久々の「消えゆくもの」カテゴリーである。
前の記事で触れたカフェ・ナポレターナ。
クックメッラ(cuccumella)と言うらしい。
テレビ番組でナポリの屋台で出していた。
注ぎ口をひっくり返してお湯を沸かすというのがシュール。
オズの魔法使いの「ブリキの木こり」を思い出す。
映画「鉄道員」にも出てくるらしい。
沸かしている内に豆が蒸されるし、紙のフィルターを通さないのでコーヒーの油分が失われない。
そのため、コーヒー本来の味が出るらしい。
時間はかかる。
ひっくり返す時にお湯がこぼれる。
軍手等をしないと火傷する。
直火式のエスプレッソマシン、マキネッタが開発されて廃れた。
でも、おじいちゃん、おばあちゃんはこれらしい。
初めて飲んだ時、その甘さと酸っぱさに驚いた。
これがコーヒー豆本来の味か。
使っている内に馴染んできたのか、最初の味が出ない。
今は、濃く淹れてお湯で薄めている。
エスプレッソ・アメリカーノだ。
もう、マキネッタには戻れない。
コメの「先物取引」が全くニュースになりませんな。
心配していた前回の画像が検閲されずに、今回の最初のタイトル「ナポリを見て死ね」が禁止ワードになりました。
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