さぁて、悪の総本山をやっつけますかの。
諸悪の根源は、資本主義でしょう。王侯貴族やキリスト教は隠れ蓑。大衆は物質的な豊かさにのぼせ上がり、自分達が奴隷であることに気づかない。国内の格差や国家間の格差を上手に利用し、芸能スポーツで目くらまし。おまけに、共産主義などの敵を作っておくという念の入れよう。国民国家や民主主義も補完装置である。
なぜ、こんなものがのさばっているのか。それは、人間の「欲」が巧みに利用され、支配者がとてつもない力を持ち、ルールを作っているのは自分達だから。
我々は、まさに羊である。1日8時間、ゴミゴミとした人工空間で文句も言わず働く。毒だらけの食べ物を食べさせられ、病院はいつも満杯。つまらない娯楽でごまかされ、酒で憂さを晴らすしかない。他人を見下し、見下されているのに気づかない。ご主人様の言うことを聞く、大人しい羊である。(英語の使役動詞は家畜文化から。それは奴隷文化も含む)
資本主義のおかしな点
①大金持ち(資本)
ほんの1%の人達が世界の富の約50%を独占している。おかしいでしょ。隠れ蓑が王侯貴族。彼らが富だけじゃなく、国政とメディアを牛耳り、自分達の都合のいいように動かす。戦争や疫病も起こせるんだから。学問も支配されてます。
②石油がタダ
ガソリン100円/l(税抜き)。コンビニで売ってる水より安い。西アジアから輸入してるのに。ガソリン高騰とか言ってるけど。資源がタダというところがミソ。よく考えてみると、米や野菜、魚や木材、鉱物資源、そして人間もタダ。自然のものはタダなんだけど。
③利子がつく
借りたお金に利子がつく。これまたおかしい。単純に10人いたとしましょ。一人が9人に貸して利子を取る。その利子はどこから来るのでしょう。1回目のイス取りゲームで一人脱落します。そしてまた・・・。ということを我々はやらされているのである。
我々が、どうしても頭を切り替えられないのは次のこと。国が資本(経済)を動かしているのではなく、資本(大金持ち)が国を動かしているのです。
資本主義には消費が必要。様々な形で消費を促す。流行を作り、宣伝する。そして、最も大きな消費が戦争と災害だ。
つまり、資本主義である限り戦争はなくならない、ということになる。
だから、世の中はよくならないし、核兵器の問題や環境問題が起こっても適正に対処できない。「欲=利己」で動くから。
これをやっつけるにはどうすればいいのだろう。
なぜ新しい経済システムは出てこないのか?潰された?お眼鏡にかなわないと採用されない?アカデミズムも支配されとります。
現代の文明は滅びるでしょう
いや、滅びなければならない
人間が「欲」に踊らされているということは、大金持ちの人達も操られているということだ。そのことを、当ブログでは「脳のクセ」と言ってきた。たぶん、彼等とて楽しくはないでしょう。お金による幸せは飽きるし、他の人達の苦しむ姿を見て、気持ちいいはずがない。そして、いつ今の座を追われるかビクビクしていなければならない。だから、ジョン・レノンは「狂人」と言ったのかもしれない。
さて、どうしますかの。我々の強みは「多数」であること。本当に民主主義だったら、とっくの昔に変わってるのにね。
画像はリヴァイアサンですが、今の資本主義のイメージに近いため、使用しました。