと「脳」で「脳」を考えているわけ(数学が典型)。それが全て悪いと言っているのではなく、「脳」に偏り過ぎが問題なのだ。そのことを、昔から「屁理屈」とか「頭でっかち」と言ってきた。デジタルで処理しにくい「味覚」、「臭覚」、「触覚」辺りがポイントかも。まあ、第六感が大事なんだけどね。

 今の世の中がおかしいのは、身体よりも脳を優先しているから。
 LGBT、ワクチン(性と生死のコントロール)、インターネット、デジタル通貨、自動運転、AI、・・・。

 我々が誤解しているのは、脳の欲するような社会にすれば、生きやすくなると思っているところ。
 簡単に言うと、ゴキブリ一匹いない世の中だ。

 想像では生きやすいかもしれないが、実際はどうだろう。
 いじめゼロと言いながら、地下に潜っている世の中がいいのだろうか。

 が、脳は想像してしまうのである。
 自分が「ご主人様」の仮想世界を。

頭だけ使うのが勉強(涼しく暖かい所で)。スポーツは体も使わなければならないし、他人に見られる(最近「脳」寄りにシフトしてきた)。恋愛は、どんなに頑張っても相手が「嫌」と言ったら終わり。仕事はそれらの組み合わせ。で、全部ひっくるめたのが人生。だから、この順で難しくなる。頭を使うのは一番簡単。

 スマートシティ構想なんてのもあるらしいが、要は監視社会ですな。
 大体が、電気が止まったら終わりでしょ。

 どうもコロナ以降、「脳化」がひどくなっている気がする。
 ワクチンはもちろん、他の世の中の動きと「脳化」は関係があるのではないか。

 能登が、今までの共同体を残したまま復興されますように。
 今は、能登半島が龍の頭にしか見えない。

イギリスの富士通問題。全くわからん。悪いのは富士通ではなくてイギリスの訴訟システムでしょ。機械のミスを発見できない人間とは?バカですな。
画像は足裏のツボ。よくできてまんな~。これ見ると脳なんて・・・。

 

 

 

 

 

 


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ヒトの飼われ方

2024年01月14日 | よしなしごと 

平飼いのニワトリ

 12月から加藤和さんの「ヒトの飼い方」をノートにまとめ、パソコンにもまとめながら再読していた。それがようやく終わった。たぶん、人生で初めての真面目な勉強。ノートを取るのは、後から見るためというよりも手を動かして理解を深めるため、ということがわかった。そして、それを怠っていたために今までいかに浅い理解に留まっていたかがよくわかった。

 分量は8万字、A4にして90ページ。内容は以下の通り。
 ヒトの本能は100人の身近な集団で生きるようにできている。それは10万年前の狩猟採集時代から変わらない。しかし、1万年前からの農業の発明→人口増加でヒトの生きる環境は大きく変わった。だから、そのズレによって現代の(特に精神的な)問題が起こっている。

 パチンコ行きたいし風俗も行きたい
  (狩りとフリーセックス=狩猟採集
   ↓ ダメ
 ちゃんと毎日定時に働きなさい
  (同じことをマジメに繰り返す=農業

 ということ。さらに、意識や言語、心や感情のことも深堀り。養老孟司をベースにサピエンス全史のエッセンスをふりかけて、といった感じだけれど、養老孟司氏の言っていることをわかりやすく説明してくれている。

例は、男目線でスイマセンと加藤さんもおっしゃる。たぶん、彼はハラリくんには100%の信頼を置いていないと思う。問題は、共同体の消滅、学校や軍隊(今は会社)といった近代国家のもたらした監獄からも。2500年前の「思想革命」も説明されている。難しいことを平易に表しているのはすごいです。

 当ブログが目指していることのずっと先を行き、実践しているのがすごい。高知の山奥に移住し、100人の村を作ろうとしている。
 「ヒトの飼い方」というタイトル。わざと挑発的なものにしたんだろうけど、中身は「ヒトの飼い方、飼われ方」って感じ。加藤和さんのnoteのプロフィールにあります。これが「♡マーク」37じゃもったいない。
 今、noteの記事全てを読み直しながらノートにまとめている。その数約600。このクォリティを毎日、忙しい中書き続けていたのだからすごい。「まぐまぐ」にも書いておられたので、他にもあると思われる。読みたいものだ。

