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かはたれのジエン

イタチの最後っ屁 ・・・なので、コメントにも屁を垂れるしかできませぬ

農協民営化

2025年05月29日 | よしなしごと 

営農サンバー

 なぜかコメが高騰した。
 凶作だったわけでもないのに。

 その原因が明らかになる前に、農相が辞めた。
 そうたいした発言でもないのに。(国民感情を逆なでするセンスは抜群だが)

何か問題が起こるとワーっと追求される(ある意味イジメ)。大体が女性問題か問題発言。そうじゃなくて、きちんと政策を問うてほしい。コメ高騰と先物取引の話は全く出ない。

 と思っていたら、どこからともなくスルスルと小泉ジュニアが大臣に。
 と同時に、農林中金の負債の問題も騒ぎ始めた。(だいぶ前に発覚してたのに)

 彼は、だいぶ前から農協をつぶすだろうと言われていた。
 昨年の総裁選の時も。

 いきなりコメが5kg2,000円に。
 準備されてなきゃ無理でしょう。

 今回は、目に見える成果を上げてから、敵を攻撃か?
 いずれにしても、ヒーローの一丁上がり。

 親父が郵政民営化で300兆円の郵貯マネーをアメリカに差し出した。
 今度は、子供が150兆円の農協マネーを差し出そうとしている。

 ちょっとわかりやす過ぎやしねぇか。
 いくらなんでも。

 郵政民営化は、結局は郵便貯金の資金をアメリカに差し出しただけだった。
 郵便局は、あまり変わっていない。

 が、農協が狙われるとなると、農林中金の資金だけでは済まない。
 日本の農業そのものが破壊される可能性がある。

 そりゃあ、農協も問題点はあるでしょう。
 日本の農業の問題点もあるでしょう。

 それらが全く議論されずに、「コメを買ったことがない」だけで大きく変わるのか。
 予定通り、マスコミはヨイショ。

 昨今の違和感は、「わかりやすく」なりすぎていること。
 ということは、シナリオがあるということだ。

 コロナ以降、はっきりとした。
 このことについては、今までも書いてきたし、また書くだろう。

 農業の問題は、地方と都市の問題でもある。
 都市部の人達にはわかりにくいかもしれないが、食料がなくなって真っ先に困るのは都市部の人達。

原発問題も同様の構造。都市部の人達が困らないように地方に作っているわけだが。

 営利を求める大土地所有が、自営農民=市民を破壊するのは、歴史が物語る。
 ローマがそうだった。

 効率や合理化を追求すればいいわけではない。
 これが、資本主義の欠陥である。

営農サンバー。都市部の人は知らないかも。サンバーのバンに乗ってたことがあった。いい音出して走ってた。最後のスバル、RR。あのシャーシを使って2シーターのオープンでも作ったらおもしろかっただろうね。

 

 

 

 

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三年寝太郎

2025年05月19日 | よしなしごと 

三年寝太郎

 前回の続き。
 そして、ずっと頭の中でくすぶっていたこと。

大衆は正しい。が、たまに間違える

 集団で生きるヒトは、皆と同じ行動を取るのが「正解」である。
 狩猟・採取の時代から、特に農耕の社会では。

今でも、災害時には大勢でいた方が「安心」という心理が働く。プライバシーのない体育館での「雑魚寝」というのも意味あるんじゃないかと思う。避難生活での孤独死のことを思うと。もちろん、他の解決策はあるんだけど。

 もしも、避難施設の天井が落ちてきたらどうするのだろう。
 最悪全滅である。
 これが、大衆の犯す「間違い」。

「間違い」じゃなくて、「運」だろうと言うかもしれない。が、リスクを分散させなければいけないという意味。本当に怖い「同調圧力」の話はここではしません。

 で、これを修正するのが、「ちょっと変わった人」。
 「三年寝太郎」の話は、実はそういうことなんじゃないかと思っている。

 この「ちょっと変わった人」には色んなタイプがある。
 今の時代の「発達障害」とか「ギフテッド」と言われている人達もそうだろう。

 普段は全く役に立たないけれど、非常事態にはとてつもない能力を発揮するかもしれない。
 (逆もあるだろうけれど)

