どこか遠くでフッチボル

鹿島サポだが裏の顔は日本代表サポ組織「食う軍」の司令。徒然なるままボソボソと。

<レアル・マドリvsJEF市原>観戦雑記

2004-07-30 | Football
結果は<レアル3-1市原>となりました。
レアルはジダン・ロナウドが欠場、市原では阿部がU-23代表で抜けている状況。
フィニッシュではレアルらしさを出したものの、レアルよりも市原の好調振りが目立った試合だったと感じたぞ。

試合開始前まで降っていた雨で、気温はグッと下がった感じがありましたが、蒸し蒸し感は倍増していました。
気候に慣れている市原の運動量が目立ったのは必然だったかもしれません…しかーっし!ちょっとレアルは走らなさ過ぎなのだ。
選手が動かないので、パスの出所が少なく、また市原の寄せが早いので、レアル中盤はバックパスに逃げるしかなくなった感じ。特にロベカルの裏をつく市原の村井、最高に素晴らしかったぞ。

レアルは、ジダンがいるといないではまったく別のチームに変貌するのだ。
中盤でボールをためるプレーが出来なくなっちゃうんだよね。

ジダンがいる中盤↓
ボールを中盤でキープ・サイドからロベカル、フィーゴ等の攻撃参加を誘う・一気に攻撃モード突入。

ジダン欠場・市原戦の中盤↓
ボールを中盤でキープ…しようとするが市原が詰めてくるので、安全な横パス・そこにも市原の選手・バックパス…攻撃終了。

こんな感じだったかな。
ベッカムはサイドに張ると本当に怖い選手だけれど、中盤の底にいると、普通にいい選手程度。
ボールを持つ・パスの相手を探す・ロングパス
このリズムがあるので、密集したスペースだと打開するのに苦労しちゃうんだよねぇ。

一昨年のトヨタカップ<レアル・マドリvsオリンピア>を最高状態のレアルとすると、今は40%ぐらいの出来かな。
バルサ・バレンシアの出来次第だが、今シーズンも相当苦労すると見ました。
控えの層が薄いのも苦しい感じ。
チャンピオンズリーグ予選から出場の今シーズン、果たして乗り切れるのか???

ハーフタイムには、一人ピッチで体を動かしてくれたジダン。
ちょっと照れながら手を振ったり、ファンサービスをしてくれていたのだ。
やっぱりジダンは最高な選手だ。
一方のロナウド。ジダンがファンサービスでアップしていた時、ベンチ横の椅子に一人座り、携帯を手で隠してコソコソ話していたのだ…。
ジダンを見習え!
※ロナウド、やせていたのはGood!