ぜひご一読を

いつの間にやら共通テスト。被災地の受験生は大変だろう。今年は例年よりもニュースで取り上げられなかったような気がする。受験ごときはそれでいいのだが。浪人して喫煙所にたむろしていた44年前とは、いろいろな意味で隔世の感がある。
画像は「平飼い」のニワトリ。「ヒトの飼い方」はこう言う。現代人は「ゲージの中」のニワトリ状態(不健康)。野生(原始生活)は無理だろうから、せめて「平飼い」(現代の技術も享受して)に。

 


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世の中はよくなる

2024年01月08日 | よしなしごと 

寒の入りのシクラメン

 世の中はよくなる。
 なぜならば、皆がよくしたいと思っているのだから。
 悪くなるのは、悪くしようとする思いを持ってしまうから。

誹謗中傷、イジメ・・・。言語の持つ悪しき機能かもしれない。

 でも、世の中はよくなる。
 皆がよくしたいと思っているのだから。

 昨日は小雪舞う中、住宅地の畑で菜の花をお婆ちゃんが採っていた。
 今日は、新潟市沼垂の白山神社を初めてお参りした。

 今年もよろしくお願いします。

画像は一昨年から越年し、夏至に花を咲かせたシクラメン。寒の入りに、ようやく花を咲かせてくれました。

 


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黒い海と白い山

2023年12月31日 | よしなしごと 

名立谷浜

 小晦日(こつごもり)には能生までカニを買いに行ってきた。長岡からは片道約100km。この時期には珍しい青空で、長距離運転が苦手となってきた身にも快適だ。道路は空いていたが、かにや横丁は混んでいる。しかし、並んでも苦にならない。今年は暖かい。ありがたいことだ。

 大晦日と書いておおつごもり。小晦日なんて言い方は初めて知った。日本語は難しい分表現が豊かだ。我々の頭の中はもちろん日本語の構造でできてるし、社会や生き方にも影響を与えている。知らず知らずのうちに「日本人」となっている。大事にせんといかん。

 このところ、加藤和さんのnoteをノートにまとめながら再読している。久しぶりというよりも、人生で初めてちゃんと「勉強」してるかも。頭を使うので疲れる。今はインプットする時。その代わりアウトプットがダメ。どうもブログもマンネリ化している。書いている本人がつまらないと思う。どうしましょうかね。

 近頃つくづく思うのは、山の中で農業をしていることの方が、哲学であーだこーだ言っているよりもはるかに大事ですごいことだ、ということ。これは漁師も同じ。顔つきが違う。海辺に行くと、黒い海と遥かに白い山が見える。マイルドヤンキーが子どもと一緒に騒いでいる。彼等が、たぶんこれからの日本のモデルとなるのではないか。頭でっかちないい子ちゃんよりも。

加藤和さんのnoteにはこうあります。
じゃあ、長明的な生き方をしている日本人集団というのは、あるのか。僕は、それは「地元大好きマイルドヤンキー」だと思うんです。世間の常識である、金銭的な価値とか出世とか、そういうものに背を向けて、地元という小さなエリアの中で仲間を作って楽しく生きるというライフスタイル。マイルドヤンキー的な、今が楽しければいいじゃん的な生き方って、方丈記の言う諸行無常に通じるものがあると思う。四畳半暮らしでいいじゃんというのは、田舎の実家住みでいいじゃん、団地でいいじゃん、という思想です。世間でいろいろ騒いでいるけど知らねーよ、ニュースも総理大臣も関係ねぇよ、という生き方です。

 コロナから始まって、戦争、ジャニーズ、自民党。皆薄々おかしいと思っていたでしょう。でも、何も言わない。なのに、問題になると急に叩く。これも日本社会。そしてトヨタ(個人的にダイハツの小型車はいいと思ってます)。何かは起こっているんだろうけれど、先が見えない。次の受け皿が用意されてない。そして、あたかも操作されているようにしか感じられない。この「動かされている」というのが嫌なんだよね。

 ある人が頭痛で母親を病院に連れて行った時、「ワクチンのせいじゃないの!」と大声で言って、看護師を慌てさせたそうです。安全な所でヌクヌクしながら不特定多数の人に向かってこんなブログを書いているよりも、はるかに効果的でしょう。来年は、ちと作戦練らんと。

画像は名立谷浜の海。ここで売ってる幻魚が酒のつまみに最高なんだよね。

 


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ガンダーラ 補遺

2023年12月25日 | よしなしごと 

守門の雪画像は旧守門村。今年ではありません。

 冬至の前日から降り始めた雪は、ここが雪国であることを確認させただけで、三日坊主に終わった。
 それでも、重い雪が例年並みに積もったので雪かきはしなければならず、油断していた老体に多少は響いた。
 それまでが暖かかったし、予報を見れば正月は10℃!。
 気持ちも体も、昨年のような「非常事態」とはならなかった。