 話は少しそれるけど、考えてみて下さい。
 農作業するのに、東大に行く頭(CPU HDD メモリ)は必要だろうか。

 身体を動かさないで、七面倒臭いことばかり言って。
 ただ邪魔なだけ。

これは、工場でも一緒。デスクワークとなるとちと違うかも。だから、勘違いしてしまう。

 こんなの、村に一人いれば十分でしょう。
 それを大量生産しようとしているのが、今の時代の誤り

 しかも無理やり作ろうとしているから、子供達も社会もおかしくなる。
 が、今回はそっちの方の話もここまで。

 いわゆる頭のいい人達は「いい子」になることができる。
 身体も動かし、農作業もしっかりするだろう。

 そして、大衆は「突飛」な意見を嫌う。
 それは、「中庸」が正解なんだから当然だろう。

 かくして平時には、特に農耕民族では、「皆と同じ」が好まれる。
 それらのことも大事ではある。

 しかし、時には「三年寝太郎」も必要でしょう。
 今のように、訳のわからない世の中には。

 なかなか理解はされないけれど。
 ねぇ、源内さん。

noteの最初の記事は「57年寝太郎」
「クレタ人は嘘つきだ」で有名なエピメニデスは、57年の眠りから覚めた後、アテナイを疫病から救ったという。もちろん、エピメニデスの足元には遠く及ばないが、還暦を迎える今年まで寝ていたような日々を送ってきた者が、疫病退散を願ってnoteを始めます。

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フツーの世の中

2025年05月10日 | よしなしごと 

ふつうとは

 インドがパキスタンを空爆。
 もう戦争は嫌です。

 裏で何が起こっているのか知らないが、世界の紛争地域がうごめいている。
 戦争を欲している人は一人もいないだろうに。

インドとパキスタン。根っこにあるのは宗教的対立。それを利用して独立を遅らせたのはイギリス。結局、インドは3つに分かれて独立。宗教で殺し合いというのはおかしい。

 話ちと変えて。
 大金持ちになりたいと思っている人はいるのだろうか。

大金持ちとは、1億円を10億、100億にしようとする人達。それを資本家という。フツーはそんなこと思わんよね。それをおかしいとするのは、「資本論」以降出てない。

 世の中をよくする思想は出てこないのか。
 フツーに平和に暮らす世の中。

 マルクスやカントを引っ張り出してこなければならないのか。
 柄谷行人のように、「交換様式D」なんてのを持ち出さなければならないのか。

自分が理解できないだけだけど。もうちっと簡単に言ってもらえんかの~。

 小難しくてありがたい「思想」は、もういい。
 もっと簡単でシンプルな「やり方」。

 そんなもんいらん、ただやることをやるだけ。
 これが正解。

イメージとしては農林水産業、職人さん。昔は周りに一杯いた。高度成長期のサラリーマンも、そのエートスを引き継いでいた。今も、日本の文化に薄っすらと残っている。

 でもね、たまに間違えるんだよね。
 昔の村も、同調圧力は強かっただろう。

 今の時代、マスコミやネットの発達で、その勢いは凄まじい。
 悪い例が、戦争、コロナ。

 皆に合わせれば、こうなる。
 「命」や「安全」を持ち出されると、反対は難しい。

 「格差社会」で分断されているから、大衆は本当の敵に向かわない。
 さらに、ワク信 vs. 反ワク、トランプ vs. 反トランプ・・・。

 もうちょっと本質を考えないと。
 それを提示するのが「思想」なんだろうけど。

 本屋に、あれだけ本が並んでるのにねぇ。

いつの頃から、「法王」が「教皇」に変わったんだろう。
長崎市長が、平和式典にロシアやイスラエルの駐日大使を招待すると発表。これが正解。

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