 この地はこのように、適度な緊迫感を与えてくれるほどの雪が積もるのだが、かの地は大変であろう。
 かの地とは、当ブログで度々登場願っている「麒麟の里」である。
 雪の量は2倍、ひどい時、ひどい所は3倍にも達する。

 雪堀りをしながら冬を過ごし、春になったら棚田を耕す。
 厳しい生活を繰り返し、田んぼを守る
 これを、何百年、千年以上続けている。
 だからこそ、今も子孫がこの地に住んでいるのである。
 考えてみると、すごいことだ。
 国際情勢や政治・経済、スポーツや芸能界なんてどうでもよくなる。
 ある意味、宗教や哲学も超えているだろう。
 これが「現実」であり、「宇宙」である。

 歳を取ると、冬の寒さや雪堀りがこたえる。
 太平洋側と日本海側の違いを思ってしまう。
 決して損してるとは思わない。
 ガチャなんかじゃない。

そういえば、「親ガチャ」なる言葉があるらしい。そんなのないんだけどね。あると思ってしまう社会。核家族化や少子化が進み、共同体じゃなく個人ががんばらないと、という世の中。諦めや妬みが絡んでくる。もう一度言う。親ガチャなんてない

 コロナ以降、先がさっぱり見えない時代の中で、立ち戻る所として理想郷を考えてみたのが「ガンダーラ」、「ガンダーラへの道しるべ」だった。
 要は「昔の村落」である。
 絵に描いた餅ではしかたがない。
 ずっと在った、今も在る現実的な「理想郷」である。

 

 

 

 

 

 


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始まりと終わり

2023年12月19日 | よしなしごと 

ビッグバン

 我々は何となく、始まりと終わりがあると思っている。
 本当だろうか。

 例えば宇宙。
 今から138億年前のビッグバンで始まり、今も膨張し続けているという。
 ビッグバンがあったとしても、それはこの宇宙の始まりであって、その前の宇宙はあるだろうし、何となく終わりと始まりが繋がっているような気がする。

 物質の最小単位は素粒子?
 これまたキリがないでしょう。
 おまけに、最後は観測できねぇってんだから。
 そもそも、元素とか、自然界に全く同じものがあるのだろうか。

 近頃寝る時に、何で0で割れないのか考えている。(これが何故か落ち着く)
 y=1/x のグラフを見るとすぐわかるのだが、x=0 の時 y の値は定まらない。
 無限大と無限小。
 そもそも0って何だ。(空位、地点?xy座標の0ん所はボカシを入れんきゃ)
 世界で最も美しい数式をながめてたら、もしかして y=1/x と関係あるんじゃなかろうかと思った。
 そしたら、現れましたよ e(ネイピア数)が。ネイピア数

 数学を、数式を使わずに文字やイメージで表現できないかと思っている。

 アインシュタインによると、光速は一定らしい。
 ということにして考えてみましょう、てことだと思うんだけど。
 光速が一定なら、時間と空間は同じということ。
 ならば、アベコベにしてみましょう。
 あれ、時間は流れていない、ような気がしてきた

 我々は、始まりと終わりがあると一息つけるんだけど、その前や後のことを考え始めるとまた落ち着かなくなる。
 一息ついたとこで知らんぷりしてるのが、ユダヤ=キリスト教。
 ビッグバンの考え方は聖書とそっくり。
 所詮人間の考えること。
 自然はそんなにチャチくない。

 この宇宙がなくなったらどうなるのだろうか。
 大丈夫、なくなることはできませんから。
 ただ、同じことを繰り返すだけ・・・。

黄金比 φ は自然を表しているが、ネイピア数 e は人工の匂いがプンプン。
以上、数学は虚数が出てきてから理解不能、化学はダメ、物理は力学100点電気0点の者がのたまいました。

 


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進化論

2023年12月13日 | よしなしごと 

進化論

 人間は、つくづく愚かだと思う。(自分を見ていても)
 物質的に豊かになったことを「進歩」だと思い、環境を破壊している。

 同種同士で意図的に殺し合っている。
 しかも、それが紀元前から何千年も繰り返されている。

ずっと繰り返されている。やられたらやり返す。自分の身内がひどい目に合って黙っているのか。このように、「戦争」はレベルを変えながら正当化されていく。

 「自分だけが楽をしたい」というのは脳のなせる業です。(当ブログでは「脳のクセ」と名づけた)
 「進歩する」ということは、特に西欧のユダヤ=キリスト教の根っこにあり、資本主義はそれを具現する優等生。

  再度確認
   アジア 農村 女性 体 自然 想定外 仏教
   欧 米 都市 男性 脳 人工 想定内 キリスト教

 脳の働きの一つである言語の悪い所は、嘘をつくことができるということ。
 その点、身体はほぼ無理。

 個性を磨け、なんて言うけれど、他人と違うことするのは基本的に不正解。
 非常時には必要かもしれないけれど。(何事も程度ですな)

 そもそも「進化論」というから変なんだよね。
 じゃなくて「変化論」。

 有性生殖やDNAのコピーミスが「進化」なんだろうから。
 「進化」は人間(脳)の思い上がり。

 動物や虫達の方が、よっぽど賢いかもしれない。
 人間は、地球上に害悪をまき散らしながらはびこっている。

 太古の昔から生物は同じことを繰り返し、環境が変われば変化した遺伝子にバトンを渡してきた。
 まずは、今までと同じことをしなければならないのだ。

 今は、小手先のズルを「進歩」と勘違いしている。
 挙句の果てに核兵器を作り、遺伝子まで弄ろうとしている。

 そんなことしていれば、人類は滅ぶでしょう。
 地球は大目に見てくれているけど、そろそろ堪忍袋の緒が切れるね。

 学ぶべきは、縄文人や未開の人達。
 『気流の鳴る音』(真木悠介著)はお勧めです。

忠臣蔵を我々が理解できるということは、ずっと日本はイジメ社会だということだ(吉良の新入りイジメ)。討ち入りと開戦とウンコは似ている。その心は、いずれもスッキリする。江戸庶民は、まだか、まだかと思っていたらしい。開戦については、太宰治「十二月八日」や小林秀雄「三つの放送」を参照。

 

 

 

 

 

 


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なぜ戦争はなくならないのか 補遺

2023年12月07日 | よしなしごと 

太平洋戦争

 前回確認したこと。

 全ての人は同じことをして生きてる。
 全ての人が同じことを欲している。

 だから、ケンカになる?
 いいえ、だから分け合わなければならない。

 家族や恋人だったら、分けるでしょう。
 見知らぬ人や嫌いな人ならば、どうする?

 見知らぬ人や嫌いな人とは、話をすればいい。(「嫌い」は勘違い)
 酒でも飲みながら。

 けどねー、「敵」は四六時中作られてるんだよね。
 スポーツ、ドラマやマンガ、映画・・・。

 応援する側を「作り」(近頃は「推し」などと言うらしい)、主人公だけが脚光を浴びる。
 資本主義の名の下に、わけがわからないまま「競争」をさせられている。

 我々は、知らないうちに「敵」と「味方」を作っていた。
 人種、民族、宗教、格差、・・・。

 今のこの時代、全人類がそこそこの暮らしをしてる。
 未開の人達だって、イヌイットだって、生活は厳しいかもしれないけれど、争うことなく暮らしている。

厳しいからこそ助け合っているという面もあるだろう。実際、地震の時は助け合っていた。余裕があるから争う?現代人の方がよっぽどひどく争っている。

 間違いなく、戦争を起こしている人達はいるでしょう。
 だけど、我々もそれを受け入れている部分があるのではないか。

知らないうちに「敵」が作り出されて対立を煽る。我々は、仲良くする方を選択しなければならないのに、喧嘩する方に傾いてしまう(中北ロを念頭に置いとります)。戦争の「原因」なんてのを穿り出して。これは、差別=イジメも一緒。

 人々とマスコミを見ていると、日本はウクライナとパレスチナという弱い側についた(ように見える)
 我々はどちらかに「つく」のではなく、戦争そのものをやめる(やめさせる)という地平に、そろそろ立たなければならない

戦闘休止の延長はならず、再びガザは戦禍に見舞われた。この時気になったのが、新聞もテレビも「戦闘再開」と言ったこと。「再開」というのは、通常行われていたことがストップした際に使われるのではないか。戦争が通常の状態?いかにも「他人事」という感じですな。
ブギウギを見て。芸能界が戦争反対で動く。それは一つの理想かもしれないが、コロナでは煽っていただけだった。しかも、草薙くん演じる羽鳥さんのカッコいいこと。「THE ジャニーズ」って感じ。そういうことなんだよね。

 


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